大人気シリーズ第4弾!
料理家たちの「料理がしんどい日」何作る?
料理を仕事にする長谷川さんに「しんどい」の悩みを相談したら、「頑張りすぎなくてOKです。休んで!」ときっぱり。でも時に、逃れられないこともある……というわけで、そんなときでも何とか作れる、とっておきを教わりました!
教えてくれたのは
長谷川あかりさん
Akari Hasegawa
料理家/管理栄養士
簡単なのに気分が上がり、体をいたわるレシピが人気。管理栄養士の資格を持つ。この夏、パーソナルブック『長谷川あかり DAILY RECIPE』(扶桑社)を出版。
「お助け常備食材カレー」で決まり!
うま味の強い素材を組み合わせ、短時間でおいしいカレーを作ります。「油脂分の入っていないカレー粉を使うと、素材が生きる軽やかなカレーに」(長谷川あかりさん)
常備食材「ヒジキ」が主役のカレー!
梅ヒジキと豚肉と玉ねぎのドライカレー
調理時間35分
「豚バラと玉ねぎの甘味にからむ、ヒジキの風味と食感がアクセント。梅の酸味がキリッときいて、
スプーンがどんどん進むおいしさ」(長谷川あかりさん)
材料・2人分
- 乾燥芽ヒジキ……15g
- 豚バラ薄切り肉……160g
- 玉ねぎ……1/2個
- 梅干し……大1個(正味20g)
- 温かいごはん……茶碗2杯分
- A)
- 水……1カップ
- 料理酒……大さじ2
- みりん……小さじ1 1/2
- にんにくのすりおろし……小さじ1
- 塩……小さじ1/2
- カレー粉……大さじ1
- ごま油……小さじ1
作り方
- ヒジキはたっぷりの水に10分つけて戻し、ザルに上げて洗い、水気をしっかりきる。豚肉は2㎝幅に切る。玉ねぎは2㎜幅の薄切りにする。Aは混ぜ合わせる。
- 鍋にごま油を中火で熱し、①の豚肉と玉ねぎを炒める。玉ねぎが透き通ったら、ヒジキを加えてさっと炒め合わせる。
- 皮を破った梅干しを種ごと加え、Aを加える。煮立ったらフタをし、弱めの中火で20分煮込む。フタを外して強めの中火で3〜5分ほどへらで炒めながら水気を飛ばしたら、カレー粉を加えてなじませ、味を見て足りなければ塩(分量外)で調える。
- 器にごはんと③を盛る。
Staff Credit
撮影/竹之内祐幸 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
こちらは2024年LEE8・9月合併号(7/5発売)「料理家たちの「料理がしんどい日」何作る?」に掲載の記事です。