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NHKで配信中の「猪木、パキスタンで引き分ける」話、四角いジャングルにも出てくるが…梶原マジック的にはこうなる

国際報道2022 アントニオ猪木“外交秘話” 少年に与えた夢

10/24(月) 午後11:55-午前0:35
配信期限 :11/1(火) 午前0:35 まで


1日死去したアントニオ猪木。10年前に一人のパキスタンの少年と出会い、面倒を見てきた。ハルーン・アビッドさん。猪木が1970年にパキスタンで戦ったレスリング一族・ペールワン一族の末裔だ。猪木がパキスタンを訪問した際、一族が弟子にしてほしいとお願いしたのだ。ハルーンさんは今、日本体育大学レスリング部の有名選手として活躍する。「燃える闘魂」の精神を引き継ぎパリ五輪出場を目指すハルーンさんの姿を描く。

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2022102407495

この中で、猪木伝説の試合のひとつ
アクラム・ペールワン腕折り試合
 ↓

その後に呼ばれて、親族ジャラからの挑戦を受けてリターンマッチを行う

 ↓
その縁で、アクラムの孫にあたるんだっけかな?今は日体大に所属する子の後見人になる



という大河ドラマが紹介された。アクラムの腕折事件に関しては、多くの新事実も発掘された


がまずは必修だけど、その後のジャラ・ペールワンの挑戦と引き分けについて……梶原一騎が、いかにも梶原一騎的なストーリーにまとめている。

「四角いジャングル」8巻。

ジャラ・ペールワンvsアントニオ猪木・四角いジャングル

うわあ、わるいやつだ。

ジャラ・ペールワンvsアントニオ猪木・四角いジャングル

なんとひきょうみれんな!!

ジャラ・ペールワンvsアントニオ猪木・四角いジャングル
ジャラ・ペールワンvsアントニオ猪木・四角いジャングル

なんとも、話の通じない野蛮国もあったものよ……


と、梶原一騎流の偏見に満ち満ちた?異文化解釈によって、話を説明してしまうんです。しかも、何か一種独特の説得力を持って・・・


梶原一騎はそもそもタイとか香港とかイスラム圏(アラブ圏のほうも、ペルシャ圏のほうも、中央アジアも…)に対して、過度に幻想的というかオリエンタリズムというか、そういう描写をしがちで・・・・・・・・そこに猪木が、実際に行って実際に体験したであろうズンドコ(「1976年の…」参照のこと)と混ざり合い、しかし、ケーフェイも絡むそのやりとりを完全にリアリズムで公にはできないことも関係し・・・・で、なんかすごいことになったんだろうと推察する。



でも、それを力技で、何か無理やりにでも納得させるストーリーにするのだから、もう永遠なれ!!というしかない。
このジャラ・ペールワンvs猪木のストーリーも、ある意味梶原幻想のほうに永遠の命が宿っているかもしれぬ。


そしてこの「四角いジャングル」シリーズが、非常に安い、低価格で売られていることも…知られざる事実!!(なぜか最後に梶原調)

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