お待たせいたしました!
— 木村光一 (@vdxJog5HlRT47XH) October 19, 2023
本日より先行販売を開始いたします!!
10月20日(金)11:00〜
★店頭販売は書泉グランデ2店舗(神保町・秋葉原)のみ!#アントニオ猪木 #格闘家アントニオ猪木 #木村光一 #俺たちの猪木祭り #書泉グランデhttps://t.co/K4TlbCS4ri pic.twitter.com/yUA0KbpqlR
アントニオ猪木はプロレスにおける”特異点”だった!
プロレス界の寵児であり、レジェンドとしてその名を刻んだ伝説の男はなぜその地位を不動のものとしたのか?
時代を越えて歴史に爪痕を残した猪木イズムを解き明かす!”燃える闘魂”アントニオ猪木。その足跡があまりに大きく、かつ色濃すぎるが故に、事実とはかけ離れたファンタジーや伝説の類があたかも事実のように語られ、半ば歴史が〝捏造〟されてしまうリスクをはらんでいる。
本書は、その強さと技術の源流と進化を、猪木自身の言葉で解き明かすことで「アントニオ猪木の強さと格闘技術のリアル」を後世に遺す、前人未踏・空前絶後、完全無欠の”格闘技術論”である。
これこそがいま、この後の世の中に伝えておくべきアントニオ猪木の姿である! プロレス・格闘技界の歴史を努めて冷静に俯瞰し、マニアにありがちな贔屓の引き倒しにならないよう、アントニオ猪木という一レスラーの強さと格闘技術の奥深さを、客観的な事実を交えてより丹念に検証。
格闘家・猪木の実像を追い求め、さまざまな角度から検証を試みて得た結論は、当たり前のことだが、格闘家・猪木はプロレスラー・猪木だということだった。しかし「闘魂戦記~格闘家・猪木の真実」(1996年)執筆時、私は自分の洞察に確信はあってもそれを十分に説明しきれるだけの材料を持ち合わせていなかった。
だが、今回、四半世紀の時を経る間に蓄積された情報や取材結果に基づいて再び執筆作業を進めた結果、霧が晴れるように幻想が消え去り、ついに探し求めていた『格闘家アントニオ猪木─ファイティングアーツを極めた男─』がその本来の姿を現したのである。-木村光一
目次
第1章 猪木の源流 日本プロレス・最強格闘家集団の実態
柔術・アマレス・高専柔道・相撲〜猪木に格闘技を伝授した指導者たち
ゴッチが学んだ格闘技プロレス キャッチ・アズ・キャッチ・キャン
新日本プロレスの原点がカール・ゴッチである理由
発展途上にあった猪木のプロレス・スタイルを補完したレジェンドレスラー第2章 猪木の格闘奥義 禁断の果実〟異種格闘技戦~プロレスと真剣勝負の狭間にある恐怖
〝バーリトゥード王者〟イワン・ゴメスとの邂逅 なぜ両雄は闘わなかったのか
猪木が認めた最強レスラーたち第3章 猪木と格闘技ブーム 〝虚構〟vs.〝現実〟 空前絶後の70年代格闘技ブームの正体
原点は『チャンピオン太』〜梶原一騎とアントニオ猪木の出会い
〈年表〉 梶原一騎vs.アントニオ猪木/第一次格闘技ブームの誕生から終焉まで第4章 猪木、ライバルを語る
絶体絶命からの逆襲~モハメド・アリ
猪木も認めた最強の男〜柔道王ウイリエム・ルスカ
〝熊殺し〟ウイリーを超えた蹴り~ザ・モンスターマン
アルティメット大会に出したかった男~チャック・ウェップナー
なぜ相手の腕を折らねばならなかったのか~アクラム・ペールワン
殺人的スケジュールだった欧州遠征~ローラン・ボック第5章 スパーリング・パートナーが語る猪木の格闘術
検証インタビュー1 佐山聡
検証インタビュー2 藤原喜明
検証インタビュー3 山本小鉄
検証インタビュー4 石澤常光
検証インタビュー5 北沢幹之第6章 プロレスと格闘技
猪木と格闘技とプロレスと猪木が語ったプロレスの定義<写真解析>格闘技術解説
<独占インタビュー>アントニオ猪木かく語りき写真 原悦生
なつかしく、そしておそらくは絶後の論点となる「格闘家としてのアントニオ猪木の力量」に焦点を当てた本。
というのは、よくも悪くもそこからあとの、こういう技量は「競技としての総合格闘技」があり、そこに記録された結果や試合映像によって測られることだ。それは間違いなく進歩であろう。
なにしろ直弟子の高田延彦、鈴木みのる、船木誠勝などがその波に吞み込まれて、残酷な「答え合わせ」がなされた。
しかし、猪木は時代的に…その時代を自分で作ったのだが…まさに虚実皮膜のあわいがあり、その中での「掟破り」や「アクシデント」、あるいは残された周辺の証言や練習映像、そしてプロレス試合の中の細部の動きから、ふすま越しに姿を見るしかない。
自分はそのへんを昔「ガチ多重アリバイ」と称して証言を収集していたのでよくわかるつもりだ。
そういう立場に立って、これまでも貴重な資料を集めていた木村氏(そもそも彼がいないと、猪木vs石澤のスパーなどの映像は記録に残らなかったといわれる)が、一冊の本にまとめたのだから半端なものになりようがない。
しかもそれは今回で完結するのでなく、〝シン・INOKIプロジェクト〟の一環なのだ、という________。
www.youtube.com