ロンドン気ままなシングルライフ

アイスランド旅行の続き。
参加したツアー「冬季バスツアー2日間|氷の洞窟と氷河湖 - 南海岸（ホテル泊）」の2日目は、このツアーの目玉である氷河の洞窟と氷河湖。

朝8：20に宿を出発。
ジャジャぶりの雨。
約20分車で移動し洞窟ツアーの発着所となるヨークルスアゥルロゥン氷河湖 (Jokulsarlon Glacier Lagoon) の駐車場へ。
氷の洞窟へは、氷河ガイドと行かなきゃだめなので、ここでガイドさんのスーパージープへ移動。

スーパージープとガイドさん
多分だが、3年前と同じガイドさん。
いっぱいガイドさんがいる中でこんな偶然あろうか？

3年前は氷河湖から西側へ行って、ジープで氷河の上を走り、そこで降りて氷河の上を歩いたが、今回は東側に行き、氷河の上を走らず車を停車。
洞窟内はヘルメット着用義務なので、ヘルメットを渡されました。
前回はヘルメットに加えアイゼンも貸してくれたが今回はなし。
ということは氷の上を歩かないということだ。
車を止めたところから約30分徒歩で氷河へ向かいました。

ありがたいことに、雨は小雨になったが、道中いくつもの小川を超えなければいけなかった。






そして見えてきた氷河「ヴァトナヨークトル氷河 (Vatnajökull glacier)」
ヨーロッパ最大の氷河で、兵庫県と同じ面積だそうです。
いかにデカいかが想像できる。
この氷河を含めたヴァトナヨークトル国立公園 (Vatnajökull National Park) はユネスコの世界自然遺産に登録されています。

洞窟へ到着。
私達のツアーが一番ノリ〜

洞窟の入り口。（これは洞窟出たあと撮りました。)
上に氷河トレッキングの人達が歩いてるのが見えるだろう。
命綱つないで登っていってましたよ。


こちらが氷の洞窟。
ガイドさん曰く雨のあとの方が氷の洞窟はきれいなんだそうです。
なぜなら、雪が溶けて太陽の光が入りやすくなるから。
確かに3年前は、洞窟が暗くて（当たり前だが）、氷かどうかよくわからず、入り口あたりしか青さがわからなかった。
ちなみに3年前の記事はこちら
今回は、氷がかなり溶けていて、天井部分も薄いので、太陽の光がよく入り、中が暗くなく、氷の青さが際立っていた。

ビデオの方がキレイです。（色補正してます）

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360度カメラで。

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穴の前で写真撮ってもらった。


洞窟でたら雨は止み、晴れ間も出てきました。

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いやいや、本当にキレイでした。
氷河の上を歩けなかったのは残念だけど、洞窟は大満足。

そして氷河湖の駐車場へ戻ったのは約3時間後。
ここでヨークルスアゥルロゥン氷河湖 (Jokulsarlon Glacier Lagoon) 自由散策と昼食休憩。
この氷河湖は、氷河から流れて来た氷が溶けて湖になっていて、ゴロゴロ氷山が浮いていて、まるで南極のような光景なのですが、前日の強風のため、氷山が湖の奥の方に吹き飛ばされたそうで、ほとんどなかった。

ちょこっと氷山が浮いてる


あの氷河から流れてきます。
朝の天気が嘘のように晴れました。
氷山がなくても美しいですけどね。

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この後、本当だったらダイアモンドビーチに行く予定だったんですが、こちらも同様、前日の強風と雨で氷がなくなったそうです。
だからただのブラックビーチになっていると。
本来なら黒い砂浜に無数の氷河の氷が転がっていて、ダイアモンドのように光り輝いているところなんですが。。。
なのでビーチには行かずに、ここを立ち去りました。
3年前は、この氷河湖、氷の洞窟ツアーを弾丸日帰りで行ったので、ダイアモンドビーチと氷河湖の滞在時間がめちゃくちゃ短く、今回はじっくり見れると期待してたのに。。。

なので、ガイドさんが、予定にないところにいくつか止まってくれるとのことでした。
天気がよくて車窓からは絶景が見れてよかったですよ。

草原にポツポツ見えるのはトナカイ
元々アイスランドには、ホッキョクギツネしか動物はいなかったそうで、トナカイはラップランドから家畜として連れてこられたそう。
でも、フェンスを乗り越えたり管理するのが大変になって、もう家畜にするのはやめたそうです。
だから、アイスランドにいるトナカイは全部野生化したトナカイなんだって。




アイスランド最高峰のクヴァンナダルス・フニュークル (Hvannadalshnúkur) 標高2,106メートル。
火山です。



最初に立ち寄ったのが、Hofという小さな集落にある教会。

屋根は苔でできている。

次は氷河がよく見渡せて、橋のモニュメントがあるところ。

ここからも最高峰のクヴァンナダルス・フニュークル (Hvannadalshnúkur) が見える。


雲がかかってどれだかわからん




こちらがモニュメントのSkeiðará Bridge Monument
火山の噴火によって引き起こされた氷河洪水で破壊された橋の残骸なんだって。

次はFoss a Siduという滝。

どちらの滝にも虹がかかってるのが見えるかな？

次はキルキュバイヤルクロイストゥル (Fjaðrárgljúfur) という渓谷。
3箇所のビューポイントがあるんだけど、1箇所は閉鎖されてた。





右側の岩に穴が開いてるの分かるかな？


穴をバックに撮った。

その後はずーっと荒野を進む。



ミールダルスヨークトル氷河 (Mýrdalsjökull)
カトラ火山 (アイスランドで最も危険な火山の一つ) の全体を覆っている氷河。

そして荒野を抜けてやっと到着した町ヴィーク (Vik)。
まずこの町の高台の教会へ。

Vik i Myrdal Church

その後、町のサービスエリアみたいなところで休憩。

スーパー、お土産屋、レストラン、アイスランドのニット屋などが入っている。


目の前はブラックサンドビーチ


レイニスドランガル (Reynisdrangar) の岩柱群が見える。

45分の休憩が終わり、レイキャビックまで一気に走行しました。
その間の車窓も素晴らしかった。


こちらもミールダルスヨークトル氷河 (Mýrdalsjökull)


ミールダルスヨークトル氷河のすぐ隣にあるエイヤフィヤトラヨークトル氷河 (Eyjafjallajökull)
この氷河の下も火山です。
この火山は2010年に噴火し、ヨーロッパ全域へのフライトが中止され大混乱をもたらしたので、記憶している人もいるだろう。


地熱発電所からの煙（湯気）
レイキャビック近くになると、北アメリカとユーラシアの大陸プレートの割れ目があるので、地熱活動が盛んなところ。
ゴールデンサークルも近いです。

そして20時前にレイキャビックに到着しました。

おまけ動画

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ツアー1日目は雨だったし、氷河湖の氷山もダイアモンドビーチの氷もなく、少しがっかりだったけど、氷の洞窟は本当に綺麗で行ってよかった。

続く。。。

アイスランド旅行全記事：
アイスランド旅行〜南海岸ツアー前半 (滝、黒い砂浜 etc)
アイスランド旅行〜レイキャビックとスカイラグーン