旧東海道お散歩の旅、第4弾(神奈川新町~横浜、歴史の道を歩きます) - 線路巡礼2
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旧東海道お散歩の旅、第4弾(神奈川新町~横浜、歴史の道を歩きます)

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旧東海道、横浜駅の手前まで歩いた翌日、さらに続きを歩きたくなってしまいました。
やっぱり、湘南電車を見ることができなかったからでしょうか?

強い風の日でしたが、どうしても行きたくなりました。
だって、湘南電車は今週で東海道から引退してしまいます。
行かなくちゃ。

でも、奥さんが昨日の疲れがとれないよー、というので、チョットだけ歩くことにします。

東急東白楽駅から京急神奈川新町駅まで歩きます。
ここは、会社の昼休みの私の定番コースです。
少し遠回りして、大好きな菜の花の場所に立ち寄ってみます。

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いつもの(笑)、横浜12:25発の上り湘南電車を見ることができました。
これまでも、何度もこの場所で見てきたけど、奥さんと一緒に撮影大会をする?というのも不思議なものです。これでまた湘南電車の思い出追加!。
浦島踏切を渡り、京急神奈川新町駅にでます。
昨日の終着点にもどってきました。

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300mくらい先に、国道15号線の28キロポスト発見。
わざわざ、下り車線側に横断歩道を渡って大迂回して、下りキロポストの写真撮影、我ながら凝り性です(やっぱり、日本橋「から」何キロ、という表示が楽しみです。上り車線では、日本橋「まで」何キロの表示なんです)

さて、この辺りは神奈川宿で賑わった区間で、横浜市神奈川区が「神奈川宿歴史の道」として整備してくれています。実にありがたいです。
歴史の道の沿道には、昔の宿場町の寺院や遺構がよく残り、案内も完璧に整備されています。

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今日の旧東海道散歩は、この歴史の道区間とします。

でも、ここで問題発生。
旧東海道は、やっぱり国道15号線なのです。
15号線と京急(陸側)とに挟まれた細い道が、歴史の道なのです。
大きな宿場だったようで、寺院や宿場設備は旧街道から一歩離れた裏道にあったらしいです。
この裏道を結ぶのが、歴史の道。

歴史的趣味に加えて、お散歩にも適しているのは、歴史の道。
旧東海道に忠実に歩くのなら、無味乾燥、オマケに頭上に高速も走る国道15号線。

う~~~ん、どっちの道を歩きましょう???

結局、歴史の道を歩きながら、並行する15号線にもお邪魔して歩き続ける、酔ってもないのに千鳥足歩行となりました。

左に高島貨物線の東高島貨物駅が見えるあたりで、「滝の川」に架かる橋をわたります。
ここも昼の散歩で何気なく歩いてますが、調べると、ここが神奈川宿の中心でした。
今では何でもない小さな橋ですが、これが「神奈川」の中心だったのです。
いまや県名にまでなった「神奈川」発祥の地は、ここなのではないでしょうか?
とすると、この「滝の川」こそが神奈川県の母なる川?、無名だけど、本当は多摩川や相模川よりエライのかな。

この橋を渡ってしばらく歩くと、旧東海道は国道15号線から別れ、右側に分岐して、しばらく宮前商店街となります。
この先、この国道に合流することはありませんでした。
サヨウナラ、国道15号線。日本橋からここまで付き合ってくれて有難う。

すぐに「青木橋」です。
京急神奈川駅の脇を通り、東海道線、横須賀線、京浜東北線、そして京急が走る掘割を越えます。
青木橋の区間は、旧東海道の下を掘って鉄道が開通したのですね。
鉄道の掘割の両側に、旧東海道がはっきり残ります。
これって、鉄道廃線跡の探索と同じで、結構面白いです。

青木橋は国道1号線でもあります。
旧東海道は、ついに国道1号線と遭遇!
でも、青木橋の上だけ。おまけに、京都に向かっての下り上りの向きが逆です。

青木橋から、すぐに小路に入ります。
ちょっとした登り道。
江戸時代、この道の左手は、もう断崖の海だったらしいです。
今でもこの小路とすぐ下の横浜駅あたりでは、かなりの高低差があります。
この小路からの海の眺めは良かったようで、茶店があって、今でも残るとか?
ここから見える横浜駅一帯は、当時ぜーんぶ海でした。

上台橋に着きます。

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この上台橋、橋といっても、下は広い道路です。
ここも、旧東海道の下に道路を作るために掘割としてしまい、旧東海道には鉄の橋が架けられました。
道の上の橋。
高速道路や、立体交差ではありません。
日本ではちょっと珍しい光景です。

神奈川新町から上台橋までが、神奈川宿歴史の道です。
約4キロくらいの旧東海道の旅、とっても楽しいですよ。
沿道には、亀のモニュメントがずっとありました。
たぶん、起点の神奈川新町が「浦島」という知名なので、その辺を意識しているようです。

ここから横浜駅まで歩いて、ご帰還です。
お疲れ様。

ところで、今回、短い距離ながらも、二日続けて歩いてみました。
昔の旅人は、日本橋を朝旅立つと、1日中歩いて保土ヶ谷か戸塚あたりまで歩いたとか。40キロくらい。
でも、エライのはそれを何日も続けて歩き通すところですね。
宿代が高いから、少しでも日程は短いほうがいいわけです。

10年以上前ですが、夫婦で新宿から青梅まで44キロを歩く大会に参加したことがあり、一応時間内に走破できたので、足には自身があったのですが・・・。
もっと、鍛えなきゃ、ダメですねぇ。

言うまでもなく、1日に何十キロ歩くことよりも、それを毎日続ける方が大変です。
やっぱり、休みなく京都まで歩き続けた昔の人はスゴイです。

旧東海道散歩の旅。
私が思いつきで始めたのですが、奥さんも乗り気になってきました。
私は、旧東海道にそんなに忠実に歩かなくたっていいかな?と思っているのですが、奥さんの方が「ちゃんと旧道の上を歩かないとダメ」と言い出だしました。
もう、この先の「宿」の心配も始めてます。
つまり、小田原くらいまでなら、日帰りで行ってこれますが、その先はどこに泊まるの?と、もう心配しています(笑)

お互いに凝り性なので、この先果たしてどうなるでしょうか?
京都三条大橋に着くのは、いったい何時になるでしょう??

とりあえず、今回は湘南電車にも会えたので、すっきりです(笑)。

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コメント

No title

東海道の旅、本格的になってきましたね。今日は東京駅PM6時13分の113系で座って帰ろうとしたのですが、人身事故で50分発車が遅れました。その間、動いていない電車のなかで寝てしまいました。

No title

奥様も楽しまれているとのことで安心しました(^^;。今後が楽しみですねー、箱根をどー越えるのか、大井川は渡し舟かな って勝手に想像しています。それに旅籠も悩みどころですね、東横インは尾張まで無いし(笑)。

No title

mikanさん。今日も湘南電車サヨナラ乗車ですね(笑)。藤沢駅のkiosk見ました?

No title

ガンモさん。この途中に東横インがたくさんあって面白かったです。川崎(第3号店)なんて、怪しすぎます(笑)。今度、また東横イン記事書きますね。

No title

1日に10km以上も歩くなんて、奥様ともども大変なご健脚でですね。中学の時に10km歩いたことがあるのですが、くたくたに疲れた記憶があります。今はもう歩けそうにないです。旧街道散策は楽しいですね。私は車で行って、おいしいところだけいただきですが…(笑)。

No title

かめこくさん。やっぱり足が基本ですよ!東海道を散歩するといっても、旧街道が残っている場所は少ないのが難点です。キロポスト捜しは楽しいですね。

No title

<a href="http://chizumado.jp/view/391871/" target="_blank" ><img alt="王貞治記念グランド" title="王貞治記念グランド" src="http://chizumado.jp/mado/391871/image.jpg" border="1" /></a>
もっと詳しく見てみようと地図帳を検索していたら
王貞治記念グランドと言うのを見つけてしまいました。

No title

tmisatoさん。巨人の星以外の野球のことはよく分かりません(?)
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