2024年02月 - 昨日・今日・明日 Part-6

鮒ずし

高島の勝野に鮒ずしを買いに行ってきた。

鮒ずしと言えば子持ちのニゴロブナを食材とし発酵させる滋賀県を代表する郷土料理。
春に、大きな桶にご飯とウロコや内臓を取り除いたニゴロブナに塩を詰めを交互に並べては重ねていき、上に重石をのせてそのまま保管。
夏に一度取り出し、水洗いし塩抜きし、今度はご飯を腹に詰め込み、再び桶にご飯とともに並べる。
そして再度重石をのせ、乳酸発酵させる。
早ければ、その年の秋にも食べられるが、さらに熟成させるために2~3年漬けることもある。

鮒ずしは醗酵したフナが発する独特の強烈な臭いがする。
その匂いは、好きな人には気にならないむしろ美味しい香りだが、苦手な人には吐き気をもよおすような強烈な腐臭に感じられる。

私はゴルゴンゾーラなどのブルーチーズも鮒ずしも大好きだが、妻は苦手。
おかげで、美味しい貴重なチーズや鮒ずしも心置きなく独り占めできる(笑)

高島市勝野にあるこの鮒ずしの店は、昔からの町割り水路に面していて創業400年とかで、この日は18代の女性店主がお相手してくれた。

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この店が巻頭に紹介されている、こんな本があった。

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買ってきた鮒ずし

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独特の香りがあたりに漂う。
これか食べ始める。
白ワインより日本酒のほうがあいそうな気もするが、既に栓を抜てしまったのでとりあえず白ワインで。

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大原での定例活動

2月第1週の活動は風邪で休んだが、第2、第3水曜日はいつものとおり活動できた。

まずは第2週の14日。
朝9:50頃の高野川、前日までにくらべれば少し暖かくなったが、それでもまだまだ結構寒い。
測らないでしまったが、多分6~8℃くらいだろうか。


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この日は7人参加で、午前中は、
 ・越冬幼虫の小分け
 ・網室横のエノキの剪定
 ・網室周囲の保護板の固定
 ・フジバカマへの施肥
などを実施。

右の白い箱に保管している、1万匹以上いるはずの越冬幼虫をメッシュ袋にいれて小分け。

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越冬幼虫はこんな風にエノキの枯葉にくっついて眠っている。

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できるだけ手の届くところにエノキの枝が伸びるように、大きくなったエノキを剪定。
いずれ幼虫にエノキの葉を与えるために、幼虫を入れたメッシュ袋を枝にかぶせて覆うので、その作業や観察がしやすいようにするための剪定だ。

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網室の周囲の保護板と網の間に落ち葉が溜まるため、保護板が曲がってしまう。
その補修を実施。

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網室の傍のキジョランに去年11月頃、アサギマダラが卵を数個産んでいた。
その後卵は減っていった。
そして数個の食痕が見られたが、この日残っていたのはこの1頭だけ。

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午後からは、大原文化センターで3月16日から1カ月開催予定の特別展示「大原のアサギマダラとフジバカマ」のための打合せ。

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折から、「歌声喫茶」という催しがそばで始まり、賑やかになった。
次から次へと懐かしい昭和のフォークやポップスからたまに演歌までも聞えてきて、気が散ってしまう。

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そして、昨日の21日は、午前中から午後まで大原文化センターで、
 ・案内ハガキ、フライヤー(チラシ)、ポスター、カンバッジなどの検討
 ・展示パネルの作成

昨日は結構強い雨が降っていて、また暖房が入っていないので、結構寒い。

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アサギマダラやオオムラサキが大好きな大原三千院の小堀門主さんが、作業中のところに立ち寄ってくれた。
小堀門主さんは私たちの活動にも積極的に賛同され、これまでもいろんな催しに参加していただいている。

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おひな様

もうしばらくすると、ひな祭り、「桃の節句」。

数日前から、我が家の玄関にもごく小さなおひな様が飾られている。
もう何十年か、手のかかるひな壇を作っての飾りつけはやっておらず、屋根裏部屋のどこかにしまったまま。

その点、これら小さなおひな様は出し入れが簡単で便利だ。


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それにしても毎回思うのだが、桃の節句というのはなぜだろう?
この時期に目にできるのは桃ではなくて梅の花だとおもうのだが・・・

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それにしても毎回思うのだが、桃の節句というのはなぜだろう?
この時期に目にできるのは桃ではなくて梅の花だ。

生ガキ

二日前に、ご近所の方から京都・久美浜から取り寄せた生ガキをたくさん頂いた。
さっそくいただいて食べたが、多すぎるので半分だけ食べて、残りは冷蔵庫で保管。
そして昨夜その残り半分を頂いた。
これがその残り半分。

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生ガキを開くには、この小ぶりのカトラリーが一番やりやすい。
牡蠣貝の隙間に差し込み、貝柱のある部分をグリグリと貝から切り離すと、簡単に開く。
面白いことにはじめ牡蠣は上下の貝殻にわずかに隙間を開けていて、そこに差し込めると楽なのだが、一瞬タイミングを逃すと、あっという間に硬く貝殻を閉じてしまう。
そうなるとこじ開けて差し込むのは大変。

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ようやく全部開いた。


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昨夜は白ワインをかけオーブンにいれて焼いて食べた。
プリっとしてとてもおいしい。


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ところで、これは同じく昨日収穫した自宅産シイタケ。
秋にはカサも大きかったが、冬はさすがに寒いのか、最近はあまり大きくならない。
でもそれなりに肉厚で歯ごたえもあり、採れたては美味しい。
このオリーブオイルで炒めたシイタケと牡蠣で、ワインもどんどん進む。
というより進み過ぎる。

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やっとカニパーティを再開

ご近所さんと2020年まで毎年やっていたカニパーティ、コロナのために2021年~2023年の3年間は一堂に集まるのは中止し、それぞれの家庭でやってきた。
今年は、2月3日についに4年ぶりに集まって4人で実施した。
例年、タラバガニと毛ガニを楽しんでいたのだが、今年はタラバガニが不漁で手に入らず、毛ガニだけ。
当日午前中、予定通り函館から浜ゆでのずっしりした毛ガニ4ハイが届いた。


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食べやすいようにカニバサミでドンドン切っていく。

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切っていただいている間に、私たちは飲んだり食べたり。

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2ハイをいただき、第二ラウンドの3バイ目。

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4人で3バイ食べたらそれだけで腹いっぱいになってしまった。
美味しい毛ガニだけで満腹とは、贅沢な話だ。
結局1パイは翌日食べることにし、この日は冷蔵庫に入れる前に写真だけ撮った。
ただカニ味噌がたっぷり入った甲羅の写真は、ミソを食べるのに夢中で撮らないでしまった。


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