春の
大井川鐵道旅も終盤に入り新金谷駅にやって来ました。
島式ホームの両隣に留置線が敷かれ客車が停まっており右側の使われて無く錆度合い枯れ具合素敵です。
古びた屋根を支える上屋は木製で骨組みもしっかりしていますね。
金谷駅から回送表示の南海ズームカーが入ってきました。
今日何度かお目にかかかりながらパンタグラフはじめ天井部の錆が気になってきました。
近鉄特急色の16000系は家山行き快速急行でこの種別も初めてで
フォントも近鉄本系のをモチーフにしており今日何度か見物しながら異なる種別でお目にかかっています。
SL急行かわね路号が煙を上げ戻って来ました。
今年は6月から3ヶ月間点検の為運休しましたが乗車機会が出来るかわかりませんが乗ってみたいと考えています。
列車からたくさんの人が降りてきて短い時間ながら売店が営業してました。
駅ナカコンビニ等が拡大し車内販売の営業が終わりこうした風景も貴重になりつつあります。
到着し引き上げた列車は留置線に回りEL急行の茶色の機関車が先頭に回りました。
昔ながらの菱形パンタグラフが立っての前パンかっこいいです。
金谷寄りに車両基地があり南海6000系と小和田7200系、右奥に西武EL31系がお休み中でした。
2回とも7200系にあたることは無かったですが南海6000系は試運転を行ったと聞き
ズームカーか近鉄16000系のどっちかが引退にならないか気になる所です。
ホームでの記録はここまでにして駅舎の中に入り有人ラッチが設置され駅員配置駅で有人窓口が営業してました。
頭上には門出駅と同じ液晶タイプの行き先案内が付いてます。
大井川鐵道本線で駅員が配置してるのはここと金谷駅、家山駅、千頭駅と
台風で不通区間内では駿河徳山駅と簡易委託の地名駅です。
奥の売店は休業してしまったのでしょうか。
シャッターのアートは素晴らしくも切ない気持ちになります。
2階建ての
木造駅舎で国の登録有形文化財に指定された素敵な建物で
金谷駅からここまで1区間の乗車だけでも訪問する価値はあり見所もたくさんあり楽しめる場所です。
金谷寄りに転車台がありSLがここを転回し折り返しますが
今年の夏はきかんしゃトーマス号がここに入ることがあったのかなと振り返りつつ
この回りで催しのような物が行われたと聞いています。
夕方4時を迎えますが駅前にロコプラザがあるので中に入りましょう。
入ってすぐの場所にSLセンターがあり急行かわね路や
トーマスの列車に乗る人がここで券を購入しますが家山駅と千頭駅でも発売しています。
団体専用のカウンターもありグループで来られる人はここで受付を行います。
新金谷駅訪問記念のウエルカムボードの奥にSL、井川線で活躍した車両、昔の駅舎がありました。
奥に行くと福用駅の先代の
木造駅舎が再現されており1998年に現在の駅舎に変わるまでこの建物で
入口の電灯や駅名看板に電話ボックスを見ても昭和レトロそのもので1950年代後半から60年代に戻ったようですね。
電球照明の灯りの駅舎内はきっぷ売り場と貨物の扱いが当時あり
遠くからなので中の様子は詳しく見えませんが当時の役務室が再現されホーロー看板の駅名標がありました。
今でこそ無人駅ですが当時は駅員さんが改札口のラッチに立ってきっぷ回収や入鉄してたでしょう。
造り付けの長椅子やレトロなポスターが貼られ当時の景観をイメージしてますね。
4つ前の写真から入ること出来ますが通路がホームをイメージしてSLと井川線の車両の間に居ます。
かつて井川線で活躍した車両が展示され中に入ることが出来スロフ2と車両番号が書かれており
機関車に牽引され客車として使われ千頭−井川のサボや塗装も良い味出てます。
別の場所に歩くと近鉄の車両のNゲージが展示されており
ビスタカーの登場時の塗装を見て近鉄特急汎用車両の塗装はオレンジと紺の塗り分けが一番で
今の塗装はどうにも好きになれず16000系に会うために来たもう一つの理由です。
プラレールが右にあり子供が遊んでる向こうにトーマスのコーナーが開放されてますね。
記憶してる限り3年前は閉鎖されておりここを見るのは初めてでゲームコーナーで
トーマスの遊具が4台置かれており家族連れの人達が楽しめる場所ですね。
ダイテツナビは色々な情報が流れ中にいる間川根温泉ホテルの映像が流れ温泉やブッフェレストランの料理が登場し
桜情報に関する情報がボードに書かれており満開に向かってました。
今回の旅で使ったフリーきっぷ横に川根温泉ゆる旅フリーパスというきっぷのポスターが貼っており
温泉入れてランチブッフェの割引があり2800円で乗り放題なので次はこれ使って泊まりで行きたいと思いながら
川根本町のバスで千頭駅訪問も井川線も行きたいと考え嬉しい悩みを抱えてます。
と呑気なこと言ってる場合ではありません。
時刻表の運転本数を見るとダイヤ改正で更に厳しいものになり観光特化型に変わりより途中下車しづらくなりました。
6月28日付でいすみ鉄道、トキ鉄の社長された鳥塚さんが
大井川鐵道の社長になりましたが
難題多いこの路線を建て直し不通区間を1日も早い運転再開を期待したいです。
改札口の賽銭箱を見ながら訪問後大掛かりな点検が行われ夏場急行かわね路が運休になりました。
俺も微力ながら募金箱に小銭入れて末永く運行し続けることを祈りました。
夕方5時過ぎ駅から歩いて5分位のインド料理屋さんで晩御飯食べここに戻ってきたのは8時過ぎで
家山方面は既に運転終わっており残るは新金谷行きのみでした。
乗ってるのは俺1人の近鉄16000系に乗り金谷駅に戻った時は8時半でした。
今旅を振り返り3年ぶりの訪問で神尾駅と別料金払って家山駅に行くことが出来たことと
SLや色んな列車を撮ることが出来たのが収穫の一方2022年9月の台風被害で運休状態が続いてる区間が
1日も早い全線運転再開が来る日を待ち望み川根温泉も寄れたら寄りたいと考えつつお開きとします。
短い連載でしたが最後までのお付き合いありがとうございました。
撮影日:2024年3月24日
カメラ:Nikon D500+SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
+AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
+SIGMA 12-24mm F4 DG HSM
いつもご訪問ありがとうございます。
ブログランキング参加しています。
にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村