2024年08月 - 昨日・今日・明日 Part-6

お行儀のいいカブトムシ

現在、小さなプラスチックの飼育ケースに2匹のオスのカブトムシを飼っている。
毎日夕方、餌として市販の昆虫ゼリーを4個与えている。
置き場所も少し分散させて、こんな感じで置いている。
P8224013.jpg
ところが不思議なことに、毎回新たに餌の昆虫ゼリーを与えようとすると、こんな具合に前日に置いたカップがきれいに上手に重ねられている。
P8224012.jpg
4つのカップをまるで「ごちそうさまでした」と言わんばかりに、お行儀よくきちんと重ねて片付けていてくれる。
おかげで空のカップを取り出すのは一度にできて簡単だ。
P8224011.jpg
たまに、木に引っかかって動かせないのか、3個だけ積み重ねている場合もあるが、それでも3つのカップはしっかりと重ねている。
P8224010.jpg
どうやって運んで重ねているのか、その作業現場は見ていないが、実に上手なものだ。
何のために重ねるのだろう?
他の家で飼われているカブトムシも、みなこんな風にからのカップを積み重ねて片付けるのだろうか?

ガスの中のびわ湖バレイでルートセンサス

8月26日はびわ湖バレイの山中でルートセンサスの日。
AM9:30発のロープウェイで山頂に登る。
山麓駅では、すでに気温は29℃、だが山頂では20℃とのこと。
DSC04912.jpg
打見山山頂は、風速8~9m/s、ガスの中で、湿っているが涼しい。
これから山歩きの準備中。
DSC_3076.jpg
今年の春から工事中だったこの建物が、完成していた。
「延法寺」、「天台比良修験道々場」とあった。
たしかここびわ湖バレイの山一帯の土地は比叡山延暦寺の所有地と聞いている。
賽銭箱の表示が面白い。
「喜捨箱」
と書いてあった。
帰宅後調べてみたら、「きしゃばこ」と読み、 喜捨とは、「喜んで自らの煩悩(物欲、財欲)」から解脱するという意味があり、よろこんでお布施をするという意味らしい。
功徳に乏しい私は、これまで知らなかった。
DSC04917.jpg
DSC04918.jpg
山の上はびわ湖側からの風でガスが濃くなったり少し薄らいだりしていた。
雲の下には、太陽に照らされた高温の下界が薄っすら見える。
DSC04919.jpg
ダイナミックコースのあちこちにトリカブトが紫色の怪しげな花を咲かせていた。
DSC04921.jpg
うつくしいミヤマカラスアゲハ。
P8264021.jpg
P8264022.jpg
チャンピオンコース。
アキアカネやツマグロヒョウモンが見られたが、もちろんアサギマダラは皆無。
DSC04936.jpg
DSC04938.jpg
白谷から汁谷への小さな尾根を通り抜ける狭い山道で、薄暗い道の傍におおきなシマヘビがじっとしていた。
こんなところで何を食べて生きているのだろう?
カエルなどだろうか?
暗すぎてSSが遅すぎ、ブレてしまった。
DSC04949.jpg
夏枯れ?
紅葉した葉を時々みかけた。
DSC04951.jpg
またまたガスがかかり始め、雨も降ってきた。
雷が発生しないことを祈り、傘をさしながら、雨宿りのため汁谷のリフト乗り場に向かう。
私はあいにくこの日は傘もポンチョを持ち合わせず、結構濡れた。
DSC04954.jpg
ガスがどんどん濃くなっていくなか、アルペンコースの傾斜がきつい坂を笹平に向かって上っていく。
DSC04965.jpg
DSC04967.jpg
DSC04971.jpg
やっと笹平が見えてい来た。
こんなガスの中でも、インバウンドの中国系観光客がたくさん遊んでいる。
DSC04972.jpg
笹平からロープウェイ山頂駅まではリフトを利用。
毎回疲れ切った最後の行程をこのリフトで移動でき、リフトに乗ったとたんホッとする。
DSC04973.jpg

打見山山頂(1,108m)もガスの中。
DSC04979.jpg
ガスの中をロープウェイで下り始めると、まもなく視界が開けてくる。
DSC04987.jpg
そしてガスの下にでると、突然真っ青な空と湖が飛び込んできて、
ロープウェイの乗客から一斉に歓声があがる。
DSC04989.jpg
DSC04991.jpg
DSC04997.jpg



ところで、自宅にもどってスパッツを取り、トレッキングシューズを脱いで、ビックリ。
脛が血で染まり、パンツの内側もソックスも血糊でベトベトしていた。
ヤマビルにやられた。
これで2度目だ。
実は汁谷でスパッツの上を這い上るヤマビルを見つけ、取り払ったのだが、まさか内側にも入っていたとは!
モンベルのしっかりとしたスパッツもつけているのに、まったく憎きヤマビルめ!
へんな細菌に感染していないといいのだが・・・
DSC05001.jpg

またもブルービー

先日、再度ブルービー(ルリモンハナバチ)を撮りに、近所の公園に行ってきた。
幸いこの日も1頭いてくれた。
ひょっとしたら数日前に見かけた個体と同じものかもしれない。
確かめるために今度腹に目立つ色を塗り放してみようかと考えている。
DSC_5557.jpg
DSC_5568.jpg
DSC_5574.jpg
DSC_5585.jpg
DSC_5595.jpg
ほぼ斜め真上から。
DSC_5635.jpg
何の幼虫か、太くて大きなものが、モミジバフウのそばの樹の葉についていた。
DSC_5647.jpg
モミジバフウの実がたくさんぶら下がっていた。
DSC_5666.jpg
突然5~6羽の野鳥の群れが飛んできて目の前の樹の枝にとまった。
たくさんいるので、比較的見通しのいいところにいたこの鳥を撮ることにした。
メジロでもなさそうだ。
ウグイスの幼鳥だろうか?
よく分からない。
鳴くこともなく、よく見ると何か虫を咥えているようだ。
DSC_5648.jpg
DSC_5659.jpg
DSC_5662.jpg
DSC_5665.jpg

強風とガスのびわ湖バレイ

8月17日(土)、びわ湖バレイにルートセンサスで行ってきた。

湖西道路からみる比良山系の尾根は雲におおわれていて嫌な予感。

DSC_0006_BURST20240817084130868.jpg

打見山山頂は気温21.5℃、北風風速11m/Secの強風。

異常に遅い台風がまだ関東沖でノロノロしていたため、その影響と思われる。



ガスに覆われているため、気温は高くはないが、とてもムシムシし、眼鏡も曇る。

そのため、調査対象としているチョウやトンボの確認は、ただでさえ強風を避けどこかに潜んでおり、とても難しい。

恐らく、見つけられずに見逃したケースも多々あるかもしれない。

DSC04786.jpg

DSC04790.jpg

DSC04795.jpg

ダイナミックコースで見かけたトリカブト。

トリカブトの花は、普通はムラサキだが、白いトリカブトも咲いていた。

DSC04800.jpg

ここはチャンピオンコース。

2年前までは、このゲレンデの両サイドにそれぞれ100m余りのシカ除けネットを敷設しヒヨドリバナを保護し、そこへアサギマダラも訪花していたものだった。

しかし、保護するまでもなく、残念ながら温暖化のせいか、アサギマダラも来なくなってしまった。

そのため、2022年を最後に、以来シカ除けネット張りは行っていない。

オニアザミとテンニンソウがはびこっている。

DSC04803.jpg

そんな中で、テンニンソウの中にヨツバヒヨドリが一株健気に伸びていたのを見つけ、感激した。

DSC04805.jpg

白谷から汁谷へは、こんなちょっとした尾根を横ぎる。

足元は濡れていて、ぐしゃぐしゃ。

DSC04807.jpg

この日は朝からずっと霧雨模様でジメジメしていたので、こんな時はヤマビルに要注意ということで、メンバーはみな注意しながら歩いて行った。

案の定、途中で何度もヤマビルを目撃。

身体を異常に伸ばして気色の悪いヒル独特の動きで移動している。

DSC04813.jpg

P8173931.jpg

長靴にも二匹ついていた。

今回は私は大丈夫だったが、1か月ほど前に、スパッツもつけていたのにソックスをも乗り越え、しっかり絞めていたトレッキングシューズのくるぶし付近で血を吸われていた。

気が付いたのは、その夜風呂に入った時で、くるぶし付近が血でそまり、ソックスやパンツの裾が血糊で固まっていた。

それまで、ヒルに吸われていることなどまったく気が付かなかった。

ヒルは大っ嫌いだ。

P8173927.jpg

P8173930.jpg

小さな栗の木だったが、すでにたくさんのイガが付いていた。

DSC04817.jpg

エゾゼミだろうか?

近くで大きな音で鳴いているが、姿は見つけられなかった。

この樹も枝が面白い。

幹の途中からごく細い枝が数本伸びていたのだがいずれも垂直に伸びていた。

DSC04818.jpg


ウリハダカエデに似ているが・・・・・

葉も幹もそっくりな木が左右に2本並んでいた。

左の木には実が垂れ下がっているが、右の木にには全くなし。

雌雄異株なのだろうか?

DSC04820.jpg

白谷の奥にこんな重機を見かけた。

小さなダムをつくる工事をやっていたようだ。

こんな山中にどうやってこんな重機を持ってこれたのだろう?

分解してロープウェイで運ぶにしても、重すぎるものがあり、さらにロープウェイから下ろして組み立てるのも重すぎて至難の業だ。

いったいどうしたやったのだろう。

DSC04823.jpg

約890mの川の合流地点から戻り始めると、再びガスが立ち込めていた。

DSC04829.jpg

しばらく前からの霧雨がすこし本格的になりかけてきたため、雨宿りのできるアルペンコースのリフト乗り場で昼食をとることにした。

DSC04833.jpg

近くに駐車されていた重機の運転台が、意外とシンプルなのに驚いた。

DSC04834.jpg

昼食・休憩後、アルペンコースを登って笹平を目指す。

この時気温は丁度20℃ほど。

相変わらずのガスと霧雨で、とてもムシムシする。

DSC04839.jpg

地面の苔についている水滴が時々宝石のように光って美しい。

DSC04842.jpg

近くにはオオセンチコガネ。

P8173938.jpg

いつもはこのあたりから笹平までは「地獄の上り」と呼んでいて、疲労と暑さから足取りも極端に遅くなり、10数mごとに立ち止まるような、とてもきつい地点だ。

しかしこの日は違っていた。

ゲレンデの下から吹き付けてくる強風が背中を押してくれ、いつもに比べかなり楽に登ることができた。

改めて強い追い風の威力を実感した。

P8173935.jpg

笹平まではもうすぐだ。

相変わらず風は強く、ガスも晴れない。

左手でネットを持ち、右手でカメラのシャッターを切るためこんな写真になってしまった。

P8173940.jpg

P8173944.jpg

笹平から打見山山頂まではリフトで。

DSC04849.jpg

下山のロープウェイから眺めた、我が家方向の景色。

下界はガスもなく、猛暑の真っただ中のようだ。

DSC04857.jpg


ちなみにこの日は強風にせいで、

  蝶 16種 33頭(前回 18種 88頭)、トンボ 6種 493頭(前回 10種 1467)と、

とても少なかった。

昆活@大原

水曜日の8月14日は、大原で定例の活動日。
猛暑の中、2グループに分かれ、網室周辺の除草と水やりと、いつものルートでルートセンサス。
網室内の幼虫は既にほとんど3齢幼虫に変わっていた。
P8143915.jpg
P8143922.jpg
このところまとまった雨が降らず、猛暑続きのため、水不足でフジバカマも枯れかけていた。
DSC_5230.jpg
高野川から水をくみ上げ畑に散水するのだが、途中で燃料切れ。
急遽30分近くかけて燃料を買いに行ってきて、再開。
DSC_5242.jpg
DSC_5310.jpg
一方、いつもルートでチョウとトンボの調査を実施。
私はそのグループに参加。
この日もとても暑くて、開始時は33℃、終了時(11:25)は34℃、さらに正午ごろには35℃を示していた。いづれも風通しのいい日陰、地上約1.5mでの測定値。
調査中の炎天下の気温は推して知るべし、超暑かった。
そのせいか、見かける昆虫も心なしか少な目だった。
頻繁に水分補給で、持参していた500mlのポカリスエット・ペットボトル2本がほとんどカラになった。
DSC_5259.jpg
水不足で、農道の草も枯れていた。
DSC_5299.jpg
途中で見かけたウチワヤンマとコオニヤンマ。
DSC_5282.jpg
DSC_5296.jpg
ミントの花が咲いていた。
DSC_5304.jpg
網室の側面外側にいたナガコガネグモ.。
何を捕食しているのか?
DSC_5313.jpg

我が家の生き物たち

現在、先週初め田舎の妹が宅配便で送ってきた数10匹のスズムシがいる。
2日前から、順次脱皮し成虫になり始めている。
昨夜、初めて鳴きだした。
妹の所では今朝から鳴きだしたそうだ。
まだ、自信ないのか、か細く控えめな鳴き方だ。
力強く鳴きだすのも間近いだろう。
P8183962.jpg
P8183966.jpg
他にはオスのカブトムシが2匹、オスのキリギリスが1匹、ゴマダラカミキリが1匹いる。
キリギリスはリビング内で毎日鳴いてくれていたが、すでに数週間鳴き声を楽しませてもらったので、外に逃がしてやることにした。
プラケースから久々に外気を吸って、すこし面食らっている様子。
当初は後脚も二本立派に揃っていたが、今日見たら右後脚が欠けていた。
なにがあったのだろう?
このあと元気にとなりの空き地の草むらに消えて行った。
DSC_5708.jpg
DSC_5729.jpg
これは昨日びわ湖バレイの白谷付近で捕まえたゴマダラカミキリ。
顎の力強いので齧られると大変。
捕まえるには注意が必要。
P8183952.jpg
P8183955.jpg
庭に小さな小柚子の木がある(写真の中央)。
DSC_5680.jpg
ナミアゲハやクロアゲハがいつも産卵し、幼虫が育つ。
今も、たくさんの卵と2齢程度の幼虫があちこちの葉についていた。
昨年は、春から晩秋までの間に、3回も幼虫に丸裸にされてしまった。
枯れてしまうかと思ったが毎回葉を出してくれ、今年も何とか枯れないでいる。
しかし、毎年裸にされるためか、なかなか大きくなれないでいる。
もっとも今年は、ハチも拉致し残した幼虫が大きくなって食欲旺盛になりかけたときに、かわいそうだが、2匹程度を残し、残りは駆除した結果、今の所枯れないでいる。
今回も、しばらくはハチに任せ、食欲旺盛な終齢近くなったら駆除することになりそう。
DSC_5686.jpg
P8183948.jpg
ガレージ脇の日陰で涼んでいたトカゲ。
しっぽが青く光っているのでニホントカゲの子供だ。
DSC_5702.jpg

近所の公園でルリモンハナバチ

お昼前、ちょこっと時間ができたので、近所の公園に行ってみた。
公園内は木陰が多いが、すでに気温は33~34℃、猛暑にはかわりない。
余りの暑さのせいか、いつもはよく見かけるオオシオカラトンボやナミアゲハ、モンキアゲハなども見かけない。
セミの鳴き声だけが聞えてきた。
暑すぎて、長居は無用と家に戻る途中、かつてルリモンハナバチがよくやってくる、アキノタムラソウが群落していたところをみてみた。

今は群落とは言えないが、かろうじて咲いていた。
そして、何とスジボソフトハナバチが蜜を吸っていた。
DSC_5386.jpg
DSC_5394.jpg
DSC_5398.jpg
DSC_5401.jpg
ならば、きっとルリモンハナバチもいるはずと、ゆっくりあたりを見渡した。
やはりいた。

結局、吸蜜中のスジボソフトハナバチ1頭、ルリモンハナバチ2頭を確認できた。
DSC_5362.jpg
DSC_5374.jpg
DSC_5407.jpg
DSC_5410.jpg
DSC_5416.jpg
DSC_5433.jpg
DSC_5434.jpg
DSC_5458.jpgDSC_5458.jpg
DSC_5459.jpg
DSC_5532.jpg
この日は、特にルリモンハナバチを撮るつもりで公園に行ったわけではなかったので、今度はレンズを替えて近いうちまた撮りに行ってみよう。

大原で久々の昆活

先週の水曜日は、2週間ぶりに大原での定例活動日。
豪雨後の前回とくらべ、この日の高野川の流量はとても少なく、飛び石は完全に露出していた。
滑ることもなく、渡渉は楽勝。
P8073881.jpg
P8073882.jpg
葉の上に小さな小鳥の糞のようなものが。
P8073883.jpg
よく見ると、小さなバッタの幼虫だった。
アゲハの幼虫などと同じように、小鳥の糞に擬態しているのかもしれない。
P8073884.jpg
この日の主な作業はフジバカマ畑の草取り。
この写真のような広さのフジバカマ畑が合計3.5ほどあるのだが、この日はここと離れたところ半分ほどの広さの畑の2か所で、精いっぱいだった。
何しろ、猛暑。
特に汗っかきの私は2時間弱の炎天下の作業で、持参の冷やしたポカリスエット(500ml)2本をすっかり飲み干した。
滴る汗がメガネの内側に垂れ、乾いて塩だけが残り、見ずらい。
そのまま拭くと塩がレンズを傷つけるかもしれず、川の水で洗ってから拭いたが、それもつかの間、また汗が垂れた。
P8073887.jpg
P8073888.jpg
網室内では幼虫も順調に育ち、すでに3齢幼虫もたくさん見かける。
P8073893.jpg
P8073895.jpg
気温が高いせいか、幼虫も腹部の通気性をよくするため、得意のイナバウアーポーズ。
P8073897.jpg
寄生虫にやられたらしい、死んだ蛹があった。
寄生虫が出て行ったと思える穴が腹部にあった。
網室と言えども、小さな寄生バチや寄生アブを完全にシャットアウトすることはむずかしく、こんなことも起こる。
P8073901.jpg
P8073898.jpg
最初の孵化からすでにかなりの日数が経っている。
しかし、こんな状態で、孵化せずに終わっている卵も結構ある。
この卵塊は通常より孵化しない卵が多い。
ざっとみたところ、半数以上は孵化しなかったようだ。
未受精卵なのか、それとも何らかの寄生か他の原因によるものか?
P8073903.jpg
午後の照り付けが厳しい中、帰宅途中にドングリ園によってみた。
トビが余りの暑さに、翼を広げて涼んでいた。
まるでカワウのようで、こんなトビの格好は初めて見る。
P8073906.jpgP8073909.jpg

なつやすみ虫ずかんとカード

30年以上も前に娘たちに買った、福音館のこの本はなかなかいい本で、本文も緻密な挿絵もすばらしい本だった。
ただ娘たちが大きくなったころ、他の何冊かの絵本とともに、小さな子供を持つ知人にあげてしまった。
最近また見たくなり、やっと昨日Amazonから購入できた。

ちなみにこの挿絵の画家、稲田務氏の展覧会が9月3日まで酒田市本間美術館で開催されている。

表紙
DSC04747.jpg
裏表紙
DSC04748.jpg
オニヤンマのページ
DSC04751.jpg


「やっと」というのは、実は私のJCBカードがまたも不正使用され、カードを再発行してもらい、その新しいカードがやっと数日前に届き、購入できるようになったからである。

たまたま先日、JCBの7月支払い履歴をJCBのHPでみたら、「海外ショッピングご利用分」として利用記憶のない項目がのっていた。
急いで過去からの履歴を調べてみた。
  6月10日支払い分
   2024/05/13 JUSTANSWER.JP TRIAL SAN FRANCISCO 500円  
   これは利用記憶あり。正しい。
   ただし、「ご利用日」は実際の利用日ではなく、JUSTANSWER.JPからJCBへ請求日だった。
   スクリーンショット (808)
  7月10日支払い分 
   2024/05/26 ITSAPOTO.COM SAN FRANCISCO 4,980円  
   これは利用記憶なし。不正請求。
   スクリーンショット (806)
  8月13日支払い予定分 
   2024/08/13 ITSAPOTO.COM SAN FRANCISCO 4,980円  これは利用記憶なし。不正請求。
  9月10日支払い予定分 
   2024/09/10 ITSAPOTO.COM SAN FRANCISCO 4,980円  これは利用記憶なし。不正請求。

驚いて、すぐにJCBに電話でこれまでの経緯を伝え調べてもらうことにした。
  <経緯>
・今年の4月頃、PCのバッテリーに関するトラブルで、自分で調べてのもわからなかったため、ネット検索でみつけた  「JUST ANSWER」という会社に聞いてみることにした。
・最初電話で「一回のトライアル500円」であることを相手側に確認したうえで、クレジットカード払いの申し込みをし、トラブル状況を伝え利用した。
・電話で対応した担当者はしっかりした応対で、日本語も自然な発音で、よくある外国人の日本語ではなかった。
・トラブルも解決できたので、その時点では何の不審もいだかなかった。
・しかし、今回ITSAPOTO.COM SAN FRANCISCOから記憶にない請求が来ている。


一週間あまりかけてJCBが調査の結果、JCBより次の報告があった。
・JUSTANSWER.JP TRIAL SAN FRANCISCOとITSAPOTO.COM SAN FRANCISCOは、一見別会社のようにみえるが、同族会社かあるいは同じ会社らしい。
・即時現在のカード番号を利用不可とし、新しいカードを発行する。
・7月10日にすでに支払われた分は取り返せないが、8月、9月分については取り消し処理をしたので支払いは生じない。
・今後のITSAPOTO.COM SAN FRANCISCOからの請求は受け付けられないので大丈夫。
とのことだった。

JCBに今回の不正請求の連絡をした後に、自分でもネットでいろいろと調べてみた。
どうも、悪質なサブスクにはまっていたようだった。
最初に「JUST ANSWER」に当たった時、「1回のトライアルは500円で、それ以上はかからない」と強調していたが、1カ月後からは、自動継続となり定額の月額費用がかかる仕組みになっていることなど、一言も案内がなかった。
ただ今回くまなく調べてみたら、目立たないが定期契約に関する記述があり、質問やサポート依頼のあるなしに関わらず、キャンセルしない限り永久に月額費用の支払いが生じる仕組みだった。
当初そこまで確認できなかった私にも落ち度があるが、このやり方は明らかに詐欺に近いやりかたで、しかもクレジットカード番号やセキュリティコードを他社に横流しにして(あるいは同じ会社かもしれないが)、とても悪質な会社だ。
この手の悪質なネット会社や団体は多々あるのかもしれない。
今回は早めに気が付いて被害も少なかったが、くれぐれも注意が必要だ。

手造り感いっぱいのバッグ(YOKO ECOPAK Coyote Brown)

今朝届いた、手造り感いっぱいのバッグ(YOKO ECOPAK Coyote Brown)。
DSC04755.jpg
それもそのはず、登山家の方が自作した、ハイキング経験にもとづいた実用的な機能満載で細かな点まで気の行き届いたバッグだ。
ポケットも豊富で、スマホはもちろんアサギマダラのマーキング必要な小物もしっかりと収まる。
すっかり気に入ってしまった。
DSC04753.jpg
カメラはパンツのベルトに着けるつもりだが、ここにも入る。
DSC04756.jpg
小さなポケットやドロー・コードで絞れたり、上部のファスナーは防水仕様のようで、実に機能的にできている。
びわ湖バレイでのルートセンサスやいろんな所でのアサギマダラ・マーキング等、早くフィールドで使ってみたい。
P8043874.jpg
P8043875.jpg
P8043877.jpg


知人に教えていただき、ネットでここから購入したもの。

プロフィール

lblakebiwa

Author:lblakebiwa
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR