社内表彰の「UNLOCK AWARD 2023」を発表。
過去最多の8人が受賞しました
こんにちは、PRの宮崎です。
組織が大きくなるにつれて、会社のコアバリューや行動指針を策定したり、評価基準を設けたり、さまざまな研修を実施するなど、まさに「成長痛」を伴いながら会社は拡張していくものです。
制度設計の一つに社内表彰を設けることが挙げられます。
ロフトワークでは、働き方のデザインとして「社内の人間から評価される」機会を大切に考えていて、これまで様々な賞賛イベントを実施してきました。
例えば、半期に一度「この人に褒められたい!」という5名を指定して、ポジティブフィードバックをもらう「360°レビュー」や、直近1年のプロジェクトから「これはクリエイティブだった!」と思うものを褒め合う「ロフトワークのクリエイティブってなんだ?を考える会(通称、NANDA会)などが、それにあたります。
そして、最も古くからあるのが2009年から続く「社長賞」です。その年度の会社のテーマを踏まえてメンバーが選ばれます。「社内の人間から評価される」制度としては最もビッグイベントであり、大勢のメンバーの前で発表されるのは、やはりうれしいものがあります。
そして先日、2022年度の受賞者の発表が行われ、過去最多の8名が受賞しました!
「社長賞」改め「UNLOCK AWARD」に込められた意味
実は今年から、「社長賞」改め「UNLOCK AWARD」という名称に変わりました。
現在ロフトワークで働くメンバーは140人を超え、代表取締役社長の諏訪だけでは組織の中で起きていることを把握するのが難しくなってきました。
今回の受賞者の選定には、諏訪と取締役 COOである寺井の他に、岩沢エリ、ケルシー・スチュワート、山田麗音といった三人のエグゼクティブメンバーが参加しました。
複数の視点によって選出し、また常識にとらわれず未来の可能性をひらいていくというロフトワークの考え方を示した「Unlock Potential」になぞらえて、「UNLOCK AWARD」に改名することになりました。
2022年度の総評と受賞者への期待
今回は、新しい選定基準のもと、多くの候補者の成果や貢献について慎重に検討しました。140人以上のメンバーの中から、わずか6%である8名を選ぶのは非常に難しい決定でしたが、選定基準として「個人」「組織」「事業」「社会」「表現」のいずれかの領域の可能性を「Unlock」したことを重視し選出しました。
選ばれた8名の受賞理由を振り返ってみると、ひとつの共通点がありました。それは「ロフトワークという機会を活用しながら自ら道を切り拓き、また惜しみなく分け与えている」ということです。
ロフトワークでは、ここ数年、プロジェクト運営の仕組みの更新やキャリアパスの整備、ウェルビーイングな働き方を支援するための制度など、様々なアップデートをしてきました。これらはとても重要ですが、あくまでマイナスをゼロに限りなく近づけることであって、未来を作るためには不十分です。
しかし、今回選ばれたメンバーは、既存の仕組みや組織の枠組みにとらわれず、また誰かから機会を与えられるのを待つのでもなく、自らの手で新しい道を切り拓いてきました。その道は、ロフトワーク全体が新たな進化を遂げるための重要なきっかけとなっています。
未来を切り拓くことは、既存の制度には用意されていないものを自ら開拓する人たちです。そして、その成果を惜しみなく仲間と共有することができる人こそが、1から10を実現することができるのだと思います。
受賞された8名のメンバーの皆さん、おめでとうございます!本当に素晴らしい活躍でした!
取締役 COO 寺井翔茉
2022年度の受賞者
受賞した8名のメンバーはこちら!
橋本 明音
株式会社ロフトワーク
クリエイティブディレクター
「UNLOCK AWARD」の副賞は?
毎年副賞は変わりますが、今年はこちら。
国内外のFabCafe拠点に行くための旅費を最大30万円までサポート!そして、1週間の有給を付与!
もしくは、何でも好きなもの15万円分買うことができます!
FabCafeへの旅費サポートはこれまでにもありましたが、昨今の円安事情によりベースアップ。
FabCafeを拠点に、各国のクリエイターと交流しながら旅を満喫して、次なるプロジェクトの英気を養ってきてください。思い切って日本から飛行機で12時間近くかかる、フランスやメキシコに行くのもいいし、渋谷からバスで2時間くらいで行けちゃう山梨県富士吉田市でゆっくり滞在するのもいいですね〜
何でも好きなもの買っていいことになっているので、「アートを買う!」と決めているメンバーもいるようです。
<おまけ> 褒め合う文化を醸成する Hey Taco! 活用術
「UNLOCK AWARD」や「360°レビュー」など、ロフトワークは、これまで褒め合う文化の醸成に力を入れてきました。
メンバー同士がお互いの行動を承認し合い、感謝の気持ちをやり取りする機会が増えることで、「良い行動をしよう」という考えが芽生え、またそれを評価していこうというポジティブな風土や環境が育まれています。
今期から導入した、Slackのピアボーナスサービス「Hey Taco!」も、褒め合う文化の醸成に一役買っています。「Hey Taco!」は、メンバー同士で感謝の気持ちを込めてSlack上で「タコス」を送り合うサービスです。ピアボーナスとは、メンバー同士がお互いに仕事の成果や貢献に対して賞賛したり認め合う仕組みのことで、ロフトワークのSlackチャンネルには、毎日毎時、タコスのやり取りが飛び交っています。
一見、コミュニケーションコストが増加しているだけにも見えますが、感謝の気持ちを可視化することで恒常的にメンバー同士の関係醸成につながり、また、組織運営やプロジェクトを推進するなかで、成果に直結しにくい仕事を買って出てくれているメンバーに対しても、目に見える形でエールを送れるようになりました。
この一年で「Hey Taco!」で飛び交ったタコスは、なんと9101個!
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