例の経済学本

- 作者: 松尾匡
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2008/06/06
- メディア: 単行本
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マルクス主義について概説した本は何冊か読んできたけれど、疎外論に絞り込んで説明してもらえるおかげで非常に明快。身近に感じられる事例も多く、経済のど素人でも「ここはおかしいんじゃないか」とか考えを深められそうな点も魅力。
追記:ブックマークコメントでBUNTENさんに「はだか祭り参戦」と書かれてしまいましたが、そんな度胸ないです・・・。祭りがはじまるよりも前に購入して読んでいたのに、タイミングが遅れて祭りの時期と重なってしまいました。議論を踏まえてから読んだら、もうちょっと違う読み方になったかもしれません(あるいは「なんだか難しそう」と思って、はじめから買わなかったか)。経済学を知らない人が頭を真っ白にして読んだら、きっと読みやすいと思うんだけれどなあ。