シルバーウィーク４日目、浴衣が背中で縄状になって寝苦しかったけど
裾をパンツにねじ込んでオカッピキみたいにしてからは快眠

寝起きでメガネをかけずにマタグラ見たらピン球くらいのイエダニ？
いつの間にか下の方にも白髪が混じるお年頃

せっかく琵琶湖畔に泊まったけど安曇川はおもんないんでどうしたもんか
「隙が有ったらどっからでもかかってこん会」会長が３日前に２０匹釣った
九頭竜川やったら１時間の近場！っちゅうわけで北陸道に飛び乗る

オトリは会長推奨の金ちゃんおと鮎店で購入
郷に入れば郷に従え！九頭竜では「おと鮎」
懇切丁寧なポイント案内図が九頭竜初心者を暖かく迎えてくれる

「水温20℃、水況はかなり厳しいです」唐突に店主金ちゃんのポイント紹介が始まる
ガマの油売りみたいな口調で聞き入ってしまう
ところが金ちゃんがしゃべり出したら常連さんはおと鮎持ってソソクサ釣り場へ
それもそのはず、しゃべり出したら止まらへん、昭和52年一週間で千匹釣った話から
平成21年９月の状況まで延々と続く、常連さんは番頭はんに支払いすませて慣れたもん

最後は金ちゃんとタイマン、九頭竜返しのレクチャーまで受けて釈放
一年ぶりの九頭竜、去年と同じ北島に入りたかったけど金ちゃんの薦めで白鳥に入る

今にも降り出しそうな曇天、水温は天川の解禁日並
だだっ広いトロ場にズラ～と並んだ釣り人、誰一人掛からへん
とりあえず昼まで粘ってみたけどビリ２匹

帰りの段取り考えて福井北ＩＣの近くに移動、２時間やって坊主
一回だけ穂先まで浸かるくらいのアタリがあったけど身切れバレで終了
心身共に疲れきったんで明るいうちに帰る事にする
渋滞覚悟で北陸道に乗るなり大渋滞

覚悟はしたけどガッツリ止まって動かへん、木之本で降りて下道行く？と考える事は皆同じ
降りる道も大渋滞、観念して渋滞の列に並ぶが今度は便意が…

もぉ～イヤッ！長浜で降りて長浜ドーム横のコンビニに駆け込む

いったい何が詰まっとんねやろ？オムツ？ナプキン？サラッサラのオチョパット？
将来のこととか色々考えらなあかんこと山積みやのに詰まった物の事が頭を巡る
コンビニの店長をここまで怒らせる「同じ物」とは？キーマカレー饅を食べながら考える
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥、店長に聴いたらよかった？と、後悔しても後の祭り
一旦８号線に乗ったら止まったまんまでほとんど進まず

カーナビ頼って裏道抜け道回り道、グルグル回りまくってやっと彦根ＩＣ

近道は、遠回り。急ぐほどに、足をとられる。始まりと終わりを直線で結べない道が、この世にはあります。迷った道が、私の道です

深夜帰宅、独房のような自室で大分麦焼酎飲んで自分探しの旅を終える

熊野の方が良かった？日高は？どうせ泊まり込みやったら日置？
一生に何回後悔できるだろう　二階堂のＣＭが頭を巡る

シルバーウィーク２日目、仏間で７時間、大吟醸をチビチビやりもち
サマーピクニック　フォーエバーinつま恋を見ていつの間にか酔い潰れる

快晴の３日目の朝５時、満天の星空を見上げ滋賀県目指して自分探しの旅に出る

快晴の下、快適にＲ２４を北上するも

京滋バイパスに乗るなり大渋滞

４時間かかって「隙が有ったらどっからでもかかってこん会」会長ご推奨のオトリ店
井保水産に到着、１尾\263は庶民の味方

自分探しの旅っちゅうても鮎釣りしかすることないんもなさけない
来る途中、さざ波街道沿いでは、レガッタの大会、水上スキーの大会、ロックフェス
どこもかしこも早朝からお嬢ちゃんらで賑わいまくっとたのに…

前回来た時はきれいな虹が出迎えてくれた安曇川常案橋、今回はとんでもないお出迎え

産卵を終えた鮎の死骸、死骸、死骸…
サマーピクニックでまあるいいのちを歌ったイルカはんに
「カルキを流したらこんなんなりました！」っちゅうたら生理再開するかも？

元気な鮎もようけおるけど、追う気はさらさら無い感じ

それでもシルバーウィーク中日、チャラ瀬には先客が陣取る
敬老の日なんでご老人の邪魔をせんようにトロ場で竿を出す

体長７cm、シガンダみたいな♂ばっかりハリに絡みつく
たまぁ～に８cmの♀も掛かると儲けもん
テクテク歩いて荒瀬や深場を釣っても同じ、車で移動しても同じ
なぁ～んもおもんないんで早々に切り上げて今宵の宿に

宿も会長ご推奨の鳥居桜を予約。
推薦理由は「美人女将が個室で給仕してくれる」
＊近江牛すき焼きコースに限る

パートの仲居さんが近江牛を焼きながら「お客さんはどちらから？」
と、寂れた温泉街の場末のスナックのママさんみたいな会話が始まる
このままズルズル身の上話まで聞かされ出したら貞操の危機？
と、浴衣の裾を直したらすらっとした女将が今日釣った鮎の天ぷらを持ってきた
なるほど立ち姿は会長好みの伊東美咲。
今宵は団体客が入っとんので給仕はパートの仲居さんに任せて女将はとっとと退却

魚は食われて成仏する。釣った鮎は全ていただくのが本意
まずは産卵直前、思い半ばで釣り上げられた♀からいただく

しかし生卵コッテリ付けた近江牛食いまくった後に出されても…
♀はジャリジャリ、♂は骨川筋右衛門
食べ残した鮎に手を合わせ天ぷら揚げ代金\1000を悔やみつつ
おくりびとを見ながら就寝

てっちりと大吟醸をいただいてポヨォ～んとしとったら旧友から電話
掛川の居酒屋で嫁はんと二人ポヨォ～んとしとったら電話したなったとか
内容は明日の日曜13:00～ 18:45 Bs-hiを見るようにとのこと

1975年8月2日・3日つま恋に行ってから南こうせつにはまって依頼ずっとサマーピクニックに
通い続けた彼は明日のサマーピクニック　フォーエバーinつま恋のチケットを手にして掛川に
嫁はんがパリパリの学会員っちゅうのを除けば非常にけなるい

昨日センター試験の受験料を振り込みに行った時、むしょうに「息子」が聴きたなったことを打ち明け
息子を歌ったら俺の代わりに感動してくれと頼む。
おまえが大きくなった時や
うちのお父さんもついでに頼む。

もしも、もしもスペシャルゲストで拓郎が出たら俺の代わりに健康祈願してくれと頼む。

そしてアンコールで満天の星が流れ出したら電話するんで出てくれと頼む。

明日はのんびりとBs-hi

サマーピクニック　フォーエバー　in　つま恋
南こうせつ／サマーピクニック・ファイナル