ヘイト出版社・青林堂の社内パワハラをNEWS23が報道! ネトウヨよ、目を覚ませ、ヘイトとブラックの親和性|LITERA/リテラ

ヘイト出版社・青林堂の社内パワハラをNEWS23が報道! ネトウヨよ、目を覚ませ、ヘイトとブラックの親和性

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青林堂 GARO WEB公式サイトより


 青林堂で起きている社員へのパワハラが、2月6日放送の『NEWS23』(TBS)で特集され、話題になっている。青林堂といえばかつては伝説のサブカル漫画誌「ガロ」(休刊)の版元であったが、1999年に現社長の蟹江幹彦氏が経営についてからというもの急激に右旋回。とりわけ近年では、在特会の桜井誠元会長の著書『大嫌韓時代』や、よく萌えキャラが表紙に登場するネトウヨ雑誌「ジャパニズム」など、嫌韓反中本やヘイト本を量産している出版社として知られる。

『NEWS23』の特集では、主に、青林堂に勤めていた男性(48)にスポットが当てられた。大学卒業後、複数の出版社を渡り歩き、長年営業の仕事をしてきた男性。2000年に青林堂に入社し2年後に一度は退社したが、14年、ひょんなことから契約社員として再入社することになったという。

 ところが、再入社後、営業に関わる社員の意識改革につとめたという男性に対し、蟹江社長や専務(蟹江社長の妻)が悪口を言うようになったという。そして、入社から半年後の15年12月、青林堂は営業成績や勤務態度に問題があり、契約違反の行為がなされていたとして解雇を通告。男性は、労働組合「東京管理職ユニオン」を通じて裁判所に地位保全の仮所処分を申し立てて、裁判所は解雇を無効とした。男性は退職も考えたが、会社側とのやりとりのすえ、復職にいたったという。

 しかし、復職後の男性を待っていたのは、あまりにも陰湿なパワハラだった。会社は、男性に自費出版の顧客を獲得するように命じるのだが、一方で名刺も与えず、さらに就業時間中の外出さえ認めなかったという。また、パソコンこそ与えられていたが、電源コード以外はまったく繋がっておらず、インターネットも使用不可、書類のプリントアウトすらままならない状況に追い込まれた。こんな状態で、いったいどうやって自費出版の顧客を募ることができるのか。ましてや、営業の業務など不可能と言うしかないだろう。だが、会社は“成果があがっていない”として男性を責めたてた。

 番組では、男性が録音していた社内の会話が放送された。その生々しい肉声は、もはやイジメとも呼べる理不尽なものだった。

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