最新刊の「百姓貴族」買うた。
マンガ家になる前は北海道で七年間、農業に従事していた荒川弘(あらかわひろむ)。今巻も、牛、馬、狐、犬、猫、そして……熊!?など、大型野生動物から可愛いペットまで大賑わい!! 農家の年末や絵入り農産物についてなど爆笑の農業エピソードのほか、荒川弘・編集長・担当イシイが行く、北海道十勝・2泊3日の弾丸取材旅行篇を収録。十勝名所巡り、荒川農園で親父殿と対面、さらに驚きの言霊的展開が…… !? 心の滋養強壮にどうぞ、特濃☆農家エッセイ・コミック第八弾!!
スケットダンスで瞬間的にものを食べきる「キャプ食い」を見せるキャプテンが登場したが、この巻では手元のワインを瞬間で消す編集長、が登場したり、している…。
キャプ食いするジェ、みたいな。
— 困る (@komarux_x) May 17, 2020
🐬恥ずかしいですね(ピリッ)
ジェイドさんどんだけ食うんすか⁉︎結構ボリュームありますけどそれ…ピーナッツ感覚じゃないすか!?ちょ、食べるとこ見せてもらっていいですか…?
🐬え?あ、はい…(シュッ
消えた!!!!! pic.twitter.com/itH5T2vqRF
もちろんこの作品、一冊読めば6つも7つもネタにしたい話は出てくるんだが、ちょっと味わい深い話を。
アニメ化されたことでも人気は分かるわけだが、
そもそも売れてる部数も、とんでもないレベル。とにかく部数的にも超一流といっていいし、テーマがある種の「マジメ」な文脈でも語り得る、つまり即物的に言やあ、公共図書館や学校の図書室に置きやすいマンガでもある。
ただ、ちょっとしょっぱいことに…画像参照。
この際、どこの党かとか、どこの機関紙かとかは詮索しないでおこう(笑)。
というか、「百姓貴族」というものをアンテナにひっかけて、うむ内容的にも面白い、ついてはこの作者に機関紙に出てもらおう、シンポジウムに出席してもらおう、という”政治”の面々は、それだけで日本国のなかではまぁまぁ、なかなかのセンスではないか、とも思うのだ。
まあさすがに令和の世ともなれば、どこぞの元首相(与党にも野党にも、この肩書のアレはいるぞ)とか含めてちゃんと漫画に向き合ってるやつらはいる。
本宮ひろ志と会話をする時に「サザエさん」を持ち出した田中角栄の時代とはちがうのだ(笑)
だから、逆にいえば、ここで注目されるのはむしろ牛さん=荒川弘のほうだ。
なにしろエッセイギャグマンガだから、ここで言う
「こんな一介のマンガ家に何求めてるんですか」
「やめてください」
「あなたの党が望む発言はしないよと思うよ」
「アラカワには政治がわからぬ」
「つーかぶっちゃけめんどい」
…の、どれが本音で、どれがギャグ発言かは分類し難い。
しかし、SNSを観てると、政治的発言もそりゃぁ炎上するけど、この種の「俺はただの漫画家/ミュージシャン/芸人/スポーツ選手だから、政治的なことは言わない」とかいうと、外国ではセレブこそ政治や社会の問題について語るべきとなってるのに!とか「政治的発言はしない、ということ自体が政治だ!!」とか、そういうふうに怒られることもある。
とかく
うきよは
まま
ならぬ。
・・・・・・・・・・・と思った上で、同巻の、こんな情報もメモしたことでした。