2024年05月 - 昨日・今日・明日 Part-6

アサギマダラの卵

【5/24 午前】

栗原のアサギマダラの谷にいったところ、次のようにアサギマダラの真新しい卵、合計31個を発見。

28個:イケマの葉

 2個:キジョランの葉

 1個:カモメヅルの葉


【5/26 午前】

栗原より3枚のイケマの葉を採ってきた。

3枚の葉には、白い卵が2、2、1と合計5個ついている。

こんな感じだ。

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【5/27 夕】

しおれてしまっていた3枚の葉をまとめて括り、小さなペットボトルに差しておいた。

【5/28 午前】

しおれていた葉が、すっかりシャキッと元気になった。

3個の卵は真っ白だったが、2個の卵がうっすらと黒ずみ始めていた。

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【5/29 午前】

卵2個がすっかり黒くなっていた。


【5/30 午前】

栗原に行き、5/24に発見した卵の様子をみてみた。

しっかりと食痕のある葉を裏返しにすると、元気な初齢がいた。

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他の葉にも初齢や黒くなり孵化が間近な卵もみられた。

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ただ、丁寧に確かめたわけではないが、5/24に発見した葉から卵が無くなっているケースが少しみられた。

アリが食べたのだろうか。


【5/30 正午ごろ】

昨日黒くなっていた2個のうちの1個が孵化し、初齢になっていた。

1個はまだ黒いままだ。

葉の表側から見たもの。

盛んに丸く円を描くようにして食べている。

卵の殻は孵化した時に食べたようですでにない。

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葉の裏側から見たもの。

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見ているうちに円は次第に大きくなる。

小さい体ながら食欲がすごい。

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残っている卵も、心持ちグレーに変わってきた。

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所用で酒田へ

15日から9日間かけて田舎の酒田に行き、ついでに近くをちょこっと回ってきた。
今回は、思い切ってジムニーで行ってみた。
というのも購入して1カ月弱で、走行距離もまだ250kmほどなので、長距離のハイウェイ走行はどんな具合か確かめることと、もう一つ酒田では、海岸の砂浜や狭い田んぼ道なども走りたかったので、ジムニーがうってつけ。
北陸自動車道をはじめハイウェイでは、大抵110km/hにセットし走った。
クルージング機能は前に車がいない時は、問題なくラクチンだが、前に車がいてその車がスピードを一定に保たず、時々遅くなったりすると、車間距離が詰まり調整せねばならず鬱陶しかった。
また、すこし急な上り坂になると、さすがに荷物をたくさん積みこんだジムニーにはきつくて、一気にターボがうなって稼働し、回転数もぐんと跳ね上がった。
以前乗っていたセダンなら、130km/hくらいでもアクセルを踏むと一気に160km/h以上に伸びていき、違反でつかまらない様にあわてて落とす必要があったことが、なつかしい。
まぁ、自分の齢も考え、おとなしく走ることにした。

自宅を出て3時間半が過ぎたので、ちょっとトイレ休憩。
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昔は一気に酒田まで走っていたが、かなり飛ばしても約8.5時間あまりかかったので、ここ何回かは燕三条で一泊することにしている。
ここには、「燕三条地場産センター」と「ストックバスターズ」という燕三条の刃物や金属加工業のアウトレットの店があり、それらを眺めるのが楽しいことと、もうひとつ、ホテルの近くに「北野水産」という居酒屋があり、魚が美味しくて、飲んでも歩いてホテルに帰れることから、休息がてら一泊することにしている。

ホテルの駐車場にもなっているスーパーの駐車場に駐車してビックリ。
正面にまったく同じカラーのジムニーが駐車中で、しかもそのナンバーが「809」。
実はこちらのナンバーは「909」。

とても愛着を感じてしまい、記念に写真を撮った。
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北野水産では、大好物の「川エビのから揚げ」と「刺身盛り合わせ」で、まずは乾いた喉へ水分補給。
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そして、口当たりがなめらかで上品な 越後寒梅大吟醸 の盛りこぼし。
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他にもいくつか食べたが、食べて飲むのに夢中で記録が残っていない。
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ここは神林の道の駅。
昔から、地元産の野菜や山菜などをとても安く売っている。
ここには、昔は毎回立ち寄り買っていたが、何年か前に開通した自動車道が、ここから離れたところを通るため、ほとんど寄らなくなってしまっていた。
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皇后、雅子さまのご実家の小和田家がある村上市。
その村上市の日本海沿岸にある風光明媚な笹川流れ。
海岸にアサギマダラ立ち寄るスギナビソウはないかと、停車できる場所を見つけては停車し、双眼鏡で探したが、結局スギナビソウもアサギマダラも見つからなかった。
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山形県にはいると、まもなく温海温泉がある。
ここに「久太」というおいしいラーメン屋があり、いつも昼食がてら食べに寄る。
とても人気の店で、昼の営業時間11:00~14:00。
特に13:00過ぎまではとても、混んでいて店の前には長い行列ができているので、13:30過ぎに行くのがコツだ。
今回も途中で時間調整し13:30頃に入店した。
店内の壁張られていた新聞の切り抜き写真。
中央左にながい行列の写真が貼られていた。
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温海温泉には、もうひとつ、こけし工人阿部進矢さんのご自宅がある。
今から12年前に、酒田へ道中でたまたま立ち寄ったのが始まりだった。
それがきっかけで、滋賀県の君ヶ畑の大皇器地祖神社や、惟喬親王伝説に関わり始めることになったので、私にとっていわばこけしや木地師、惟喬親王追っかけの原点だ。
その原点に関するブログ記事がこれだ。

今回も阿部さんのお宅に寄ってみた。
以前、私が君ヶ畑の大皇器地祖神社や関連の写真をアルバムにして送ったのを覚えてくれていて、箱から出してそのアルバムを見せてくれた。
阿部さんは今年87歳だそうで、まだまだ現役でこけしづくりを続けていたが、ペースは落ちたそうで、今も注文のバックログがたくさんあるとのこと。
後継者はおらず、いずれ特徴ある阿部さんのこけしづくりも終わることになりそう。
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阿部さんは温海でこけしづくりをやってきているが、もともとはお爺さんが福島の土湯から温海に移ってこられたそうで、土湯系と言われている。
阿部進矢さんは、父親の阿部常吉さんからこけしづくりを学んだらしい。
その阿部常吉さんの作品という可愛らしいこけしのおもちゃが、最近阿部進矢さんのもとに送られてきたそうだ。
底の署名をみて、「間違いなく父親の字だ」と言っていた。
昭和53年(1978年)に作成したものだそうだ。
送ってきた人は、熱心なこけらーのようで、同じものを作ってほしいと、細かな各寸法を記して、注文してきたという。
ちなみに調べて見ると阿部常吉さんは平成3年(1991年)に86歳で亡くなられている。
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「面倒だが、こうして細かく書いてきて、父の作った現物も送ってきたので、作らないわけにはいかない」と、阿部進矢さんはいっていた。

「温海のお祭りのときに作った赤飯を冷蔵庫に保存していたので、暖めたから食べて行ってください」と、奥さんが茶碗にもって出してくれた。
ラーメンを食べた直後だったが、せっかくなのでありがたくいただいた。

その後はスナビキソウを探しながら海岸沿いの旧道を走り、一路酒田へ。

庭と隣の空き地で昆活

先日庭や隣の空き地で昆活したときに見かけた昆虫などをアップした。
シママメヒラタアブだろうか?
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越冬したツマグロヒョウモン♂のようだ。
前翅が少し傷んでいる。
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ヤマトシジミ
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ナミアゲハが庭の小柚子の木に産卵中。
去年は、一年間に3回、葉を食べ尽くされ丸裸になった。
今年はこの小柚子は枯れたかもしれないと思っていたが、幸い葉がでてくれた。
去年は成り行きに任せほったらかしにしていたところ、終齢幼虫近くになると一気に食欲も増し、アシナガバチもあまり大きくなりすぎたのか、肉団子作りをあきらめたようで、見事に葉が無くなっていた。
いずれ幼虫が成長してきたら、今年は数頭だけ残すことにするつもり。
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この時に生んだと思われる真新しい卵が数個みつかった。
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隣の空き地のヒメウラナミジャノメ
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マツバウンランだろうか。
ごく細いのにまっすぐ伸びている。
風が吹くと風下に傾くが、止むとまた元通りにすくっと立つ。
痩せぎすのくせになかなかしぶとい丈夫な草だ。
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キジョランも新しいツルがいっぱい伸び始めている。
どこに巻きつくのだろう。
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数週間前にびわ湖バレイのブナの木の下から種を拾ってきたので、芽が出るか撒いてみた。
素人で育て方を知らないので、どうもだめなようだ。
自然界では種から根が伸び葉もでていたのだが・・・。
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サトキマダラヒカゲだろうか。
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名も知らぬ多肉植物に花がさいていた。
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なに蜘蛛か、オオヨコバイを捕食していた。
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撮りたかった5月初旬のメタセコイア並木

GWの5日、子供の日、この時期にしか撮れないマキノのメタセコイア並木を撮りたくて、急遽マキノに車をとばした。
さすが連休の後半とあってか、世間も遊び疲れのようで、思ったより渋滞もなく、順調にマキノに到着。
観光客がこない、広い空き地の木陰に駐車。
ジャングル・グリーンのジムニーはこんな景色に溶け込んで、なかなかいい感じだ。
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5分ほど歩いて、事前に決めていた撮影ポイントに到着。
この日は、三脚や広角レンズも持ってきた。
何しろこの時期にだけ見られる、田んぼに水を張った田植え前の水面を水鏡に、雲一つない青空の元でメタセコイア並木を撮るのだ。
消えかかった飛行機雲が残っていたが仕方ない。
無風なら最高なのだが、この日は微風が吹いていて、時折水面にかすかにさざ波ができた。
風が止むのを待って撮るように努めたが、少々のさざ波はあきらめた。
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偏光フィルターのせいもあるが空が青々としている。
黄砂も花粉も湿度もなく、からっとした空気がきもちいい。
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定番のこの角度からも撮ってみた。
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帰路は12時半ごろにも関わらず新旭あたりから、白髭、北小松辺りまで、流れてはいるが渋滞ぎみで約20Km/h弱の低速走行。
危険だからと禁止されているにも関わらず、バカな外国人観光客が、渋滞の道路を横断し、カメラを構えていた。
こんな人間の道路横断のため、さらに車は渋滞する。
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ビワイチでびわ湖一周中だろうか?
彼女とは意図したわけではないが数100mの間、ほぼ並走だった。
彼女の方が意図したのかもしれない(笑)
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びわ湖バレイで今年初のルートセンサス その2 Last

風か雪によるのか、こんな具合に倒れていたり根こそぎひっくり返っているものもある。
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ところどころでエンレイソウを見かけた。
3枚の葉の中心から伸びる花のつき方が面白い。
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クリンソウの花は、白、ピンク、赤紫と、いろんな色の花を見かけた。
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ここは標高900mほどで、この渓流の先には夫婦滝があり、さらに先に行くと明王谷・坊村にでて葛川にそそぐ。
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シャクナゲ
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こんな山中に小屋があった。
何かの作業小屋のよう。
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空気も美味しく、花粉も飛んでおらず、とても気持がいい。
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帰路の上り坂はいつもバテバテ。
昼を過ぎても日陰ではまだ13~14℃程度だが直射日光の下では20℃ほどもあり、すっかり汗だく。
時々立ち止まり水分を補給しながら、私の場合はトボトボとのぼっていく。
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上空からうるさい音が聞こえるので見上げると、ドローンが上空を旋回していた。
確かにミツバチの羽音にも似ている。
そもそも女王バチとの交尾だけのために生きているオスのミツバチの羽音をドローンというそうだ。
後で知ったのだが、工事業者が工事のために上空から測量しているのだそうだ。
どおりで打見山山頂付近からスイセンの丘まで何度も往復していた。
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びわ湖バレイに来ると毎回つい撮ってしまう風景。
京都の大原からロープウェイ山頂駅が見えたような気がするので、だとすればここから大原も見えるはず。
次回、双眼鏡を持ってきて確かめよう。
この日は空気がかすんでいて大阪は見えなかった。
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