ハチャメチャ・ハードコアファイトをする存在としてのテリー・ファンクについて - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

ハチャメチャ・ハードコアファイトをする存在としてのテリー・ファンクについて

武藤敬司グレート・ムタのように、テリーファンクが生んだ、もうひとつの別人格………

かの「チェーンソー・チャーリー」の映像もあり。

www.youtube.com

え・・・・・・マテ待て、ひょっとしてチャーリーの使うやつ、日本のレザーフェイスとかと違って本当に刃が入ってんの?だと危険があぶない。

テリー・ファンクの中に眠る別人格「チェーンソー・チャーリー」



テリー・ファンクは、日プロ時代はさておくとして、70年代はともかくアイドル・レスラーだったわけで、そこでの魅力というのはそりゃ凄かったんだろうけど、ぼくのようなひねくれファンにはちょっとうざったく見えた、というのはこの前書いた通り。



問題は、そこから、タガがはずれての、インディーシーンで見せてくれたはちゃめちゃなヒールファイト、エクストリームなハードコア!!!………なんだけど、そこは1990年代の悲しさ、まだまだそういうのが映像でたくさん見られた時代ではないのだよなあ。
いや、市販ビデオから海外とのビデオ交換、あるいはそもそもインディの現場に足を運んでいた人はその限りではないが。



だから、テリーのハチャメチャハードコアファイトは個人的には、紙プロや週プロでの媒体を通し、想像を働かせたものである。
うごくチェーンソー・チャーリーも今回、あらためて初見だ(なんだそれ)


ある意味で小林幸子のように、古さの象徴だったものが意外や新しいものを抵抗なく受けいれ、そことコラボするようにしてむしろ年をとっても最新の流れにいっちょ嚙んでいくのがカコイイ!!!
そんなふうな需要があったのが、ハチャメチャハードコア版のテリー・ファンクだった……

とかけばいいところだが。

実はこっちが元祖…?

そもそも全日の善玉テリーだって、悪役に一線を超えたやられ方を見せて顔面血まみれになったり、絞首刑まがいの絞め技をされて、昭和50年代でも試合中映像がカットされたりしてたのだ。

やられる方の「ハードコア」は十分に見せていたし、そもそも悪役にこれだけ遠慮なく攻めさせて、自分はその悪役の極悪非道ぶりをセルするからこそ、レスラー仲間に尊敬、敬愛されるレジェンドなのではないか……



だが、さらに。


リピート。
流智美さんに聞いた、28年前の東京ドーム「夢の懸け橋」でルー・テーズがハードコアの限りを尽くすテリーを見て「親父そっくりだなあ〜」としみじみ漏らしたというイイ話」


それが「親父さん」ドリー・ファンク・シニアの遺産であったら……

まことに底が丸見えの底なし沼、でございます。