キャンペーン · 国会議員による不当な人権侵害を許さず、 森ゆうこ参議院議員の懲罰とさらなる対策の検討を求めます。 · Change.org
ブクマも、ちょっと賛否が分かれてる
b.hatena.ne.jp
これに対して柚木みちよし議員が…
#国家戦略特区 WG原座長代理や内閣府の、#森ゆうこ 参議質問事前漏えい疑惑や弾劾署名活動など国民の #知る権利 代弁する憲法上保障された議員質問権侵害、利益相反疑念等ついて、#北村誠吾 大臣に質疑。政権与党は原氏の国会出席ブロックで国民の知る権利元より原氏自身の釈明機会も奪っている。 pic.twitter.com/zshl9bwkwb
— 柚木みちよし (@yunoki_m) October 23, 2019
いちばん重要なところは、批判的なツイートのほうがまとまってる
【署名活動はとんでもない】森裕子の質問通告騒動。立憲民主党・柚木道義「森ゆうこが質問したことに対して、森ゆう子さん弾劾署名集めを始めるんですよ、原座長代理中心に。さっき見たら3万1981も集まってるんですよ。凄いじゃなくてとんでもないですよ。」 pic.twitter.com/NRErlQZUc0
— Mi2 (@mi2_yes) October 23, 2019
さて、質問通告が遅いとか、事前に外部に…とかの部分も面白いけど、そっちの部分を切り分けて、自分的には非常に面白い、という部分をピックアップしたい。
つまりそれは、タイトルにうたったように
「議員が国会質問した。それがけしからんと、懲罰を求める署名活動を行った。その活動を、議員が国会で『とんでもない』と批判した」……という場合、どれが憲法的にけしからなくて、どれが自由への弾圧、脅威となるのか?である。
というのは、あいちトリエンナーレ騒動の時に「作品の展示への反対は、権力者(どの範囲かも、また重要な論となる)でないならしていい。だが、権力者が反対すると、それだけで弾圧になるのでしてはいけない」という議論があったのだった。
今回、河村たかし名古屋市長や菅義偉官房長官が、展示内容への疑義を表明しつつ、展示や補助金支出に介入する姿勢を示した。もちろん、河村市長や菅官房長官も、個人の立場であれば、展示物を自由に論評する権利を持っている。
しかし、個人の表現の自由は、行政機関としての立場を離れた場所で、個人としての発言であることを明示して行わねばならない。公職としての立場を利用して、特定の芸術表現について介入するのは、憲法上の問題がある。
だから自分は、上の記事のひとつに、ブクマでこう書いた。
柚木道義・衆議院議員の「言論弾圧」に屈するつもりはない – アゴラb.hatena.ne.jpこの辺は木村草太、南野森、大屋雄裕、井上武史氏らに憲法や法哲学の議論をしてほしい
2019/10/25 17:11
これ、憲法論的にはかなり面白そうなテーマだと思うんですけどね。専門誌とかには、いずれか載ることもあるんですかね。
自分が、現憲法の条文に沿っているかどうかではなく、かくあるべしの法哲学的な見地でいうなら「不当な国会質問と思うものへの懲罰を求める署名を集めるのもOK、その動きを国会で批判するのもOK」なのですが。