「オンラインヘイトスピーチガイドライン」が公開!そして、この二点に大注目! - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「オンラインヘイトスピーチガイドライン」が公開!そして、この二点に大注目!



2023年9月

オンラインヘイトスピーチガイドライン

ネットと人権法研究会
第1 本ガイドラインの目的
昨今では,インターネット上の人権侵害に対する世論の動きも高まり,2021年4月 20日にはプロバイダ責任制限法が改正され,新たな裁判手続も創設された。総務省で は,プラットフォームサービスに関する研究会においてインターネット上の誹謗中傷への 対応の在り方について議論がなされている。同研究会は2022年8月に「プラットフォ ームサービスに関する研究会 第二次とりまとめ」(以下,「第二次とりまとめ」とい う。)を公表した。第二次とりまとめにおいては,主要なプラットフォーム事業者に対し て,誹謗中傷等への対策状況について,ヒアリングシートに基づく任意での回答を求め, モニタリングを行った結果が公表された1が,「依然,透明性・アカウンタビリティの確保 が十分とは言えない」旨が指摘されている2。
このような状況を踏まえ,2022年12月には,研究会の下に開催されるワーキンググ ループとして「誹謗中傷等の違法・有害情報への対策に関するワーキンググループ」(以下, 「WG」という。)が設置された。WG は誹謗中傷等の違法・有害情報への対策に関し,最 近の動向等を踏まえ,専門的な観点から集中的に検討することを目的としたものであり,2 023年9月にはこれまでの議論を踏まえた「今後の検討の方向性」が示されている。しか しながらオンラインヘイトスピーチについてどのような対応をしているのか,また,どのよ
うな基準に基づき削除の判断をしているかについては必ずしも明らかとなっていない。 そこで,主にオンラインヘイトスピーチを対象としてインターネット上の人権侵害を根 絶するための法制度を検討する「ネットと人権法研究会」(以下,「当研究会」という。)3は, プロバイダ向けにオンラインヘイトスピーチの削除の対象となる「オンラインヘイトスピ ーチガイドライン」(以下,「本ガイドライン」という。)をここに公表することとした。
cyberhumanrightslaw.blogspot.com

ざっと読んでみた限りだが、面白いことに気づきました。
それは……面倒なので、いちいち書くより、ツイートを埋め込んでおこう。



まあ、この二点は、そら当たり前の話であってね。
いちおう、この研究会だって、人前に文章をさらすとなれば、そういうような、ごく一部での議論は引っ込めますわな。
このガイドラインを受けて、今まで主張してきた人も、そのへんについてはすーっとフェイドアウトしていくのがいいかと思います。


このへんについては、以前から論じてまいりました。ま、今回の件も、だから予想の範疇っつーか。
m-dojo.hatenadiary.com
が一番端的だけど、ほかにも
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twitterでの日本人論(ヘイトスピーチ?)

ガイドライン見て「こういう場合はどうなの?」という問いが、10も20も思いつく(笑)

このへん、”本職”の反差別運動家より、何倍も「これは差別じゃないの?なんでこれは放置されてるの?(まあ、それを指摘したら、そちらのよって立つ足場が政治的にも論理的にも崩れるけど)」…という例を見つけるのがウマイ、呉智英の流儀をやはり門前の小僧で学んでるんだろうな(笑)

プラトンが「人間とは二本足で歩く動物である」と定義すると、ディオゲネスは「ではニワトリも人間か」と言い返した。それを受けてプラトンが「人間とは二本足で歩く毛のない動物である」と再定義すると、ディオゲネスは羽根をむしり取った雄鶏を携えてきて、「これがプラトンのいうところの人間だ」と言った。その後、プラトンは先の定義にさらに「平たい爪をした」という語句を付け加える羽目になった。これが「プラトンの雄鶏」の名で知られる故事である。
ディオゲネス (犬儒学派) - Wikipedia

しかし、twitterはそういう反語や皮肉の例示、あるいは紹介しての批判が逆に凍結材料とされる例に事欠かないから、やらないよ(笑)
でも、ああ思いつく思いつく……