Lotus Life
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『三体』(劉慈欣)

中国発のSF小説

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何年か前に随分話題になって
今でも人気

ドラマ化もされていて
原作とはちょっと違うところもあるが
Amazonプライムで見ることができる
もちろん字幕付き

小説は
科学的・物理的なことがたくさん出てきて
私には
「なんのこっちゃ?」なんだけれど

私の大好きなSF『星を継ぐもの』3部作も
わからなくても諦めずに読んでいて
途中から夢中になってきたという経験があるので
我慢して読んでいた。

で、やっぱり
しだいに伏線がつながってきて
今、どんどん面白くなってきている。
買ってよかった〜😊

ただし
複雑なのでメモ必須

それと
中国語の名前もわからなくなるので
中国語で覚えるのはやめて
日本語読みで😀

例えば
中心人物の汪淼は
ワンミャオだけど
頭の中では「おうさん」

葉文潔は
イエウェンジエだけど
「ようぶんけつ」

こうした方が覚えやすい。

というわけで
第一部ももうあと4分の1

第二部は
もっと面白いというウワサ

とても楽しみ😊
どうなるかドキドキ


# by lotuschar | 2024-11-12 23:21 | 読書 | Comments(0)

Autumn reading promotion month. 予習

来週の英語レッスンの予習

“Let’s have time to calmly focus on books”

It is hoped that people will visit bookstores and enjoy an unexpected encounter with a book.
私が本屋に行く楽しみの一つがまさにこの文
書店に並ぶ本たちを見ながら
予期せぬ一冊を手に取ることだ。

According to a survey conducted by the Cultural Affairs Agency in fiscal 2023, more than 60% of all respondents who were asked how many books they read in a month answered that they “do not read” any books.
月に一冊も読まない人が6割を超えるというのは驚きだ。

書店の数も減っていて
More than a quarter of municipalities do not have a single bookstore in the community.
地域に書店が一つもない自治体は4分の1を超えた。

In recent years, unique bookstores have been increasing in various locations, such as bookshops with art galleries or cafes built on the same premises.
時々こういった書店が話題になる。

書店の課題は、
・the low profits of bookstores as a percentage of sales
・severe competition with online bookstores
ということで
私も最近まで
Amazonをよく利用していた。
だって翌日には届けられるし、
送料も無料

でもこの頃は
書店で実際に選ぶようになった。
理由は、情報として持っていなかった本との出会いがあるから。
そして
実際に表紙を見る楽しみがあるから。
手触りも結構大事

この英文記事の締めくくりの文は
The ministry sees books as important for acquiring knowledge, pointing out that if their distribution were to stagnate, it could affect the nation’s very foundation and international competitiveness.
(ここで言うministryは、経産省)
知識を得るための本の流通が滞れば、国の基礎や国際競争力に影響を及ぼしかねない、と言う文になっている。



# by lotuschar | 2024-11-11 00:29 | 英語 | Comments(0)

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆)

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆)_d0369348_23105271.jpeg

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆)_d0369348_23110881.jpeg

書評家の三宅香帆さんの新書

「働きながら本を読める社会」をつくりたい
それを実現するには
という本だが
明治時代の読書についてから始まる。

大正
昭和の戦前・戦中
1950〜60年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代

と、
当時の社会状況と本のベストセラーを見ながら、
読書の傾向を探っていく。

🔸教養とは、本質的には、自分から離れたところにあるものに触れること

🔸他者の文脈に触れることはいくらでもある。大切なのは、他社の文脈をシャットアウトしないこと。ノイズをあえて受け入れる。

🔸全身全霊より、半身社会こそ新しい生き方

🔸疲れたら休むために、元気が出たらもう一度歩き出すために、他人のケアをできる余裕を残しておくために、仕事以外の自分自身の人生をちゃんと考えられるように、他人の言葉を読む余裕を持てるように、私たちはいつだって半身を残しておくべきではないだろうか

🔸本の中には、私たちが欲望していることを知らない知が存在している

🔸自分から遠く離れた文脈に触れること、それが読書



# by lotuschar | 2024-11-10 23:09 | 読書 | Comments(0)

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