モジュール紹介
今回は自作モジュール4作目、
VCO1 疾風(しっぷう)をご紹介します。
こちらフロントパネルの銅箔を貼り忘れて疾風の文字が見えづらくなっております…。
次回作では修正ですね!
完全ディスクリートの回路で構成されたアナログVCOになります。
アナログVCOの弱点である温度によるピッチの影響についてはペアトランジスタとNTCサーミスタによる温度補償回路により影響を極力抑えております。
CV Input入力端子を2つ備えており、キーボードCVとモジュレーションCVを同時に入力することができます。
またこちらのCV Input端子に他のオシレーターの信号を入力することでFM(Frequency Modulation)ができます。
CVはV/octにのみ対応しています。
Linear X-MOD Inputt端子にも他のオシレーターの信号を入力することでFMが実現できます。
CV Inputに入力した時よりもマイルドなFMを掛けることができます。
Range SWにより+2 octaveの周波数域まで周波数を瞬時に切り替えできます。
オクターブシフトなどに便利です。
SYNC Input端子に他のオシレーターの信号を入力することでシンクできます。
他のオシレーターの周波数とVCO疾風の周波数を同期することができます。
PWM CV INにLFOやADSRの信号を入力することで矩形波のパルス幅を変化させることできます。
PWM CV INのつまみを回すことで手動でPWを変化させることも出来ます。
PWのツマミの位置によって、三角波が変形する隠し機能付きです。
各出力のレベル調整つまみも搭載しています。
製品デモ動画はこちら
VCO1 疾風を2つ使って片方のオシレーターの出力をもう片方の疾風のCV INPUTに突っ込んでFMして、さらにFMした出力を元のVCO1のCV INPUTに戻したときのデモ pic.twitter.com/Y0bNyYYMqG
— レック@lleqpue9 自作モジュラーシンセをつくる人 (@lleqpue9) November 29, 2023
VCO1 疾風でSYNCをしたときのデモ動画。近々ブログに貼り付けるためにアップしました。 pic.twitter.com/7rE9DbweDK
— レック@lleqpue9 自作モジュラーシンセをつくる人 (@lleqpue9) November 29, 2023
製品スペック
入力端子:CV Input 1/2、Linear X-MOD IN、SYNC IN、PWM CV IN
つまみ:FREQUENCY COARSE 、FREQUENCY FINE 、PW、ノコギリ波レベル、三角波レレベル、矩形波レベル
スイッチ:Octave Rangeスイッチ(+2 Octave / 0 Octave)
発振周波数:
0.6Hz~1.2kHz (+0 Octave)
2Hz~ 6.5kHz(+2 Octave)
最大振幅:(接続先のインピーダンスに依存します)
6.0Vpp (ノコギリ波)、7.0Vpp(三角波)、10Vpp(矩形波)
消費電流:+12V : 50mA / -12V : 40mA
14hp
下記のフリマサイトで販売をしているので良ければ購入をお願いします。
https://fril.jp/s?query=VCO+%E7%96%BE%E9%A2%A8
注意事項
こちらの商品はハンドメイドDIY商品です。
SMD部品は基板工場での実装となり非常に綺麗です。
その他部品のはんだのクオリティなど、ご理解頂ける方のみご購入下さい。
動作テストのみ行った新品となります。
電源ケーブルなどは付属しません。
上記を踏まえ、受取評価前でかつ初期不良以外の返品は受付けておりません。
予めご了承下さい。
電源を入れる前に電源の接続を再度ご確認ください。
当製品の使用により直接または間接的に発生した人身事故、機器の損傷、使用不能について、一切の責任を負いません。