巡礼 ギリプラダクシナ 2 : ニューヨークの365日
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ニューヨークの365日

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2012年 06月 14日

巡礼 ギリプラダクシナ 2

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砂漠気候独特の、朝晩が寒く、太陽が上がると同時にジリっと暑くなって乾燥してくる。

だんだん言葉数も減ってきて、黙々と朝日の中を歩いた。
インド人夫妻は前日に、オートリキシャでこのアウターパスを回って予習済み。
ガイドさんから説明を受けたそうで、いろいろ詳しかった。(この人についてきてよかった~)

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巡礼 ギリプラダクシナ 2_f0009868_13213970.jpg
ここはヒンドゥーのお寺の中でも地味なところ。

もうこれで何カ所目の参拝だろう・・・。
インドにお母さんが移住してしまった友達曰く、「スピリチャル・ディズニーランドだと思えばいいわよ」
って言ってたけどまさにその通りで、ヒンドゥー神自体がマンガのキャラみたいだし、(インド神様図鑑
どの寺院もすごいビビットでカラフル。電飾でピカピカ光ってたりね~。
ミッキマーウスミッキマーウスミッキミッキマウース♪って流れてもおかしくないです。(バチあたりたいのか?by.God)

参拝方法は、(靴脱いで)お寺に入ると真ん中に祠やリンガムがあるので、
まずはそれを見ながら合掌して暫くその状態をキープ。
その次に、お盆があるのでそこにお賽銭を置きます。
だいたい2~4ルピー(もちろん多くてもOK)で、細かい硬貨が無くなってきたら
10ルピーなどの紙幣を置いて、そのお盆からお釣りを頂きます。
そのお盆の上に、灰(ヴィブティ)と赤い粉が乗っているので、サードアイの部分にピッと付けます。
僧侶のいる寺院では、僧侶がつけてくれます。
もしも、僧侶から灰を頂く場合は、左手のひらに右手のひらを乗せて(ちょーだいポーズ)
そこに灰を落としてもらい、左手で灰を眉間に付ける。

各寺院によって、この灰と赤い粉(時々、黄色いターメリックも)のつけ方も若干違ってて
この巡礼が終わるころには、見慣れない顔になっていて、えせインド人の出来上がり。

途中で珍しく人だかりができていました。

巡礼 ギリプラダクシナ 2_f0009868_13542547.jpg
巡礼 ギリプラダクシナ 2_f0009868_1431096.jpgおじさんたちがこぞって穴をくぐってはしゃいでいて、
この小さな穴に通ると、忘れてしまったけど何かご利益があるんだとか。
あれ?日本の東大寺にあるお釈迦様の鼻の穴と同じ?!

これが意外と狭いので、ビッグサンダーマウンテンほどではないにせよ、
ハマって出られなくなったらどうしよう!?的なスリル感が味わえます。。
「身体を縦にするのよ!」とスジャータさん→→

仏教はインドで発生したのは知ってはいたけど、
こういうアトラクションを体験するとさらに実感する。

あと、日本の七福神のうち3人はヒンドゥー教の神様が元ネタらしく、
現代人のGod(Wiki)によると、「インドのヒンドゥー教(大黒・毘沙門・弁才)、
中国の仏教(布袋)、道教(福禄寿・寿老人)、日本の土着信仰(恵比寿・大国主)が
入りまじって形成された、神仏習合からなる、日本的な信仰対象である。
室町時代末期頃から信仰されているといわれている。」

大黒天 = マハーカーラ
毘沙門天 = クベーラ
弁財天 = サラスヴァティー

ちなみに家の母親は、私が神様が~とか言い出すと「うわっ!オ○ムだ!」という、
完全に精神世界アレルギー体質なのですが、毎年お正月に
地元の催しみたいなので弁財天の役をやってるそうです。。寒いとか文句言いながら。

修行するぞっ!lol

つづく

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Bhagavan's Bridgeからの眺め
小さな橋があって、いつもここでラマナは座って休憩しつつ
アルナチャラ山を眺めていたそうです。
インド人夫婦はここで仲良く写真を撮っていました。なごむわ~。

by rarara-121 | 2012-06-14 13:09 | インド


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