2024年03月 - 昨日・今日・明日 Part-6

いつの間にかすっかり春

眼の怪我も1カ月も過ぎ、大分よくなったが、このところ連日ばたばたしていて、ブログ更新が全くできていない。
そのため日々の記録が途絶えていしまっていた。

いまさらきちんとしたリカバーは無理なため、諦めてできる範囲で記録することにした。
以下は2日前(3月29日)の近所でみかけた春のようす。


曼荼羅山のイワカガミが蕾を膨らませていた。
しかし、開花した花はまだ見かけなかった。

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ショウジョウバカマが咲き始めていた。

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イワナシの花は既に終わったらしく、見つけられなかった。

すっかりドライフラワー化したアジサイのガク。

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ホトケノザがすっかり咲いていた。


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タンポポの黄色が目立つ。

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カラスノエンドウも咲いている。

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ヒメオドリコソウも群れて咲いていた。

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こちらはナズナ

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これは何だろう?

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ポツンと一本ムスカリ。


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コマツナだろうか?

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白いもの目に入ったので少し近づいてみたら、モンシロチョウだった。
まだ羽化したばかりのようで、ジッと動かず、翅を伸ばしている最中のようだった。

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きれいなツバキが咲いていた。
乙女椿だろうか。

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サンシュユが黄色い花をつけていた。
秋には真っ赤なかわいい実をつけるはず。

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ハクモクレン?

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隣の空き地にいつの間にかたくさんのツクシが伸びていた。

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何キチョウだろう?
よくわからない。

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足元で突然動いたものがあったのでよく見たら。
何バッタだろう。
去年秋から越冬したのだろうか。

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都内の空き地の林縁を直線的に2頭のルリタテハが追いかけっこのように、飛んで行った。
余りの速さにカメラの設定を変える暇もなく、撮った写真はこんなピンボケのブレブレ。
もう一度飛んで来たら今度は、と思って待ったが、戻ってこなかった。

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ちょっとピンクがかったユキヤナギがきれいだった。
この畑で作業中の方に「きれいですね」と言ったところ、「適当に折って好きなだけ持って行って!」言われた。
お言葉に甘え3本ほど枝を折って帰宅。
今も花瓶で元気に咲いている。

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明日から、特別展示 『大原のアサギマダラとフジバカマ』が始まる

いよいよ明日から京都大原の「大原文化センター」で特別展示 『大原のアサギマダラとフジバカマ』が始まる。

その準備で、この所連日大原文化センターへ出勤中(笑)

今日の大原の里は、すっかり春で、とても暖かかった。

これからこんな日はカメラをぶら下げ、里山周辺を散策したいところだが、そうもいかない。

特別展示の準備作業は今日で終了だが、花粉症の私には新たな花粉の問題が降りかかる。
既にスギ花粉が飛散しており、今日も鼻水のため頻繁にティッシュで鼻をかまざるを得なかった。

近年、年齢とともに年々運動能力や記憶力などの低下を実感しているのだが、その一方で年々花粉に対する感知能力だけは向上しているようで、ますます敏感に反応するようになってきた。
いったいどういうことだろう?

感知能力であるセンサーが向上するのではなく、単に花粉に対する抵抗力が低下していると言うのが正しいのかもしれない。

どっちでもいいが、これからスギやヒノキに加え、いろんなイネ科植物の花粉などにも反応する為、このイライラは秋まで続く。
梅雨の時期だけが、つかの間の安堵期間だ。

なんか、脱線してしまった。
こんなブログの準備を晩酌しながらしていると、よく脱線してしまう。
Let's get back on track.



以下の写真は、この数日間に撮った準備の様子。

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各標本に、分かりやすいように ♂ ♀ のタグをつけている。
とても細かな、神経が磨り減る作業。

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右下では各標本につけるタグの高さを調整している。
針に差したタグの高さを一定にするための、ひな壇のような木製ゲージをつかって、高さを調整している。

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展示パネルを仮配置中。

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今日の大原の里はすっかり春だった。
昼過ぎには気温も19℃前後。

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明日に向けた準備も、ほぼ完了に近づいてきた。

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ようやく平常にもどりつつある

今年の2月頭からの一か月はバイオリズム最低の一か月だった。

まずは久々に風邪をひいてしまい、38℃を越える発熱。
その後長い間微熱が続き痰が絡んだりで、完治するの2週間ほど要した。

ようやく気分も良くなり、天気は悪くて寒いにも関わらずカメラを持ってちょっと出かけ、何枚か撮った。

しかしそれらを整理する間も無く、側溝に足を踏み外し転倒。
左目にけがをし、片目だけの毎日。

2週間ほど過ぎて、ようやく意図的に力を入れると左まぶたが少し開くようになり、車の運転がなんとかできるようになった。
それまでは、左まぶたは閉じっぱなしで、すこぶる不便。

一週間前にはまだ瞼がよく開かず、眼科での検査ができなかったが、今日眼科でようやく精密検査ができた。
視力はもちろん3次元眼底検査など、いくつかの検査をしたが、結果として特に異状は見つからなかった。
眼球にキズもついていなかった。
まだ、眼球と上下の瞼に痛みが残っているが、医師によると、日にち薬で次第に良くなるとのこと。
とはいえ3~4週間はかかるらしい。
とにかく、目が生き延びていたのにはホットした。

この間撮った写真で、なかなか手が回らずアップできていないものを、まとめてアップする。



高島市新旭に今年もやってきていたコハクチョウたち。
写真をとって数えたところ、この日(2/20)は121羽を確認できた。
これは、その約半分。

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後ろから風を受けて寒そう。

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時々、数羽が舞い上がり、近くを旋回して、また着地する。

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一時期暖かい日が続き、裏庭のシイタケが一気に出てきて大きくなった。
榾木は、去年春と一昨年春に菌打ちしたもの。
主なものを採り、ご近所さんにもおすそ分け。
肉厚でとてもおいしくて、喜ばれた。

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和邇漁港とその周辺を散策。
網を洗う設備のようだ。
稼働しているところを見てみたい。

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湖岸
強い北風が冷たい。

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ここには風があたらないようだ。

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ビンズイだろうか?
それともタヒバリ?


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再び和邇漁港で。
ヒドリガモのカップルか?


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キンクロハジロのようだが、あの寝ぐせのような頭の後ろ冠羽がめだたない。


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今度はめだった。

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何のためにこんなに細長い船が使われるのだろう?と不思議に思っていたが、積まれている竿をみて納得。
びわ湖の独特の定置網漁、エリ漁に使われる竿を運ぶための船だ。
こんな細長い船はびわ湖以外では見ることができないかも知れない。


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コサギのようだが・・・・

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特別展示の準備

毎週水曜日は定例の活動日。

しかも来週末から特別展示が予定されているので、今は何かと準備に忙しい時期。
先週は目の怪我でやむなく休んだが、今週は大原にいってきた。

左瞼がまだうまく開かず、普段は軽く閉じたような状態になっている。
しかしそれでは立体視できないため距離感が曖昧で運転がとても危険。
結局、思いっきり意図して瞼を開き運転した。

直線道路で危険のないところでは片目で、トラックなど大きな対向車がきたり、道が曲がりくねっているところでは、必死になって瞼を開けながらの運転だ。
幸い無事大原文化センターまでいけた。

この日は小雨の降るとても寒い日で、大原へ向かう途中の道路では6℃しかなかった。

午前10時から、昼食をはさんで午後3時頃まで準備作業。
まだまだ残っている作業が沢山あるが、予定通り開催できる見通しが立ち、メンバー全員ホッとしている。


以下は作業風景。

このホールはなかなか暖房が効いておらず、とても寒かった。
みんな、防寒具を着たままで作業した。


展示に際してたくさんの標本のグルーピングを相談中。

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開催中観に来た子供たちに記念に、ポスターにも使われているアサギマダラがフジバカマで吸蜜中の写真の缶バッジをあげることにしている。

Oさんはその絵をハサミで切っている。
直径30㎜のきれいな円に切らないと缶バッチがうまくできないので、精密さが求められる。

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片目の私にはあいにくとまだ細かな作業は無理なため、ひたすら缶バッチ作りを担当。
写真左の、おもちゃの缶バッジマシンを使って作成。
それでもなんとかそれなりの缶バッジができる。

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展示用のパネル写真やそのキャプションなどを作成中。

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こんなデザインのポスターとフライヤーやハガキを作った。
下の写真の左に寂光院、正面奥に大原三千院やオオムラサキの網室、そして右手に比叡山がある。
ここは長閑な大原の里。

案内はがき JPG版

片目の一週間がようやく終わった

久々に真野の田んぼを歩いてきた。
気温は2℃ほどだったが、風があり体感は0℃以下。
しかし久々の散歩で気持ちがよかった。
何しろ、昨日までは世の中が半分しか見えない片目の一週間だった。

道路わきで見つけた花。
クロッカスにも似ているが、ちがっているかも。

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道路の拡張工事中。
掘り起こされたアスファルト道路のかけらを重機が拾ってダンプに積み込んでいく。
遠くに見える比良の山並み、北側は雪が降っているらしく、よく見えない。

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道路わきの梅の木に7~8羽の小鳥が群れて飛んできた。
よく見るとメジロのようだ。
あいにくオリンパスTG6とスマホしか持っていないため、こんな写真がやっと。

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農道わきのロウバイが、一月以上も経つのに、まだ咲いていた。
風が強いため周囲の香りはかき消されてしまっているが、風下にいくとまだまだ香りがした。

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びわ湖バレイの山頂は陽に照らされたり、ガスにかくれたりと、忙しい。
ここで2℃ほどなので、山頂駅付近は-4℃くらいかも。


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垣根の山茶花も大分散ってきているが、まだこれから咲く蕾もあった。

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ところで、今日は1週間ぶりで両目で観れるようになった。
とはいえ、まだ左目は中途半端なウインク状態。

実は24日、夜道を歩いていたら、薄雲を通して満月がきれいだったので、スマホで数枚撮り、上手く撮れたかどうかをチェックしながら、暗い夜道を歩いていた。
スマホの画面が明るいので、逆に周囲は暗くなり見えなくなる。
道路が90度右へ曲がっているコーナーで、不覚にも右足を深さ30cmほどの側溝にふみはずしてしまった。

一瞬のことで顔面を道路の角に打ち付けた瞬間の記憶はないが、しばらしくしてどこか骨折していないか、ゆっくりと体を起こしながらおそるおそる確認したことを憶えている。

運よく骨折はしていなかったが、額に生ぬるい血が流れてくるのに気が付き、ハンカチで顔をそっと押さえてみた。
左瞼付近から出血していることがわかり、そのままハンカチで押さえる。

幸い、水のない側溝にスマホが見つかったので、拾い、スマホの懐中電灯モードで周囲を照らし、側溝におちていたメガネ、路上に落ちていた帽子とバッグを回収し、自宅にもどった。

片目で歩くためか立体感がよくわからず、道路のわずかな凹凸や歩道の段差で、再び転ばぬよう、注意して歩いて帰った。

帰宅し、妻にビックリされ、すぐに近くの救急外来のある琵琶湖大橋病院へむかった。
傷口を縫う必要があるかとおもったが、応急処置として外科医が幸い縫わずにテープでしっかりとふさいでくれた。

その後、翌月曜日に外科の再診で傷は順調に治りつつあることを確認。
しかし1週間はかかるだろうとのこと。

火曜日に眼科で診てもらったが、瞼がほとんど開かないため詳しい検査ができずで、2週間後に再度見てもらうことになった。
ただ医師がわずかに瞼をこじ開け隙間を作った時は、まるで原爆の投下でもあったかのように、一瞬強烈に明るく何も見えなかったたが、次第に異常な明るさも軽減され周囲が少し見えるようになってきた。
思わず、「見える!」と叫んでしまった。
失明しておらず安堵した。
転んだ時に眼球も打ったようで痛みがあり、特に歩いたり首を振ったりと、眼球にGがかかると痛い。
いずれにしろ視力低下は分からないが失明はしておらず、急な治療をしなければならない状態ではなさそうで、ホッとした。
左まぶたの中でもわずかに出血していたらしく、昨日あたりまで、涙とうっすら血がまじった目やにのようなものがでてきていて瞼をくっつけてしまっていた。

そのため常時片目の丹下左膳状態。
片目だと、箸で何かをつまむことも難しく、スマホの小さな画面でローマ字入力するのも難しい。

今日午前に再度外科に行き再診結果、傷口のガーゼは不要とのこと。
瞼も次第に開くでしょうとのこと。

久々に気分よく歩くことができ、寒かったが約5Kmほど歩いてきた。
この1週間自宅からでなかったので、急に歩いたせいで太腿の付け根が痛い。

これが転倒前に撮った満月。

満月



側溝から拾ったメガネ。
幸いレンズは割れもせず無傷だったが、パッドアームが極端に曲がっていた。
いったいどんな風にどれだけ力がかかったのだろう?
外科医が、「左瞼の切り傷は典型的なメガネによる傷です」と、断言していた。

曲がったパッドアーム





この先はグロテスクな顔写真ばかりだが、記録のために張り付けたもの。
見ないことをお勧めする。





怪我当日、救急外来では救急搬送されてきた重症患者が優先なので、私は40分ほど待った。
救急待合室で待っている間に、出血はほぼ止まった。

救急待合室




テーピングで応急処置

テーピング後




月曜日の外科診療後。
ここ頃は腫れもピーク。

外科診察後




毎晩入浴前に、ビニールで左目を覆い、縁をテープで密封。
これで顔や髪を存分に洗うことができる。

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一週間後の今日、はれて瞼のガーゼもとった。
腫れも大分引いてきている。
左まぶたはまだ2~3㎜程度しか開いていないが、それでも見え方は片目の時とは違う。

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