日沖発、土屋大喜「自分の挑戦はまだ早い」発言に「王者が相手に合わせるの?」と不満だった(ゴン格) - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

日沖発、土屋大喜「自分の挑戦はまだ早い」発言に「王者が相手に合わせるの?」と不満だった(ゴン格)

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GONG(ゴング)格闘技2011年5月号

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そこに日沖発インタビュー、聞き手が「あの事件」に関係無く高島学氏(笑)。時々、質問に対し日沖が「高島さんの意見は?」的な返しをすると、「今回は、私の意見を尋ねるのはNGです(笑)」「私に尋ねるのは×です」となっているのは愉快(笑)。

さて、そんな中で日沖発は、修斗が4月29日に予定する、大箱JCB大会でのビッグマッチ、に期待が集まっているが・・・
この前、こういうことがあったよね。

■土屋はKO勝利も世界王者・日沖への挑戦保留=修斗
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/headlines/20110110-00000027-spnavi-fight.html
 
 セミファイナルでは環太平洋ライト級チャンピオンの土屋大喜が、キング・オブ・ザ・ケージの元王者であるトニー・ハービーを撃破。(略) KO勝ちを課題に掲げ、文句なしの内容でクリアした土屋はこれで世界ライト級王者・日沖発への挑戦を表明するかに思われたが、「今日は本当は勝って挑戦を叩きつけようと思っていましたが、ちょっとあの試合(=昨年末に行われた日沖vs.マルロン・サンドロ戦)を見て正直まだ早いと(苦笑)。みなさんには申し訳ないですが、もうちょっと練習したいと思います」とまさかの挑戦保留宣言。 しかし土屋は現在世界ライト級1位にランクされており、この日も十分な内容で勝利しただけに、日沖の防衛戦の相手がどのように決定なされるか・・・

自分はあれをサムライTVで見ていて「おお、こういう形で日沖vsサンドロを称賛し、そして謙虚に自分との差を認めるとは。まさに日本的美徳、サムライの心意気じゃのう」といたく感服。そういうニュアンスで海外にも伝えたら、海外ファンの多くは賛同や感心をしていたと記憶する。
ところが当の日沖発本人は・・・

まぁ、一応、僕もそれなりに頑張ってチャンピオンになったのですが、挑戦者の都合に合わせないといけないのかっていうのは、少し感じました。
土屋選手がああいう風に思っているのなら、それで良いんです。彼がそう発言するのは。
それとは別の部分で、強くは言えないですけど、チャンピオン側が合わせないといけないのかっていう気持ちは残っています

うーーーーーん!!
そう言われれば正論で、間違っているところは一つも無い!!
 
土屋の挑戦保留発言の中には「あのすばらしい、11日前の試合をこういう形で祝福しよう」という善意というか、日沖への好意も確実にあったと思われる。しかしそれはどうあれ、その結論を受けた日沖が「ムッとした」というか不快感を覚えたのも事実であるし、その怒りは別に理不尽なものではない。

人の思いはこうやってすれ違っていく。世の中は、なんと難しいことよ。
めぞん一刻」や「釣りバカ日誌」並みのすれ違いだな。