亀井静香が経済政策、放言、記者会見開放問題などで賛否おりまぜ話題を振りまいている。
最後にあげた記者会見問題では、記者クラブ加盟社以外のメディアとの懇談も開始したそうで。
http://d.hatena.ne.jp/gatonews/20091001
問)私は、今回、ようやく記者会見に参加できました。初めてということでお伺いしたいのが、今回、私が立ち入ることができたこの記者会見なのですが、主催に関して、これが大臣の主催なのか、あるいは記者クラブの主催なのかはっきりさせていただきたいのと、明日のビールの懇談会は、恐らく大臣主催だと思いますが…。
答)どうぞ来てください。いいですよ。
私は酒が弱いので飲めませんが、ビールでもなめなめ、皆さん方といろいろな話を聞かせていただくというざっくばらんな機会ができた方が、皆さん方との間の意思の疎通がうまくいくのではないかなと思ったものだから、秘書官にお願いしました。ということですので、もう気の向いた方はおいでいただくということでお願いしたいと思います。その場所には、ぜひどなたでも結構ですから。もちろん、暴力団やいろいろな方が寄ってこられても困るけれども、もう一般の方でも構いませんから、どなたでも来てもらえれば。
私は一般者としてもブロガーとしても行くつもりはないが、ちょい興味があるシミュレーションがある。フリージャーナリストの一人として、ここに「魚住昭」が行ったら?というお伽話だ。
もし実績などが参加資格となっても、よもや彼が跳ねられることは無いだろう。
むろん「野中広務 差別と権力」の作者として。
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■魚住昭「野中広務 差別と権力」は結局のところどこまで信頼できるのか
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20081016#p4
おっと、このエントリでは亀井氏の部分は少ないか。
「交渉結果は逐一、権藤さんから報告を受けました.向こう側には野中さんだけでなく(参院自民党幹事長の)村上正邦さんや亀井静香さんもいて、問題を表に出したくなければ住専で妥協しろと言ってきた。」
「亀井さんが入手したそのビデオ」
「ビデオ」なり「問題」の詳細はここ見れ。
http://www.geocities.jp/shiminshinbun_web/uozumi
これが事実、真実であるなら・・・前もいったけど、これは脅したほうも脅されたほうも本来、政治生命が完璧に吹っ飛んで粉みじんになる話(のはず)だ。自公政権の時こそ追及されるべきだったろうけど、今回、もしその公開記者会見で、魚住昭本人なり、「魚住の著書によれば・・・」と追及するだれかなりへの、亀井氏の返答は。
これで認めたら、亀井もおしまいだが自公の幹部もおしまいで、民主側にとっては銀将で飛車を取るようにお得な気がするがね(笑)。
にしても、既に書いている俺が高いところから申し上げるが(笑)、この「差別と権力」は近年、ブログにおいてもかなり話題になっていた。もちろん首相になった麻生太郎に対して、「麻生太郎は、野中広務の被差別部落出身という出自をあげつらった」というトピックを同書から引用してである。
しかし、それ以上に大きい、この暴力団と政治家・・・およびそれを政党間交渉の裏取引の材料にするという大問題を、なーんでこれ読んだブロガーのみんなはさして問題にしなかったのかしら。
知識人で言うと御用学者(2009年10月現在。褒め言葉であることは過去ログ参照)・山口二郎氏も。
「この本を取り上げていた皆さんも、ホンネでは内容を、あんまり信用してなかったんじゃねーの?」との挑発発言を、いろんな人をを視野に入れつつ言わせていただく次第である(笑)。
以上、亀井静香氏の記者会見や懇談が一般の人にも開放されるという話を聞き、思い出したことでありました。