カードをめくって宝石を探そう! 神経衰弱よりも簡単な、超シンプルルールが魅力。記憶力に自信がなくても、子供たちに勝てるカモ。
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★宝石をいっぱい集めよう!
「宝石がいっぱい!」は、宝石がザクザクとれる鉱山が舞台です。プレイヤーは宝石の採掘者。鉱山を掘りまくり、たくさんの宝石を手に入れることを目指します。たまには、金塊や化石が見つかることも!
2~6人用です。プレイ時間5分、対象年齢4歳以上と、気軽に遊べます。アークライトより、2021年9月発売[1]。2200円。
[1]アークライト:宝石がいっぱい!
★カードを1枚めくるだけの簡単ルール!
ルールは簡単です。カードの茶色い面を上に向けて、テーブルにバラバラにして並べます。その横に、得点となる宝石カードを、得点の小さい順に並べておきます。これだけで準備は完了。
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時計回りに手番をとります。手番では、カード1枚を選んで裏返します。カードには、裏表とも茶色の「ハズレ」と、片面に宝石などの物品が描かれた「アタリ」があります。アタリをめくれば、対応する得点カードをもらえます。めくったカードは、そのままの状態で場に残します。
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こうして1枚ずつめくっていき、宝石カードがすべて取られたら終了です。宝石カードの得点を合計して、一番点数の多い人が勝ち。説明がほとんど不要なほど、簡単なルールです。
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★めくって楽しい、さまざまなカード!
「アタリ」のカードには、いくつかの種類があります。「宝石」は、場に並べられた宝石カードから、いちばん点数の低いものをもらえます。つまり、後になるほど、点数が高くなります。「金塊」は、常に一定の得点。ほかに、頭と尻尾の2枚を集めると得点アップする「化石」、他プレイヤーの宝石を奪える「怪盗」もあります。
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かんたんルールなので、1ゲームは5~10分程度で終わります。もの足りない時は、付属のプラ製「宝石コマ」を使った、ロングゲームがあります。このルールでは、各ゲームで得点が1位だった人が宝石コマを1個入手できます。何度かゲームを繰り返して、最初に宝石コマ2個を手にした人が、勝者になります。
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なお、応用ルールとして、宝石カードの裏面を使う遊び方があります。宝石カードごとに、「もう1枚カードをめくれる」「カード1枚を秘密裏に見られる」などの効果があり、そのカードを取った人が効果を得られます。上述のロングゲームと組み合わせると、ゲーム進行に変化がつけられてオススメです。
さらにオマケとして、「宝石図鑑」が付属します。ゲーム内に登場する各宝石のウンチクが書かれています。宝石の知識があれば、ゲームをいっそう楽しめると思います。
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★まとめ:記憶がダメでも楽しめる、カンタン神経衰弱!
このゲームは、次男7歳の誕生日プレゼントとして贈りました。実際に子供たち(娘12歳・長男9歳・次男7歳)と遊んで、感想をまとめます。
◎気に入った点
- 簡単ルール。場のカード1枚をめくるだけ。内容的には神経衰弱なのだが、全カードの半分ほどがアタリ。なので、何度めくっても失敗が続く、ということがない。ずっと気軽に楽しく遊べて、神経が衰弱しない。
- ほどよい記憶要素。特に後半になると、どのカードをめくったかを覚えておかないと、続けてハズレばかり引くハメになる。しかしハズレだけを覚えておけばよいので、神経衰弱ほどの記憶力は必要ない。記憶力の衰えたアラフィフが、記憶力マックスの子供たちと遊んでも、それなりに勝負になる。
◎気になる点
- 宝石コマ。大ぶりできれいな宝石コマが付属するが、通常ゲームでは使用しない。もっと登場の機会があれば良かった。
◎総評:期待以上
※期待以上/期待通り/失敗した、の3段階評価。
1枚選んでめくるだけ、超シンプルなルールの神経衰弱。ハズレが続くことがないので、神経が衰弱することなく、最後まで楽しく遊べます。記憶力に自信がなくても、これなら子供たちと「いい勝負」ができるはず!オススメ!
![]() | ★ amazon.co.jp アークライト 宝石がいっぱい! (2-6人用 5分 4才以上向け) ボードゲーム |
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