「なぎなた最強伝説に異議あり! やつには天敵がいる、それは…刺股!!」コメント欄より - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「なぎなた最強伝説に異議あり! やつには天敵がいる、それは…刺股!!」コメント欄より

がんばって記事を書いていると、時々そこから「配当」が生み出される。

というか「なぎなた最強伝説」根強いよな! 例の「MASTERグレープ」もその流れに…過去の例も再確認 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20170501/p1

という昨年の記事にコメントもらって、これが面白いの。手を抜けることもあり(笑)そのまま転載し記事にする

来訪者A 2018/01/16 21:54
MASTERグレープで検索してこちらにおじゃましました

薙刀最強説について
薙刀が最強説は、一度大正時代には完全に廃れた事がある時点で違うと思います、
今の薙刀を復興なさった方が、各流派失伝してしまっていて、日本中巡って免状や技の伝書を見て継ぎ接ぎで無理矢理再現したと仰っておられるのを30年以上前に聞きました。
絵を参考に形だけ再現した技も多いとも。

戦国云々では無く、日本には昔は槍が無くその時代は弓と薙刀が最強とされていました、しかし槍が輸入されて”突く”と言う事が出来る槍に最強の座を奪われ、長巻とともに廃れていってしまいました
実際”刺叉”の前には薙刀なんて簡単に無力化されます、斬るより突く方が圧倒的に早いのですから。

長物の先に刃があると強いイメージですが、刀以上に刃を立てる事が難しくまた重量バランスも扱いづらい物になってしまいます、
相手が薙刀なら当然脛当てをして挑む事になりますが、漫画でよく言う脛打ちは対策を取った脛当てで受けられると隙だらけになります、斬る為には刃を立てて引く必要が有るのですから、そして打つだけなら防具で受ける事は容易ですし、その為の防具ですからね。
また屋内では取り回しに難がありすぎて使い物にはなりません、斬る武器である薙刀は振り回さねばなりませんので周囲や天井に当たってダメなのです。
天然理心流が平突きを多用したのも同じ理由からですよね。

漫画ではその辺りの薙刀の欠点には一切触れませんからね”イメージと違って強い”を薙刀最強にすり替えていますw
現代武術でも薙刀よりも自衛隊銃剣術の方が圧倒的に実践的で強いと思います、あれは頭がおかしいレベルで強いです。
突く・斬る・打つ・組むが全て組み込まれてどれも実践的な繋がりを持った技術です、銃という形状(平たい)から刃を立てる事をミスする事は無いですしw
実戦ならソコに”撃つ”が入ってきますしねw

漫画は薙刀を引っ張り出してくるくせに、銃剣術は無視するんですよねぇ
あと剣道を無駄に貶めて弱くしてる、まぁ競技人口が多いから弱い奴の人数も多いのですが、上位段者はメチャクチャ強いですからねぇ、想像の域を超えた速さですから。
個人的には木刀を持った剣道の四段以上と競技用薙刀では剣道の方が勝つと思います、競技では薙刀でしょうが、アレでは本気で向かってくる剣道四段以上を実際に止める事は出来ないでしょう、逆に剣道側の木刀は相手を容易に戦闘不能に出来ます、
形用薙刀はそうそう有る物では無いですので上記の様に考えます。

まぁアレです薙刀は強いけど、決して最強じゃねぇよとw、

それへの返事

gryphongryphon 2018/01/17 01:17
コメントありがとうございます 刺股が天敵説とか、脛当てで無効にし得るとか知りませんでした
このコメント、そのままもらって記事にしますね(笑)

ちなみに銃剣術ネタをこのブログ、そして拙まとめのtogetterでは何度か扱っています

銃剣道に関し「人殺しの術/時代錯誤/軍事教練」など競技自体の全面否定論も活発。ことしの「国体」銃剣道競技、どうなる?(シミュレーション) - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20170402/p2
学習指導要領に「銃剣道」追加(ではなく「明記」?)〜その反響(暫定版) - Togetter https://togetter.com/li/1095947
「銃剣」という武器や戦法の強さとか歴史に関する雑多な議論 - Togetter https://togetter.com/li/1096734
もうひとつあった。
「戦場最後の格闘技・銃剣術」はいつをもって戦場で滅んだのか?(「ロシアとサンボ」) - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100722/p2