こんにちは、ライブドアブログ編集部です。
「ライブドアブログ OF THE YEAR 2023」4人目のインタビューは、日常のふとした問題を題材としたものの中から自分や友人たちの体験をもとに独自の視点で切り込んでいく漫画が大人気のブログ『はむらの毎日マンガ』管理人のはむら芥さんです。2022年”公式候補ブロガー”として初めて”月間1,000万PV”を達成し、電子書籍を販売するまで躍進したはむら芥さんにたっぷりとお話しをうかがいました。


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2023年は、ブログを開設してわずか1年ほどで電子書籍販売まで大躍進!

ーーグランプリ受賞おめでとうございます! 受賞を聞いた時のお気持ちを教えていただけますか?

嬉しいの一言です! 昨年新人賞をいただいた際に、ふくよかまるみさんと来年はグランプリ取れたらいいなぁなんてお話ししていたんです。今年は電子書籍のお仕事と重なりブログに割く時間が減った時期もあったので、まさか本当にいただけるとは思わなくて…。本当に嬉しいです、ありがとうございます!

ーーはむら芥さんは昨年公式候補ブロガーとして初めて月間1000万PVを達成され、今年は公式ブロガーとして初めての受賞になりますね。ちなみに、これまでブログをやっていて良かったことや叶った夢などはありますか?

叶った夢でいうと電子書籍発売です! 昨年のインタビューの際に夢は書籍発売とお答えしたのですが、その数ヶ月後すぐに出版社の方からお話をいただき、12月19日に発売することとなりました。ブログでやっていてこそいただけたお話でもあると思うので、本当にありがたいです。

新人は自称HSP (LScomic)
はむら 芥
KADOKAWA
2023-12-19

▲12月19日に発売される、はむら芥さんの電子書籍はコチラ


ーー電子書籍の販売までと大躍進の2023年だったと思いますが、はむら芥さんにとって、今年はどんな年でしたか?

2023はチャレンジの年でした。必死だった昨年を終え多少余裕が出てきたので、今年は発展の年だと年初から感じていて。題材のテイストや話の展開、新しい仕事など、とにかく守りに入らず挑戦し続けた1年間でした。

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優しい彼氏はマザコン男【1】『はむらの毎日マンガ』より

ーーブログを更新しながら他のお仕事までこなし、さらに電子書籍の販売と今年は忙しい年だったのではと思います。そんな中、一番大変だったことはなんですか?

ブログと他の仕事との両立です。ありがたいことに今年は書籍発売など他のお仕事が増えまして、その分作業時間の確保に苦労しました。納得のいくものを描きたいですし、そうするとただ決まった時間分作業すればいいという訳でもなく…。どう時間を作っていくかは来年の課題でもありますね。

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はむら芥さんの月間1,000万PV達成インタビューはこちら

ブログ更新に慣れるコツや着々とファンを獲得していく秘訣とは?

ーーはじめてからブログ更新に慣れるまでの期間はどれぐらいかかりましたか?

割とすぐに慣れたように思います。既に同じジャンルで活動されてるブロガーさんが大勢いらっしゃって掲載方法を参考にできていたので。一から自分で考えなくとも良い分、慣れるまで時間はかかりませんでした。

ーー慣れるまでにそこまで時間はかからなかったんですね。当時の読者数やPV数はどんな感じでしたか?

ありがたいことに、割とすぐ多くの方に見てもらえるようになったと覚えています。Instagram開設からは特に伸びが大きく、SNS活用の重要性を感じていました。


▲はむらさんのInstagramではブログで公開されている漫画が気軽に読めるようになっており、先読みはブログへ誘導するような動線が行われている


ーー ブログと同じくはむらさんのInstagramは毎日更新されていて着々とファン数を獲得されていることがわかります。ちなみに、始めた当時の目標や叶えたい夢などはありましたか?

1000万PVですね! 1000万PVでライブドアブログさんからお祝いしてもらえるのは存じていたので、まずはそこが1つの大きな目標でした。

2023年のイチオシは、義父のキャラが立つ「私を好きすぎる義父から逃げた話」と読者の熱量を加速させた「私の彼氏は「ごめん」を言わない」

ーー2023年に描いた記事の中で、イチオシはどれですか?

今年書いた漫画は全部オススメです!笑
強いてあげるとするなら『私を好きすぎる義父から逃げた話』『私の彼氏は「ごめん」を言わない』の2つでしょうか。

ーー「私を好きすぎる義父から逃げた話は」迫りくる義父がホラーで見ているこちらもドキドキし、手に汗を握るような展開が印象的でしたね。
義父の話は初めてホラー要素を入れた作品だったのですが、想像していた以上に義父がイキイキ暴れてくれて…! その後の作品にもコッソリ登場させるくらいお気に入りのキャラになりました。
皆さんにギッフーとあだ名まで付けていただいたり…笑是非また違う形で出番を用意してあげたいですね。

ーーもう1つのイチオシである「私の彼氏は「ごめん」を言わない」に登場するアキヒトの特徴的な”ヘラヘラ”が、どんどん話が進むにつれ変化していく姿が面白いポイントですね。

ごめんの方は、とにかく見ていただける人の数が多くて印象に残っています。
多い時で1日20万人くらいの方が読みにきてくださって、とにかく描き上げるプレッシャーが大きかったです。
でもその分、皆さんの熱量も混ざっていい作品になったんじゃないかと。
個人的には登場人物・アキヒトの『ヘラヘラ』が変化していく様が大好きです。笑

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私の彼氏は「ごめん」を言わない「はむらの毎日マンガ」より

ーーどの作品もストーリーの組み立てがもの凄くお上手だと思うのですが、作品作りの際にはむらさんが気を付けている部分はありますか?

主人公に感情移入しすぎてしまわないように常に第三者目線で描く、でしょうか。主人公も人間ですので、決断がなかなかできないとか、欠点になるような部分もないと嘘っぽくなると思うので、長所も短所も盛り込むようにしています。

あとは、タイトルから連想できるストーリー展開からどれだけ自分なりに崩して面白いものにできるかもポイントとして考えている部分になります。良い意味で読者さんの想像を裏切れていたら良いなと思います。

「どんな状況でも決めた時間には必ず机に座ること」始めたばかりの頃は余裕がなく肩の力が入りすぎていたことも

ーーあらためて、最初にブログ、もしくはweb上で作品を発表しようと思ったきっかけはなんですか?

ブログで収入が得られるというインタビュー記事を読んだのがきっかけです。当時は会社員として働きつつ色々な副業にチャレンジしていて、その一つとして始めたのがブログでした。

ーーなるほど。はじめたての頃はどんなスパンで作品を発表していましたか?

毎日1話更新、作品としては月1本発表する程度のスパンです。まずは感覚を掴もうと思い書きやすい短編から始めていました。

ーーそうだったんですね。はじめたての頃に一番苦労したことはなんですか?

とにかく毎日漫画を描き上げることでしょうか。初期は1日数時間プラスで働くことだけでいっぱいいっぱいだったのを覚えています。

ーー毎日更新を続けていくことは特にブログを続けていく上で必要なことですが、なかなか達成するのは難しいですよね。そんな中で乗り越える秘訣はありますか?

ひたすら休まずやり続けることで乗り越えました。一度でも疲れや他の仕事を理由に休んでしまったら続けられないと感じていたので、慣れるまではとにかく続けないとと。半年程でだいぶ毎日描くことが当たり前になったように思います。

ーー当たり前に感じるほど続けていく必要があるんですね。はじめたての頃はどのようにモチベーションを維持しましたか?

モチベーションについてはあまり考えたことがないかもしれません。
やる気は後から付いてくる理論で、どんな状況でも決めた時間までには必ず机に座ることを徹底してはいました。

ーー毎日の生活の中でルーティン化していくために徹底することが必要なんですね。もし、今の自分が当時の自分にアドバイスをするならばなんと言いますか?

「もう少し肩の力を抜いても大丈夫」と言いますね。当時はとにかく必死でガチガチだったので…笑
余裕がないと新しいアイディアも生まれないと伝えてあげたいです。

ブログとは「名刺」であり今の自分を表現する場ー2024年はドラマ化・出版・最優秀グランプリを目指す

ーーはむらさんにとってズバリ、ブログとはなんですか?

名刺です! 今の自分を代表する一番大きな場だと思うので。

ーー今の自分を代表とするブログを来年はどのように発展させていきたいか、抱負や叶えたい夢などありましたら教えてください。

ドラマ化と出版と最優秀グランプリです!やはり一度は自分の漫画のキャラクターが現実で暴れるところを見てみたいのと、ブログを始めた頃からずっと記録してる体験談漫画の描き方メモがあるので是非それも本にしてみたいですし、それで最後に最優秀グランプリをいただけたら完璧です!笑

ーーやりたいこと、叶えたいビジョンが明確ですね! 最後に読者のみなさんにメッセージをお願いします。

いつも楽しく読んでくださってありがとうございます!
今回こうして素晴らしい賞をいただけたのは間違いなく皆さんのおかげです。
来年ももっと楽しんでいただけるように頑張ります!


2023年は、「電子書籍化」を達成されたはむら芥さん。その根底にあるのはひたむきにブログと毎日向き合う姿。まさに努力のプロフェッショナルでした。『はむらの毎日マンガ』、ぜひチェックしてみてくださいね。

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