藤子・F・不二雄トリビュート&原作アンソロジー F THE TRIBUTE Kindle版
藤子プロ (著), 浅野いにお (著), 石黒正数 (著), 小玉ユキ (著), 高橋聖一 (著), とよ田みのる (著), & 11 その他 形式: Kindle版
新発売Fの遺伝子を引き継ぐ人気漫画家たちの饗宴
本コミックスには以下の2大要素が詰まっています!
●Fトリビュート
藤子・F・不二雄に大きな影響を受けた豪華な執筆陣による、色とりどりのトリビュート作品。各漫画家の新たな一面も発見できます!浅野いにお 『ドラえもん』
石黒正数 『エスパー魔美』
今井哲也 『ドラえもん』
奥浩哉 『パーマン』
大童澄瞳 『ドラえもん』
木村風太 『T・Pぼん』
小玉ユキ 『キテレツ大百科』
真造圭伍 『ドラえもん』
高橋聖一 『イヤなイヤなイヤな奴』
高松美咲 『チンプイ』
とよ田みのる 『ポコニャン』
モリタイシ 『パーマン』
山口つばさ 『流血鬼』
山本さほ 『ドラえもん』
吉崎観音 『ドラえもん』
渡辺航 『ドラえもん』
3000円ねぇ…たかくなりましたな。
でも、いい試みで・・・・・・・・・いわば、どこから見ても立派な「二次創作」なわけだが、ここ10~20年ぐらいのあいだに、どこかの出版社の誰かが「出版社が正式に許可を取って『二次創作(スピンオフ)』を商業本で出版するのって、アリだな!」と感づいた。
m-dojo.hatenadiary.com
m-dojo.hatenadiary.com
m-dojo.hatenadiary.com
その結果、まちがいなく物語世界、漫画の世界は芳醇になったのだから、大ヒットでしょう。その結果として藤子トリビュート本も生まれた、と思う。
そして刑事コロンボや古畑任三郎が「犯人役は大スターが演じる」という原則を出したことそれ自体がスペシャルな意味を持つように「出版社が、著名なプロ作家の○○や△△に依頼して、レジェンドXXXのトリビュート本を出した!」というのは、それだけで全員の権威を高めていると思う。
まあ実際、権威あるレジェンドが元になければこういう本は出ないのも事実だ。
ちなみに、今回の執筆者、ほぼ文句とかないんだけど、「Fの遺伝子」を勝手に感じ取る作者ということでいえば
椎名高志
篠原健太
久井諒子
道満晴明
岡崎二郎
……等が入っていれば完璧だったんだけどね。(SF的な短編書いてれば安易に入れていないか、俺)
もちろんページ数の制約も専属契約とか、単純な多忙さもある。これが評判になって第二弾が出ることを待ちましょう。