線路巡礼:加古川線の3支線
(この記事はリニューアルのため写真を削除してあります
写真はそれぞれの巡礼記事をご覧ください。礼)
国鉄加古川線からは、3本の支線がひょいひょいと延びていました。
三木線、北条線、鍛冶屋線です。
クイズ:どの写真がどこの終着駅でしょう?
歴史で習った、七支刀という宝剣を、よく連想していました。
(三本しかありませんけど・・・)
何で、こんな形で路線が形成されたのか、よくは分かりませんが、赤字ローカル線廃止の波により、3本のうち2本は第三セクター化、1本は廃止されてしまいました。
当時も廃止路線選択の矛盾とされていたのですが、加古川線の野村駅~谷川駅よりも、鍛冶屋線のうち、野村駅~西脇駅(わずか一駅ですけど)の方が地元としては重要だったと聞きました。事実、西脇駅は沿線でも珍しいみどりの窓口配置駅でした。
だけど、線路名で廃止路線を厳しく選別する方針により、この一駅区間は泣く泣く鍛冶屋線とともに廃止されてしまいました・・・。
写真は、それぞれの終着駅です。83年に巡礼しました。
3支線の路線の途中の車窓風景は、どれも同じ(笑)としか覚えていません。
終着駅線路は、どれも味わいがありました。
あれからずいぶんたちます。第3セクター化された駅の構内線路は、たぶん不細工な列車検車区・倉庫に化けているのではないでしょうか?行っていないので分かりません。
3駅の中では、廃止になった鍛冶屋駅の線路風景が一番好きでした。
(蛇足ですが、徳島の鍛冶屋原線とよく間違えました。こちらは、当時すでに廃止でしたけど)