昨日、「鈴木宗男受刑者がまもなく仮出所する」という報道が流れたが・・・
こういう検索で、当ブログを来訪されたかたがいた。
「徐裕行は、今どこに?」
こっちだって知りたいよ!!
ついこの前、オウム事件の刑事裁判が実質的にすべて終了し、時ならぬオウム事件を振り返る報道が多数あったが、すでに出所したと思われる徐元受刑者?についての報道は、少なくとも自分はほとんど目にしなかった。
まあ、刑期を終えれば一市民であり、報道に答える義務も無いし、そもそも追うこと自体がかなり難しいテーマだろう。
・・・と書いたところで、最後に徐裕行氏のプロフィールでも載せておくか、と検索したら
http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/articles/kouki/20110916-863.html
今週号には、徐裕行氏のインタビューを掲載している。2011 年 9 月 16 日 9:00 AM | カテゴリー: 編集長後記 | by 平井 康嗣 |
タグ:オウム真理教, 刺殺, 動機, 徐裕行, 村井秀夫
編集長後記
今週号には、徐裕行氏のインタビューを掲載している。彼はかつての村井秀夫・オウム真理教(当時)幹部を東京・青山の総本部前で刺殺した人物だ。この刺殺事件は動機と背景をめぐってさまざまな憶測を呼んだ。そもそもオウムには謎が多い。村井氏の死により結果としてオウム関連事件の被害者遺族が望んでいる教団の真相解明にブラックボックスができてしまった。(略)当時のオウムに対する世間の怒りや憎しみ。それを背中に受けた義憤だけで牛刀を握れるのか。彼が墓場まで持っていこうとしているものは間違いなく存在する。だがそれは墓場まで行くだろう。徐氏はロバート・B・パーカーの探偵スペンサーシリーズがもっとも好きな本だという。(平井康嗣)
へえ!あとで読んでみよう。
そして、その元になったのは、このインタビューでも聞き手を務める鈴木邦男氏の、ロフトプラスワンでのトークショーだったという。
http://kunyon.com/shucho/110919.html
出所後の足取りもなんとなくわかる
初めて会ったのは、野村秋介さんの墓前祭です。野村さんを尊敬していて、獄中で本を読んだといいます。山平重樹氏(作家)の紹介で墓前祭に来ました。あっ!オウムの村井さんを刺殺した人か、と驚きました。12年の刑を終えて、出てきたばかりです。
(略)
獄中では12年間に2000冊の本を読破したといいます。水滸伝、三国志が好きで、吉村昭や司馬遼太郎も読んでます。
(略)
事件について、少し触れてくれたのは、8月7日(日)の阿佐ヶ谷ロフトでした。私の「生誕100年祭」を聞きに来てくれたのです。佐川一政さん、金廣志さん、塩見孝也さん、筆坂秀世さん、若松孝二さん、飛松五男さん、北芝健さんなどが出てくれました。凄いメンバーです。
「面白い人たちが出ますから、聞きに来ませんか」と言ったのです。来てくれました。ゲストの皆にも紹介しました。皆、驚いてました。「ぜひ、徐さんにも話してもらったら」「私たちよりも凄い経歴を持ってる人だし」「もう、歴史ですよ。ぜひ話を聞きたい」
(略)
第2部で登壇してもらいました。事件についても、初めて語ってくれました。「いろいろありましたが、自分一人で決断し、やりました」「オウムについては皆、文句ばかり言ってるが誰も行動しない。自分がやるしかないと思いました。一つの問題提起です」と言いました。
…ということを、検索でこっちに来た人に伝えたいのだが、そのすべはない。もう一度このブログを読んでくれることを祈るばかりだ。
追記:徐裕行元受刑者の「ウィキペディア」項目は現在削除されている。
このページは以下にある削除依頼の議論を保存したものです。さらなる議論が必要な場合は当該ページのノートで行ってください。このページは編集しないでください。
議論の結果、削除 に決定しました。
某宗教信者殺害の犯罪者とはいえ私人の実名が上がっているのでこの記事の削除を希望します。ジャスト宣言 2006年5月19日 (金) 07:16 (UTC)
(削除・コメント)緊急案件に出しました。--Seibuabina 2006年5月19日 (金) 12:12 (UTC)
(削除)本人票入れ忘れていました。ジャスト宣言 2006年5月19日 (金) 15:31 (UTC)
(コメント)Wikipedia:削除の方針の例外事項「テロリスト」に該当するのではないでしょうか?--経済準学士 2006年5月21日 (日) 05:43 (UTC)
(コメント)この犯人はテロリストではないと思いますが…。ジャスト宣言 2006年5月22日 (月) 11:59 (UTC)
(対処)緊急削除しました。そもそも定義未満・・・--すぐり 2006年5月25日 (木) 12:02 (UTC)