こんにちは、ライブドアブログ編集部です。
今年1年間で活躍したブログを表彰する「ライブドアブログ OF THE YEAR 2018」を発表させていただきます!
人気、実力ともに優れたブログが多数ひしめく中、最優秀グランプリに選ばれたのは「web漫画家やしろあずきの日常」です! 受賞記念インタビューには、やしろさんを陰で支えつつブログにもたびたび登場する人気キャラ「ババァ」こと、やしろさんのお母さんにも同席いただきました!

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読者増、モチベーション増、収入増……etc. ブログを始めてよかった!


――最優秀グランプリおめでとうございます! 受賞されていかがですか?

やしろ:純粋にうれしいのひと言ですね。賞なんて小学校のときに親に書かせた作文以来で、自分の手で賞を取らせていただいたのは初めてなんで、非常にうれしいです。こんなカラーコーンのトロフィーまで作っていただいて。

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やしろさん=カラーコーン」というわけで、特別に製作したカラーコーン型トロフィー(手前)をお渡ししました! 表情はともかく、喜んでいただけました(笑)

――やしろさんはブログを移転してからの伸びがすごかったですね。

やしろ:夏休みぐらいから読者数がすごく増えましたね。まだ、まめきちまめこという越えられない壁が存在しますが(笑) まめこさんめちゃくちゃ好きなんでファンとしては不動の1位でいてほしいという気持ちもありつつ。まあ、越えたいですね(笑) 

――ジレンマですね(笑) ブログを始めてよかったことなどあれば教えてください。

やしろ:今回グランプリをいただいたのもそうですし、ブログ読者さんがハンパなく増えてくれたのもよかったし、Twitter以外の発信場所がちゃんと作れたのもよかった。最近は朝にブログを更新してから1日が始まるんで、生活が規則正しくなってきてますね。
あと、PV数を追っていくっていう明確な目標ができたことが大きいです。それによって収益も変わるので、モチベーションも上がりますね。移転前は収益が低くてモチベーションも低かったけど、ライブドアは収益がしっかり返ってくるので収入も増えましたし、悪いことは1個もないです。

――最近、カラーコーンは来てますか?

やしろ:来てますけど、今は週1とかですね。誕生日のときは50個ぐらい来たけど、最近は消防団とか学校に寄付したり、フォロワーさんからDMが来てそこで対応したり、カラーコーンの仲介業者みたいになってます。謎の歯車が回ってますね。

――お母さんは、息子さんが受賞されていかがですか?

:生きててよかったです。うれしいです。

――お母さんの印象がブログと全然違いますね! すごく上品ですてきです。

やしろ:こういうところに来ると外向きの人格になるんで(笑)

:だってあの人格出せないじゃないですか(笑)

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★実物のお母さんとブログ内キャラとのギャップがすごかったです。「母親とフォールアウト4の話」より


ブログ月収250万円超え!(※2019年4月現在)業界や同業者のためにも「ちゃんと稼げること」を発信していきたい


――やしろさんはお金の話を隠さないですよね。

やしろ:お金の話はみんな気になってることだと思うから、全然しますね。ネットで描いてる絵描きって、今までは稼げない、稼ぐ手段を分かってない人が多かったので「ちゃんと稼げてるしお金をもうける手段ってたくさんあるんだよ」っていうのは伝えていきたいところではあります。それで、目指してくれる人も増えると思うし。全然稼げない業界は目指す人もいなくなって衰退していくと思うので、ちゃんとやれてるんだよっていうのは見せていきたいですね。

――稼げてることをちゃんと知ってもらうのは大事ですよね。ライブドアブログとしても、「ブログは稼げるんだ」ということをもっと多くの人に知ってもらいたく思ってます。

やしろ:この業界を目指してる人に夢を与えたり、モチベーションにしてもらうためにも稼いだ額は隠さず言いたい。それで同業者の単価も上げられますから。

――ブログ収益の話もしてもいいですか?

やしろ
:それで目指してくれる人がいるのならぜひ。タイトルに使っていただいても全然大丈夫です(笑)先月初めてブログ収益が100万円を超えまして、Twitter以外にも居場所というか、柱がひとつできたので少し安心しています。(※追記:2019年4月現在、ブログ月収が250万年を突破したそうです!)

:何か買ってもらおうかな(笑)

やしろ:お金の話ばかりしていると汚らしい人間に見えてしまうのかもしれませんが、やはり「ちゃんと稼げる」ことはモチベーションのひとつには間違いなく、なると思うんです。
僕は自分の漫画を見て笑ってくれたり、日々の疲れを少しいやせたとか、ストレスをふっ飛ばせたとかそういった読者さんからの感想を見るのが本当に好きで、それもモチベーションのひとつになっているんですが、やはりそれだけでは食べてはいけない。ちゃんと稼げたら心のゆとりもできますし、人を笑顔にしながらしっかりと稼いでいける、そういったところを見て「俺もブログやってみようかなぁ」って思ってくれる人がいたらうれしいですね。

――周りも自分も幸せにしながらお金を稼いでいく手段として、ブログが選ばれるようになっていけたら運営側としてもうれしいです。やしろさんはこのままいけば、ブログの収益だけで年収1千万円超えますよね。

やしろ:そうですね。こうやって具体的に稼いでる金額を出すことによって、他の仕事の単価も上げられます。ネットで描いてる人って才能あってもマジで稼げてない人がいるので、運もあるけど企業側の良しあしもありますし、知識がないと安く買い叩かれる。僕がやってる会社はそういう人やインフルエンサーを救うための会社ではあるんですけど、やっぱりその辺の単価はもっともっと上がっていっていいと思うんです。今一番報酬が高いのはたぶんユーチューバーなんで、漫画家やSNSで強い人の価値を上げていきたいし、その先端を走る人でもありたい。業界自体を潰したくない気持ちが強いですね。

――同感です。ブロガーさんも外部の企業さんから仕事依頼をいただくことが増えてきていますが、相場や自分の価値も個人だとなかなか分からない。そういうときに買い叩かれたり搾取されたりしないように、ライブドアブログとしてもできる限りブロガーさんを守れるような仕組みをつくっていきたいと考えています。

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★自分のためにも業界のためにも、ノーモア買い叩き!「僕と嫌な依頼の話」より


独特のたまごのキャラ、産みの親は小学校時代の同級生“一ノ瀬くん”


――今年はどんな1年でしたか?

やしろ:いろいろと伸びた年でしたね。フォロワー数もそうだし、仕事の幅も広がったし、テレビからもお声がかかるようになって、停滞はせずに済んだなっていうのはあります。インターネットで生きてるからには、時代の流れについていかなきゃと思っているので、そこはうまくできたかなと。

――もともとやしろさんはTwitterのイメージが強かったですが、今はもうマルチな感じですもんね。

やしろ:そこは目指しているところではあります。Twitterだけだと、Twitterが死んだらいっしょに死ぬことになるんで、自分が表現できる場所は増やしてマルチでいきたいなとは思ってますね。

――ブログ歴やTwitterはどのぐらいなんですか?

やしろ:やしろあずきとしてブログを始めてからはちょうど1年ぐらいですね。Twitterを始めたのは2009年で、漫画を描き始めたのは2~3年前です。

――漫画を描き始めたきっかけは何だったんですか?

やしろ:もともと絵は趣味で描いてて、学生時代の遊びみたいな感じで同人誌を出してみようみたいなノリから、ちょくちょくTwitterに上げるようになった感じです。特に明確な目標があったわけではないですね。ただ、昔は劇団員をやってたし、前に出るのが好きなタイプではあったので、やるからにはいろんな人に見てもらえるようにはなりたいなっていう気持ちはありました。

――なるほど~。ちなみに、このたまごのキャラクターにしたのはどうしてだったんですか?

やしろ:描きやすいからです。めんどくさいキャラクターにすると後悔すると思ったんで、パッと描ける方がいいなと思って。今のところ正解でしたね。もともとは、小学校のときに一ノ瀬くんていう友達が描いてたのをまねしたのがあのキャラで、今この場で一ノ瀬くんにお詫びいたします。

――(笑)そんな誕生秘話が! 一ノ瀬くんすごいですね。

やしろ:一ノ瀬くんが作った「バジャ」っていう馬鹿で邪魔なキャラで、たけのこと戦うっていう謎のストーリーだったんですけど、それがクラスではやってみんなが描いてたのが定着した感じですね。

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★記念すべき最初のブログ記事は、なんと結婚報告でした!「最初の日記が結婚報告って正直どうなのかと思うけど結婚しました。」より


反抗期や不登校も面白がる。自由でおおらかな親子関係


――お母さんから見て、やしろさんはどんな子どもでしたか?

:幼稚園のときから面白い子でしたね。ひとりで何かを作ったり、好きなことをするタイプで。

やしろ:まあ、ひとりっ子だったからだと思いますけどね。自分で遊びを作らなきゃいけないんで。ひとりっ子って、そういう意味では想像力が鍛えられるのかなと思います。
ただ、昔からどこかに通い続けるのが無理だったよね。幼稚園が家の向かいだったんで、勝手に帰って家で寝てて怒られたり。好きじゃないことは仕事でも家でもできなかったし、学校行かなかったもんね。

:うん(笑) 興味がないものに関してはもう全然。ただ、好きなものに関しては周りの人も巻き込んでどんどんやるし。学校にあんまり行かない子たちをうちに連れてきたりね。

やしろ:「これおもしろいからみんなやろうぜ」みたいに周りに勧めたくなっちゃって、同じような人たちを巻き込むタイプではありましたね。

――反抗期はなかったんですか?

やしろ:僕は反抗期っていうより引きこもるタイプだったんで、中高時代不登校ぎみになったことはありましたね。普通に学校行くふりしてネカフェ行ってゲームしたりしてたのが、ある意味反抗期だったかもしれない。ネカフェとか公園で弁当食ってました。

:全然知らずにお弁当作ってましたね。

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★やしろさんとお母さん。とてもじゃないけど「ババァ」なんて呼べない、すごくかわいらしいお母さんでした!

――子どもの頃から面白いお母さんだったんですか?

やしろ:いや、普通の母でした。けど、わりと好きなことやらせてくれたかな。ゲームを1時間でやめさせたりするような厳格なところはなかったけど、悪いことをしたらしっかり怒ってくれる人だったんで不良にならないで済んだのかもしれないですね。僕がどんな遊びしてても怒りはしなかったんですけど、人に迷惑をかけることや学校めっちゃサボったりとかには厳しかった。

:小さい頃から何でも話してくれてたから、いじめに遭ってるときも全部分かるんですよね。「これは私が出ていかなきゃまずいな」ってことが分かってよかったかもしれないですね。
学校行かない時期は「こういうときって、母親としてどうしたらいいのかな」って楽しんでた部分もありました。
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「僕と母親の反抗期の話」より


家族みんなでネットゲームをして、コミケに行く。新しくてユニークな家族団らんの形


――今年のブログでイチオシの記事はありますか?

やしろ:個人的には母親と行くマインクラフトとかFPSとか、ゲーミングババァの記事が一番好きかな。マイクラの話はPVも伸びますし、描いてて楽しいんで。あれを見てマイクラ始めてみたっていう主婦の人がいたりします。

――お母さんもゲームされるっていうのは珍しいですよね。

:ボケの防止になるからって散々言われて最近始めたんですけど、マイクラにログインしてると、お互い「あ、生きてるんだな」って分かる(笑)

――新しい見守りサポートですね(笑) ゲームだと楽しいし一石二鳥ですね。

やしろ:もう純粋にゲームにハマッてるよね。

:そう。ゲームの中で崖から落ちたりしたときは息子に「頼むからババァを助けてくれ!」ってLINEしたり。だから、ゲーム内では頭上がらないですね。

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★「ババァと行くマインクラフト~崖の下の母親の話~」より

――お母さんがお嫁さんの家から動物を窃盗してる話、笑いました(笑)

:そうなんですよ。お嫁さんが途中でゲーム止まっちゃってるから知らない間に動物取って来ちゃったり、地続きにしちゃったりね。

やしろ:こないだも姑に壊された家の壁を無言で直してた(笑)

――(笑)新しい嫁姑関係ですね。

:向こうはどう思ってるか分からないけど楽しいです(笑) でも、すっごいいいお嫁さんなんで、彼女との結婚は今までで最高の選択だと思いますね。私も仲よくできてるし、優しさの塊なんです。でも、ちょっとこっち側に引きずっていきたいとは思う(笑)

――コミケにも奥さんとお母さんといっしょに行かれたり。

やしろ
:あれはほんとに幸せなんだなって思いますね。家族でコミケに行けたのは一番うれしかったです。兄弟でゲームしてる友達がうらやましかったり、家族で一緒に楽しむことに憧れてたので、それが今実現できてるのはうれしいです。
コミティアに出てみたらお母さんファンの人が来ていて、それがうれしかったんだよね。

:そう。それまではほんとに拒絶してたんですけど、急に行こうって気持ちになって、行ってみたら楽しかったです。年代も広いし、いろんな人が行っても楽しいんじゃないかな。ババァのコスプレの人が来てくれたりして、ほんとうれしかった。

――ご自分の作品も売ったりされてますし、子どもが大きくなってからまたこういう楽しみができるっていいですね。

:そうですね。彼がいなかったらこういう世界は絶対見れなかったと思うし、この年でできるようになるなんて思っていなかったことなので、それはすごい感謝してますね。

やしろ:僕は母親が描く絵も独特なタッチですごい好きなんです。絵で仕事ができるなと思っていて、表現する場所があればいいなって思ってたんで、そういう場が提供できたのは自分としてもうれしいですね。

――そうなんですね。お母さんもブログを始めてみたらいかがでしょう?

やしろ:やりなよ! サポートはするから!

:じゃあやろうかな(笑)

――ぜひ来年、実現させましょう! 他に来年やってみたいことはありますか?

やしろ:家族みんな健康で長生きが一番ですけど、母がスカイダイビングをやりたがっているので親子でやってみたいです。

:バンジージャンプは嫌なんだけど、スカイダイビングは1回やってみたいんです(笑)

――お母さんもブロガーになってくれたら、ライブドアブログの企画でやれますよ!

やしろ:お! ぜひお願いします!

:失神しちゃったりして(笑)

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★「僕と家族とコミケの話」より


「僕はファンのみなさんのことがめちゃくちゃ好きなんです!」


――やしろさんに憧れてる若い読者さんも多いと思うんですが、そういう人たちに伝えたいことはありますか?

やしろ:誰かに憧れたり目指したりっていうよりは、自分のやりたいことに向かっていければいいなと思います。会社を辞めてひとりでやっていくのも才能だし、会社員を続けるのも才能。だから、自分の向き不向きを判断することと、今は表現できる場所もほんとに広がっていて、いくらでも夢を追う方法はあるので、何もあきらめることないです。入りたくもない会社に入って人生潰していくのだけはやめてほしいなっていう気持ちはありますけどね。新卒で入れなかったからってよく分からないブラック企業に入っちゃうとか。

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――最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。

やしろ:変わらずやっていきます! 僕はファンのみなさんありきだし、むちゃくちゃ好きなんです。僕がやろうとしてることを汲み取って、コメントをめっちゃ盛り上げてくれたり、ちゃんと節度を守って煽ってくれたり、面白くしてくれるんで、「やしろあずき」っていうのはほんとみんなで作り上げてくれたコンテンツだと思っています。これからも引き続きよろしくお願いします!

――いいコメントですね!

やしろ:いいコメントですよね(笑) 特に、「みんなで作り上げた」のところお願いします(笑)

――(笑)これからもブログの更新楽しみにしています! 本日はありがとうございました!


読者プレゼント


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今回の受賞インタビューを記念して、やしろあずきさん直筆サイン入りカラーコーンを抽選で3名の方にプレゼントします!

応募方法
(1) ライブドアブログの公式Twitter(@livedoorblog)をフォローしてください。
(2) 12月5日(水)までに、キャンペーンツイートをRT(リツイート)してください。
(3) 当選者の方にはDMでご連絡いたします。

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「ライブドアブログ OF THE YEAR 2018」グランプリを受賞された他のブロガーさんへのインタビューも、続々公開していきます! そちらも合わせてぜひごらんください。

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