本日は記事をかこうと思ってたんだけどなー。
目の前のツイートにほいほいと興味深いのがあったら食いついちゃうから、その結果時間と労力を費やしてしまうのだ。
しかし、両方ともけっこう興味深いものになったと思うよ。
星新一作品が「予言」のようになった話あれこれ - Togetterまとめ https://togetter.com/li/1088320
歴史・神話・民俗調査で、語り手の「空気を読む」「サービス」で混乱する…って話から藤子・F・不二雄のとある短編について【注意:半ネタバレあり】 - Togetterまとめ https://togetter.com/li/1088373
ただ、どっちもいつか記事をかかなきゃなー、と思ってたコンセプトだったんだよな(笑)
ある意味、手を抜いてしまった。
とくに「ニューイヤー星調査行」は、面白いんだけど、あの研究過程の誤解を放置していたら「パラダイムを根本から転換する、一大センセーションの学説」になっちゃうわけで、それをいくら担当者が醒めた感覚の持ち主でも「だれも再調査なんかしないだろうから、老学者の誤解を訂正する必要は無い」とするのはちょっとストーリー上の矛盾に感じるのです。
そして、お話としても、たしかに上のtogetterにあるように「民俗学調査あるある」な話で、それをSF短編のネタにし得ると考えた藤子・F・不二雄氏は慧眼だけども、お話としてはその分、平坦で「落ち」があるようで、実はない…とも感じられないか??
SF短編のなかでも屈指に好きな作品だし「民俗学・人類学調査の風景を、SFを舞台にして再現しました」という点ではやっぱり面白いのだけど、もやもやとしたアンビバレンツな思いが残る作品です。
そんな話をいつか記事で書こうと思ってたのですけど、今回、この機に。