2024/09/30
最近の昆活 その2
前日の大原に続き、09月26日はびわ湖バレイでのルートセンサス。
2週間ぶりのびわ湖バレイだ。
朝からさわやかな気温で、つい早く自宅を出発、8:50頃に山麓駅についてしまった。
山頂は19℃とのこと。
何度かに分け従業員や荷物を運んだロープウェイが戻ってきた。
一般客用の始発は9:00だ。
この日の参加者は5名。
全員そろって山頂に向かい調査の身支度を整えた。
調査開始時は気温21℃だった。
9:45開始で、まずは第1区間を観察。
ここではツマグロヒョウモン、ウラギンヒョウモン、チャバネセセリが多くみられた。
他にはウラナミシジミ、ミドリヒョウモンなども。
ここは第3区間。
少しガスがかかりかけたり消えたり。
我々は左のダイナミックコースを降りていくのだが、赤い矢印がアルペンコースを指していた。
後で知ったが9月28日に「第5回 比良びわ湖ビュートレイルラン2024」という催しがあり、その為の案内標識だった。
何とJR湖西線蓬莱駅から比良の山並みを走り抜け北小松駅までらしい。
私たちはせいぜい2~3Kmをフウフウ息を切らして歩いているのに、信じがたい。
クロバナヒコオコシだろうか。
Fさんが不思議なものを見つけた。
初めて見るものだ。
何かの卵鞘かも知れないが、見当がつかない。
帰宅後ネットで調べたら、カビともキノコとも違うムラサキホコリという“変形菌”の仲間の可能性もあるが、よくわからない。
スキーコースと沢の境を示すポールにロープが張られ、コース沿いに延びている。
ここの2本の間のロープにだけアカネがたくさんとまっていて数えたら9頭もいた。
しかしその前後のロープには皆無だった。
よく見るとここだけが日当たりがよくて、他は樹木の陰で薄暗かった。
心地よい陽ざしを浴びながら日向ぼっこをしていたようだ。
特大のトノサマバッタ。
アキアカネ?
Mさんが自作の毛ばりでテンカラ釣り。
間もなく18~19㎝のイワナがヒット。
このあとイワナはリリースされた。
ここは大っ嫌いな、白谷から汁谷へ通じる通称ヤマビル峠。
手前の2本の大木の奥に細い湿った道がある。
左が白谷へ右が汁谷へ通じている。
細い山道はいつも湿っていてヤマビルがいっぱいいる。
毎回ここを通るたびに、少なくとも誰かの靴やパンツやスパッツにヤマビルがくっついていた。
1カ月余り前にはスパッツやパンツの裾をすり抜け私のソックスの上の脛がやられた。
今回もこの山道を抜け出てスパッツを見たら案の定、1匹のヤマビルがスパッツを登っていた。
即、取り除き殺処分。
10分ほど歩いていたら左脚に違和感があり、スパッツを取り外し調べてみた。
なんと血を吸って太くなったヤマビルが脛にくっついていた。
即、取り除きバンドエイドで応急処置したが、出血はとまらない。
結局出血は28日土曜夜までみられ、3日目の29日にようやくとまった。
ただ月曜日の今日現在も周辺が赤紫になりその広さが直径9㎝ほどと、不気味なため、近くの皮膚科クリニックに行ってみてもらった。
内出血だそうでしばらくしたら消えるから大丈夫とのこと。
特に薬も処方しなかったが、どうにも気持ちが悪い。
ここでもテンカラにトライ。
間もなくすこし大きなサイズのイワナがヒット。
その場でリリース。
ここは汁谷。
またもトレイルランのガイド標識。
ここからジャイアントコースを駆け上がり打見山山頂にでて、金糞峠方向に向かうらしい。
歩くだけでもしんどいのに、信じがたい。
草むらに何かがいた。
ツマグロヒョウモンの幼虫だろうか。
エンジン音が聞こえてきた。
ダイナミックコースから登ってきた。
何かの作業をしていたのだろう。
数年前、ポンコツの軽トラックでシカよけネット張り作業のためにこのコースを降りて行ったことがある。
クラッチがすべりブレーキの効きもわるくて恐ろしい車だった。
キャタビラなので、動きは遅いが力強く安定して登ってくる。
写真からはよく分からないが、写真中央付近のびわ湖の湖面に不思議な大きな渦のようなものが見えた。
いったいどうしてできたのだろう。
船もいないし、船の移動による波のせいとは見えなかった。
ひょっとしたら上昇気流が生じていて、それに伴う渦のような風が生じて湖面にさざ波を起こしているのかもしれない。
よく分からないが、初めて見る面白い現象だった。