社会性の脳科学的還元 - 泣きやむまで 泣くといい

泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

社会性の脳科学的還元

現代思想2007年5月号 特集=発達障害 療育の現場から

現代思想2007年5月号 特集=発達障害 療育の現場から

 おととしに「読んでみたものの、うんざり」と書いてしまったものなのだが、今になって面白く読める。
 医学・療育的な話は、障害の「社会性」を指摘する姿勢からは遠いものと考えていたが、これはこれで人間がいかにして「社会的になるか」を脳科学的な観点から明らかにしようとしているのだと考えれば、また違った貢献もありうる気がしてきた。
 ただ、脳の部位の話ばかり続くと、くらくらする。