12月は「賞」の季節ですね。募集も発表も含めていろいろ。 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

12月は「賞」の季節ですね。募集も発表も含めていろいろ。

Reading:新語・流行語大賞 「トリプルスリー」と「爆買い」 NHKニュース http://nhk.jp/N4MU4Kce



ことし話題になったことばに贈られる「新語・流行語大賞」が、1日発表され、年間大賞には、▽プロ野球で打率3割、ホームラン30本、そして盗塁30個の達成を指す「トリプルスリー」と、▽海外からの旅行客が日本で大量に買い物をすることを指す「爆買い」の2つのことばが選ばれました。
新語・流行語大賞」は、この1年で話題になったことばから、軽妙な表現で世相をついたものや強い印象を与えたものを7人の審査員が選ぶもので、1日、東京都内でトップテンと大賞が発表されました。

流行語大賞の「トリプルスリー」よりTLでは「トリプルスリーってなに?」が流行っている状況 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/907423


この大賞は、ことしの選定に納得行くかどうかとかじゃなく、構造的にその将来がどうなるかをずっと気にして眺めている。
以下は2013年記事。

【2013】

やはり「検索結果」が今後の最高権威??

(略)…自分は朝のニュースショーはテレビ朝日「グッド!モーニング」でヤフー検索だかtwitterだか、その検索で上にいったトピックから選んで、その検索ワードにつながった事件や人物を紹介している。ついでにコメントも、それに関係したtwitterのコメントを紹介している。

つまり(もちろんそこからさらにテレビ側が選択したとはいえ)、ニュースのチョイスと、それへのコメント…かつて「プロ」がやっていたこの部分を、集合知が侵食したということだ。


そして「検索結果」の持つ権威は、どんどんあがる一方。何度も書いてるけど、この年末の検索結果発表ってのはかなり有無を言わせないものがあるでしょ。
たとえば
「リンダ・ラウジーを取り上げましょう」
「そんなやつは無名だよ」
「いや、有名ですよ。人気ですよ」
こんな論争があるとき、「ヤフーの年間検索ランキングではアスリート部門で4位ですが」といわれたらぐぬぬぬ、である。これに負けないような反論ってのはすごく難しい。


「検索サイトの検索数結果は、一番公平で、中立的で、科学的なんだよ!!それより優れた物差しがあるのか?あるならかかってこいや!!」

と検索サイトがどや顔されたら、果たして何があるか。実際にカネを払う「売り上げ」はまた対抗できるかもしれないが。

 
 
さらに遡って、2007年の記事

【2007】
自由国民社の「現代用語の基礎知識」が流行語大賞候補発表。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20071116/p3


時事, 読書 | 自由国民社の「現代用語の基礎知識」が流行語大賞候補発表。 - 見えない道場本舗 を含むブックマーク 自由国民社の「現代用語の基礎知識」が流行語大賞候補発表。 - 見えない道場本舗 のブックマークコメント
http://www.jiyu.co.jp/singo/
http://www.jiyu.co.jp/singo/nominate2007.html
いちいち、これに対して何が入ってないとか、これが入ってるのはおかしいとか言ってもしょうがない。
ただ、もしもこの大賞が、候補選定時や、もしくは対象選定時にあまりに恣意的だとかピントはずれだというなら、そもそもこの賞の権威にまるごと挑戦するような、新しい賞をどっかでつくってしまえばいいんじゃないか?と思うです。
なんでかっていうと、やっぱこの賞、マスコミに取り上げられる頻度が、そのコストと対応させて考えてもすごく多い。つまり「おいしい」のだ。
そして、今、権威を発する源となっている「現代用語の基礎知識」…というか、現代用語辞典が次々と落城。イミダス・知恵蔵は紙の印刷をストップしてしまった。
だからこそ現代用語の基礎知識、が権威を保てる・・・といいたいところだろうが、そこにもはてなダイアリーのキーワードが紹介されたりということになっている。
ネットの検索ヒット数などを(公式に)参考にしたりして、
「こちらのほうがよっぽど世相、世間を反映している! なんだね自由国民社さんのほうは、ゲラゲラ」と挑発的に、正面から批判する団体があったら面白いなあ、と、これは想像ですけれども、思いました。

実はこんな想像したきっかけは1995年の話。
中森明夫が当時のSPA!中森文化新聞で、「流行語大賞は、オウム関連用語を『流行語に値しない』として候補からすべて外したが、それで1995年が分かるわけがない」と、「ポア」だとか「私はや〜ってない」とかを選定。確かにこっちのほうが、流行語としてはリアルだったのだ(笑)

ついでながら、そこで近年、気になっているのがgoogleやyahoo、Mixiの検索語結果発表。
これは機械的ゆえに、客観性もある意味から保証されているとも言える。
もっとこの結果発表をショーアップし、宣伝してみれば、上の流行語に追いつく権威をもてるかもしれない。
(後略)


そしてちょうど、ことしの候補発表の際には…

【2015】
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20151111/p1
(略)
……この「流行語大賞」は、たかが一会社が中心になった賞であるにもかかわらず、ノミネートの段階でこれだけ話題になる。
ニュースは軒並み項目になるわ、候補の段階でコメントを取られるわ……
星雲賞も、これぐらい話題にしろよ!


賞の「権威とり」「話題とり」では流行語大賞は、太閤秀吉なみの出世物語なのです。
しかし……もはや、これの勧進元が、言葉を選ぶ権威である、という源泉としている「現代用語の基礎知識」が、今使われているかい?
新語、現代用語ってなんだろう、というときに、現代用語の基礎知識イミダスをめくるひとと、検索してウィキペディアを見る人の比率は。
統計を出したら、すごいことになるだろう。ウィキペは、検索結果もいろいろ数字で出るだろうし。
もはや権威は失墜…してもおかしくないのだが、まだなぜか流行語大賞だけは大いに騒がれる。
太閤秀吉になぞらえるなら、「ああ、もう長くないな」「いつまで天下はもつのだろう??」という目で正直見ている。醍醐の花見状態か(笑)


とまぁ、こんなふうに考えています。でも2015年、同大賞はいまなおすべてのメディアが批判も含めて取り上げているわけで、まだまだ権威は健在、でしょう。


ネット流行語大賞」をガジェット通信が主催しているけど。

『ガジェット通信ネット流行語大賞2015』決定! 金賞はW杯で勝利を導いた”五郎丸”に! 銀賞はもちろんあのワード|ガジェット通信 http://getnews.jp/archives/1278255

これはこれで、勧進元がガジェット通信で誰が納得するんだ、という話でもあるんだが(笑)、賞なんてものはだれでもどこでも自由に名乗りを挙げて始めていいものであって、それに権威が付くかは自分次第。「楽市楽座」ならぬ「楽賞楽ランキング」だからね。
がんばってください。


文化庁メディア芸術祭の賞が発表されました(漫画やアニメにも賞を与えている)

以前は12月だったのに、けっこう発表日は動くんだな。自分は20日ぐらいに「2015マンガ10傑」を発表し、早さで勝負だ!!とドヤってたのに、そう早くもなかった。
http://j-mediaarts.jp/
はっきりいって、読みにくいサイトだわ!!!
でも、英語版もあって、そこはエライ。わたしは外国人から、この賞が発表されたね、と言われて気付いたんだから(笑)
ここが一覧
http://festival.j-mediaarts.jp/award


ここって、応募作品のみを審査しているんだって

19回目を迎えた文化庁メディア芸術祭「文化の終わりの始まり=国家による選別」に加担しているのは誰か? http://otapol.jp/2015/12/post-4822.html @otapol_jpさんから


応募は減っているんです。応募がないと選びようがない。作り手の側が勝手にイメージをしているのじゃないかと思っています。今年は『いちえふ 福島第一原子力発電所労働記』が応募してくれば、議論になって面白いなと考えていたんですが、来なかったですね。

このマンガがすごい!このミステリーがすごい!! などの発売日

このマンガがすごい! 2016

このマンガがすごい! 2016

このミステリーがすごい! 2016年版

このミステリーがすごい! 2016年版

数年前は、発売日前に表紙画像でわかってしまったのに(笑)。いまはちゃんと白抜き(笑)
公式サイト。どれぐらいのアクセスが毎日あるんだろう?
http://konomanga.jp/

ことしの「このマンガを読め!」発売日や、週刊文春のミステリーランキングの発売日は後日調査。




12月1日から募集開始、ハッシュタグをつけて推薦作品をツイートするだけ…の「俺マン2015」

#俺マン2015 開催! 集計発表は1月10日、渋谷トリガーにて http://nelja.jp/info/3840



■#俺マン2015について

「俺マンガ大賞」こと「俺マン」は、Twitterユーザーがその年の個人的なベストマンガをハッシュタグ付きで呟いて共有する年末企画。選定基準も参加資格もなし、自分の独断と偏見でこの1年読んだマンガから面白かった作品を選ぶ、超個人的年間ベスト企画として2011年末にスタートし、2015年で5回目を迎えます。2014年には総投票数5765票、総タイトル数1735作が寄せられる企画に成長しました。

2015年は「#俺マン2015」というハッシュタグを使用します。投票対象は2015年1月1日から12月31日までに投票者が読んだ作品。発表年、発売日などは開催サイドでは特に指定しません。

ネット上での優秀記事を投票で決める試み。

【今年ベストの記事は?】ハイパーリンクチャレンジ2015まとめ #HyperlinkChallenge2015 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/907366

ハイパーリンクチャレンジ2015】僕にとって今年1番おもしろかった記事。鳥井弘文 #HyperlinkChallenge2015 #孫まで届け
どうも鳥井(@hirofumi21)です。

先日、「サイボウズ式」の藤村能光さん、「北欧、暮らしの道具店」の長谷川賢人さん、「現代ビジネス」の佐藤慶一さんと4人で、新宿のとある居酒屋へ飲みに行きました。

そこで盛り上がった話題のひとつが「なぜウェブコンテンツには、アワードが存在しないのか?」ということ。

「何かしらの賞が存在して、その章の受賞へ向けて各ウェブメディアが切磋琢磨するような環境が生まれても、いいのではないのか?」という、非常にわかりやすい居酒屋談義が繰り広げられました笑

映画ベストテン(今年は「音楽映画」)

音楽映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ! <音楽映画ベストテン受付中> http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20151031


参加方法
お好きな音楽映画のベストテンを挙げていただきます。
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書式はこちらの記事を参考にしていただけると、とても助かります。
ネット上の投票企画の書き方 - 破壊屋ブログ ネット上の投票企画の書き方 - 破壊屋ブログ
http://hakaiya.hateblo.jp/entry/2015/08/30/213324

この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞

これは2月ぐらいに発表になるのかな?
http://hakaiya.com/darei/subjects/all




なんか書き切れなかったな。「つづく」としておこう。