交通博物館はこうあるべきだ!前編?(どうして線路をつなげてくれないの?)
神田の交通博物館。
小学生の頃、鉄道好きの私は父親に何度も連れて行ってもらったところです・・・。
その交通博物館が閉館されて、大宮に移転するそうです。
私は相変わらず鉄道好きなんですけど(笑)、交通博物館には何故かいまいち関心が湧きません。
昔の遺構も公開されているとかで、世間では廃止前ブームが盛り上がっているみたいなんですけど、何故か私は盛り上がりません。
どういうわけか、入場料を払ってまで行きたいとも思わないのです。
神田の交通博物館に私が興味が湧かない最大の理由は、これが鉄道とつながっていないことです!
交通博物館の車両展示用のレールが、国鉄(JR)線とつながっていないなんて、変じゃありませんか?
世界の主な交通博物館は、その国の鉄道の沿線にあり、鉄道とレールがつながっているのが主流だと思います。あくまでも私の調査によると、ですけど(笑)。
日本でも、京都の梅小路博物館は、ちゃんとレールがJRとつながっています。
これが、鉄道博物館の当然の姿、なのではないでしょうか?
博物館の大宮移転にあたり、大船の鎌倉車両工場にあった昔の寝台車を、ここに移転して展示することになったそうです。
その、移動の手段が情けない。
トラックにひかれているんです(神奈川新聞HPの写真です)。
どうして鉄道輸送しないのでしょう?
せめて、寝台車に敬意を表して、逆向きで運びなさい(笑)。
鎌倉車両工場から大宮駅に隣接する大宮工場まで、どうして鉄道輸送しないのでしょう?
JRが自ら鉄道輸送を否定しているのです。
これでは、鉄道貨物が衰退してもしかたない。
もう、鉄道の誇り、というものが微塵も感じられません(泣)。
そんな訳で、線路好きの私としては、神田の交通博物館も、そして大宮にできるらしい、線路から隔絶された博物館にも、興味が湧かないのです(悲)。
ついでですが、昨年秋に鎌倉車両工場の一般開放に行っています。
同工場は今春閉鎖なので、これが最期でした。
大宮に、恥ずかしく陸送された寝台車もありました。
写真を整理していたら、あこがれ?の湘南電車とスカ線電車のツーショットが出てきました。
悲しい、電車の墓場もありました。
いっそのこと、ここを新しい鉄道博物館にしてくれたら良かったのに!
そうしたら、私は無常の愛を感じたことでしょう(笑)
たくさん、神田の交通博物館の悪口を書いてしまいました。
でも今日の昼間、神田に行って、中央線の車窓から、すばらしい光景を見てしまったのです!
これまでの失態?を取り返せるほどの、素晴らしい線路!
続きは次の記事ですぅ!