【女子旅 富士吉田】富士山が見える商店街で、ノスタルジックな街歩き | ファッション雑誌『リンネル』の読みもの

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富士吉田 メイン

山梨県にある富士山に最も近い町のひとつ、富士吉田市。大きな富士山を真正面に見ることができる、昔ながらの本町通りの商店街は、世界中から観光客が集まるビュースポットになっています。富士吉田市のおすすめのカフェやショップ、ホテルを通して、人気の理由を探ります。

目次
【女子旅 富士吉田】富士山が見える商店街で、ノスタルジックな街歩き
  1. 富士吉田市ってどんなところ?
  2. 絶品スイーツでのんびりくつろげるカフェ
  3. ハタオリの名品が買えるショップ
  4. センスがよく、どこか懐かしいホステル

富士吉田市ってどんなところ?

1000年以上前から、日本屈指の“ハタオリ”の街として知られる富士吉田市。織物の工場がそれぞれオリジナルブランドを立ち上げ、全国のファブリック製品が集まる「ハタオリマチフェスティバル」など、イベントも定期的に開催しています。

また、ブッキングドットコムが、世界中の旅行者から集まった2億以上の口コミをもとにした「Traveller Review Awards 2023」では、なんと5位にもなったという人気の旅行先に。実際に訪れた際も、たくさんの外国人旅行者が富士山の絶景を写真に収めようとしているのを目にしました。

町のどこからでも見える富士山は、看板やマンホールなどのモチーフに。

飲食店街として人気の「西裏」エリアは、織物が盛んだった昭和時代の名残が色濃く残る、レトロな飲食店街。リノベーションして生まれた「新世界 乾杯通り」をはじめ、居酒屋や焼き鳥店、レストラン、バーなど、食通の間でも人気なのだとか。

「みうらうどん」の肉月見うどん 600円

名物は「吉田うどん」。富士山の湧き水で仕込んだ歯応えのある麺に、出汁のきいた味噌や醤油の合わせつゆ、茹でキャベツと甘く煮た馬肉のトッピングが特徴の郷土料理。50店舗以上あるので、食べ比べも楽しめます。


絶品スイーツでのんびりくつろげるカフェ

■FabCafe Fuji

本町通りにある、広々としたカフェ「FabCafe Fuji」は、地元で無農薬栽培された野菜を中心に、自家製のハーブソーセージを使ったホットドッグなど、こだわりのメニューが魅力です。

ライブラリーとして本棚の本が閲覧できるほか、絵付けのお皿や漆器などの古道具、地元の工場とコラボレーションしたブランケットなどの販売、アーティストによる展示会なども行われています。

高い天井の広々とした空間で、時間を忘れてゆったり過ごせそうです。

店内の大きな本棚には、美術や建築などの専門書がずらり。
キャロットケーキ(¥550)と季節のシロップジュース(¥600)。

【FabCafe Fuji】
住所:山梨県富士吉田市下吉田3-5-16
営業時間:8:00~17:00
定休日:火曜
Instagram@fabcafefuji

■FUUTO COFFEE AND BAKE SHOP

本町通りから一本奥に入った、70年愛され続けてきた豆腐屋の跡地に、昨年オープンしたカフェ「FUUTO COFFEE AND BAKE SHOP」。白を基調としたセンスのいい空間ながら、家族経営の温かな雰囲気のお店です。

もと和菓子職人という店主が、毎日焼くどら焼きはもっちりとした食感で、甘すぎず絶品。また少し硬めの昔ながらの佇まいのプリンは、シンプルなおいしさにあふれていて、どちらもコーヒーによく合います。

焼きたてのどら焼き(¥200)。
カスタードプリン(¥600)とハンドドリップコーヒー(¥550)。
マフィンやスコーンのほか、ティラミスやベイクドチーズケーキなどのケーキも魅力的。テイクアウトもできます。

【FUUTO COFFEE AND BAKE SHOP】
住所:山梨県富士吉田市下吉田3-12-3
営業時間:11:00~17:00
定休日:月・火曜
Instagram@fuuto_coffee.bakeshop


ハタオリの名品が買えるショップ

■LONGTEMPS

本町通りにある、生活に寄り添う雑貨と家具の店「LONGTEMPS(ロンタン)」。テーブルウェアから洋服まで、素敵なものが揃います。

特に『R&D.M.Co−(オールドマンズテーラー)』や『ALDIN』など、地元のファクトリーブランドによる上質なリネンのアイテムは、豊富なラインナップ。

旅の記念やお土産はもちろん、ギフトを選ぶのにもおすすめの一軒です。

『R&D.M.Co−(オールドマンズテーラー)』の品揃えは随一。
『ALDIN』のコースターやキッチンクロスなどは、食器と合わせて買いたい。

昭和の初めに家具屋としてスタートし、現在三代目。雑貨店と隣り合う家具店は、広々とした空間に北欧のビンテージの家具も数多く揃います。もし特別な家具に出合ってしまったら、配送もしてくれます。

【LONGTEMPS】
住所:山梨県富士吉田市下吉田3-12-54
営業時間:10:00~19:00
定休日:火曜
https://longtemps.jp

センスがよく、どこか懐かしいホステル

■SARUYA HOSTEL

地元の「テンジン」ファクトリーの、ベッドリネンやタオルが使えるのも魅力

最後に紹介するのは、同じく本町通りに位置する、築80年の美容院をリノベーションした「SARUYA HOSTEL」。古いものを直して再利用するなど、社会や環境に貢献することをテーマに、木造建築に畳や布団など、日本の伝統的な造りを残した懐かしく温かな雰囲気。実は上で紹介した「FabCafe Fuji」は、このホテルの系列店なのだそう。

客室は全8室。共有スペースにはキッチンもあり、Wi-Fiも装備。スタッフの愛読書が並ぶライブラリーや、滞在しているアーティストの展示会のほか、さまざまな展示も開催。1日500円で自転車もレンタルできて、富士吉田散策の拠点にぴったりです。

共有のキッチンには、富士山麓の「MY HERBS」のハーブティーがずらり。
もともと飲み屋街だったという別館も、雰囲気があります。
【SARUYA HOSTEL】
住所:山梨県富士吉田市下吉田3-6-26
TEL:0555-75-2214
宿泊料金:1泊あたり¥6,700~
※料金はお部屋や人数・宿泊日数によって変わります
https://saruya-hostel.com/ja/

富士山を身近に感じながら、昔ながらの雰囲気を味わうノスタルジーな街歩き。ほどよい刺激を受けて、暮らすように旅したい人にもおすすめです。

暮らすように心地いい、リンネル女子旅

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photograph:Kozue Hanada text & edit:Mayumi Akagi 

※写真・文章の無断転載はご遠慮ください

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