「横山光輝 超絶レアコレクション」に収録されているそうです。
横山光輝生誕80周年記念!
- 作者: 横山光輝
- 出版社/メーカー: 潮出版社
- 発売日: 2015/06/03
- メディア: コミック
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巨匠が30代後半に描いた選りすぐりの7編!
40年の時を経て、今、奇跡の完全復活!!全作品単行本初収録!!
【収録作品】
・長征
・走れメロス
・オレとおまえ
・怪物(モンスター)
・初恋
・城と太陽と名探偵≪梶原一騎・原作≫
・まんが浪人
自分は決して最近ブログさぼってるわけじゃないねんで。togetterまとめ作り作業と一体やねんで。
今回のだって、まとめてなければブログで紹介してたんで、というかブログ書き始めたら「ああ、あっちでまとめておけばいいんだ」と思ったのです。
巨匠・横山光輝の漫画人生…を描いてるのに、ユルくて楽しい!「まんが浪人」とは何か?〜豆腐さんのツイートを中心に - Togetterまとめ https://togetter.com/li/1118458
「まんが浪人」は横山光輝先生が高校卒業後紆余曲折を経て漫画家として独り立ちするまでを描いた自伝。
— 豆腐(横光熱再燃中) (@O_Touhu) 2017年6月7日
高校卒業後銀行員として働く流れは矢口高雄先生の「9で割れ!!」と似たような展開だが、9で割れ!が焦燥感つきまとう青春銀行員話であるのに対して、まんが浪人は と っ て も ユ ル い pic.twitter.com/QMMDGqqNSW
『横山光輝超絶レアコレクション』むかし雑誌で読んだ「まんが浪人」目当てで買った。空前絶後にやる気のない横山先生の漫画家立志伝。なんなんだこれ、すげえな。 pic.twitter.com/ODEQNuG4cE
— 唐沢なをき (@nawokikarasawa) 2017年6月7日
みなもと太郎も指摘していたことをいま思い出しました
以前、
本日、横山光輝生誕80年。書籍「これは孔明の罠だ」とみなもと太郎の横山論紹介。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140618/p2
で紹介していた。
「それにしても横山キャラクターは悩まない。手塚治虫と比べてはいけないんだろうけど…アトム、ブラックジャック、…うっとうしくなるくらい悩みに悩む。/横山漫画にそのうっとうしさは微塵も無く、読者を困らせることも無い」
「負傷した草間少年(ジャイアントロボ)が敵に立ち向かうため、ベッドから半裸の包帯姿で起き上がろうという痛々しい描写は、後年の「エヴァンゲリオン」の少女「綾波」そのままではありませんか!」
「50の坂を目前にした1957年から・・・60の坂を越えるまで10年余りで単行本77巻、控えめに計算して1万5千ページ以上を”描き下ろし”続けたのであった…恐縮だが私(みなもと太郎)が30年連載している某歴史漫画(※世紀の傑作「風雲児たち」のこと)がようやく1万ページ目前」
「昭和41年、「りぼん」で『魔法使いサニー』が始まったときも、(横山は少女漫画も描いていたので)違和感なかった。でも『魔法少女』というのがいかにも新鮮…というか、その後の『萌え系・魔法少女もの』のハシリなんだから、そのスルドイ感性に舌を巻くしかない」
「横山先生の自伝マンガ「まんが浪人」、あらゆる漫画家の自伝に立ち上がる「なんとしても漫画の星をつかむ!」という熱気がまったく無い、ある意味トンデモナイ作品なんです。が、その「徹底した無欲、ノンキさ」こそが、実は横山マンガの魅力と人気の根本」
この飄々とした感じが、「漫画の仙人」と横山氏を私が称するゆえんであります。