'15年に Locavore To Go (※過去記事は'15年5月版 / ’15年秋版 / '16年春&秋版※) '16年に Night Rooster (こちらはバーなのでお酒を飲まない私は未踏です)と 毎年続けてそれぞれのコンセプトを持った系列店を開業させているLocavoreから 「今週にはインドネシア料理の Nusantara By Locavoreがオープンするよ~」と メールが届いたのが'17年7月の頭だったかな?なんと4軒目もデウィシタ通りだとか。 去年のNight Rooster(こちらもデウィシタ近く)開業の時は カクテルバーなので お酒を飲まない私には 同行者が酒のみでもない限り行く機会はないと諦めたんですが インドネシア料理のレストランなら行ってみたい。というのも、インドネシア料理は 特に好きなわけではないけどLocavoreさんの系列なら素材もこだわっておられて 味も期待できるし自分にとって新しい発見もあるだろうから、と来店意欲満々。 1人で行ってサクッとナシチャンプルというようなメニュー構成ではなく 何人かでいくつかの品をわけわけしながら食べるのに適していると聞いたので お一人様利用ではなく同行者がいる時に一緒に行くのがいいと判断したものの 9月の合流者は 安くて美味しいインドネシアンやローカル料理にはお詳しい SawahSawah姐さんなので、果たして姐さんがいわゆる"インドネシア料理で お値段高めのレストラン(しかも多分店内禁煙)"に興味を示して下さるかしら? という不安はありました。でも、お店の前を通りがかった時にメニューを見て 姐さんが来店を快諾して下さったのでその場で早速翌日のランチを予約。 というわけで、本日はNusantara By Locavore でのランチ記録です。 その時点ではFBなどの案内ではまだ夜しか開いていないという情報しかなくて まぁここもきっと予約制なんだろうなと思っていたから、夜に前を通りがかった時に お店の前のメニュー等を実際に見て、姐さんが了承してくれたら翌日の予約をとろうと ↓ ちょっと寄り道してみましたのw ↓ そして、扉の横に貼ってあるメニューと料金表を見たら・・・ たまーにちゃんとしたレストラン行くのもアリよね~って予算の点でも懐問題クリアー! なので、翌日の夜の予約をしておこうと思って扉を開けようとしたら 同じようにメニューを見たり外での焼き焼きを見ていた外人さんたちがわらわらと 中に入り始めてその都度店内入り口のスタッフに「予約がないと今日は席がない」って 次々と断られてて、今日は9時前なら空いてるとか言われてそこで数時間後のアポを 取っているグループもおられました。(ちなみにこの時点でそんなに席は埋まってなかったけどな) で、私は「明日の予約したいんだけど」って入っていくと「お昼?夜?」って聞かれたお。 え?昼もやってるの??夜だけかと思ってたけど。ねぇねぇSawahSawahさんどうする? 「そりゃ昼一択でしょう!(夜はがっつり食べれない可能性のあるお年頃同士なのでね)」 ちうことで、翌日の12時からの予約をいれてもらうことになったんですけど たしか、名前だけ伝えた時点で管理しているラップトップに私のデータがでてきたw 多分以前2度ほどLocavoreにサイトから予約した時のデータが残ってたんだと思うけど 個人情報系列店にダダ漏れやんwという恐ろしさはあるものの、どうせバリ携帯番号と メインではないメールアドレスと来店履歴とアレルギーの有無程度の個人情報なので ピリピリするほどのものでもなく おかげでめっちゃ予約がスムースだったし ちゃんと顧客管理のサービスが徹底してるんだーっていう点に感心しちゃいました。 で、翌日の予約当日。 お昼は12時からの営業なのでオープンほやほやの12時に入店~ 目の悪い私は最初気付かなかったんだけどSawahSawahさんが「濡れてるからふいてー」 ってスタッフを呼んだのね。開店ほやほやの時間なのになんで濡れてるんだろ?って 不思議に思ってたら、スンバヤンした時の聖水がこのテーブルにもかかってたらしく めっちゃ謝りながら手早くきれいにふき取ってくれました。 (私の知る範囲ではバリ人はスンバヤンの聖水はありがたいものなので拭かないから この時もスタッフがテーブルの滴にあまり注意してなかった事には理解があります) 「ちゃんとオープン前にスンバヤンしてるのね。それなのに、一瞬でも開業前掃除が 甘いのではないかと思ってしまってごめんwww」と2人で大笑いしたっけ。 メニューは素材に合わせてインドネシアの各島各地の料理が味わえるラインナップで Bigger Dishは1皿が数人で分けたほうがいい大きさなので2人で1種類選ぶといい ・・などと言う具合にスタッフがメニューの選び方などを一通り説明してくれます。 とりあえずメニューを選び終えたら まずはフレーバードのアイスティーで乾杯で~す ↓ Es Teh Melati と Es Teh Alang Sari (Rp.35,000+21%税サ) ↓ その一口前菜プレートみたいなものがなかなか楽しいんです。 ↓中でもおもしろかったのが手前の白いやつ。タピオカだったんだけどね。 きっと観光客向けの上品で食べやすくてあまり辛くないインドネシア料理なんだろうなー と勝手に思ってたんです。(私は地元料理に関してはあの体に悪そうなパンチの効いた 下品な味も魅力とは思っていますが、バリアスリのように辛さのパンチはなくとも ちゃんと手の込んだスパイスの旨みが感じられる料理はそれはそれで好きなのです) ↓ そうこうしているうちにお料理がやってきましたよー そのオーダーの取り方が一般のレストランなら「苦手だったら少し辛さ控えめに しましょうか?」的な提案があったりこちらからリクエストしたりするじゃないですか? でもここは「もっと辛いのが好きならサンバル追加で調整してね」とは言ってたけど 決して「辛さ控えめにしましょうか?」的なそぶりがなかったんです。で、その姿勢を 「辛いものは辛く、本来の味を味わってほしい」っていうふうに思えたんです。 でね、結果。辛いものは容赦なく辛くてなおかつ容赦なく美味しいんですw すごいわ。 ↓Lele Goreng Sambal Hijau (Padang Sumatra) Rp.70,000+21%税 上品に切り身になってる~。身がふっくらでおいしーい。レレ好きにはたまらん。 これは上の緑サンバルを除ければ辛いものが苦手な人でも美味しく食べれると思う。 私は若いころからハラペーニョの国に鍛えられているせいで赤よりも緑のサンバルが 得意分野なので、ピリリと辛いサンバルヒジョウもおいしくいただきましたよー ↓ Urap Kelongkang (All Over Bali) Rp.30,000+21%税サ ここではシカクマメとサンバルゴレンとココナツの和え物で、ご飯にあうわーw ↓ Cumi Hitam Pekalongan (Pekalongan, Central Java) Rp.75,000+21%税サ イカのイカスミ和え。独特のイカスミの風味とインドネシアのスパイスの融合で コクもあるし甘みもあるし不思議な珍味風。なにこれー?おもしろいわー。 甘みがある食事はあんまり好きじゃないけどジャワの料理と聞いてなるほどなーと。 中央ジャワのプカロンガンといえばバティックで有名だよね?イカスミというイメージは 全然なかったけど海に面しているのでイカもよく食べるのかな?その点は謎ですけどw でもこの量で(珍味系で楽しむのが丁度いいから多くても困るけど)この値段って高級~。 で、メインは Pepes Ikan Cemagi (Cemagi, Bali) Rp.130,000+21%税サ そしてご飯ものは Nasi Kencur Rp.25,000+21%税サ 「1つを2人で分けたら丁度いいくらいですよ。ごはん2種類頼むと多すぎますよ」と ナイスアドバイスをいただきました。クンチュールというのは生姜系の薬草だそうで そのスパイスが効いたご飯は生姜のような風味で これがめっちゃおいしかったんです。 その他、Sambal Honje (Bandung) Rp.15,000+21%税サも頼んでいます ↓ テーブルに全部並んだ図がこちら 私達はあまり辛いものは頼んでいないけどそれでもサンバルヒジョウなどの辛いものは 本当に容赦なく辛いし ぺぺスイカンも観光客向けという手加減のないスパイシーさ。 それでも美味しいから食が進んじゃうんです~。そして、2人でびっくりしたのが その辛さや刺激が後に残らないということ。ちゃんと次に食べるものの味がわかる。 普通、うっかり唐辛子の効いた部分を食べたらしばらくお口ヒーヒーでつらくて 次に違うものを食べても口の中麻痺しちゃっててよくわかんない時ってありません? でもここのお料理はたとえ辛くてもそういう「後に響く辛さ」ではないんです。 食べた時は「辛っ!」って思ってもそれが「うまっ!」になって食後のお口の中は 潔いぐらいに辛さが残らないんです。だから辛いとわかっててもまたつまんじゃう★ 結局年配者2名のランチにしては量が多すぎたこともあってごはんとウラップは 残った分をブンクスにしてもらったんですけどプラスティックのケースに 入れてくれたので持ち帰るときにお弁当の持ち帰りみたいになってました。 絶対このごはん、冷めても美味しいはず★ でも結局そのお弁当?状態のブンクスは その後に会った敏腕マッサージのワヤンさんに「残り物だけど食べる?」って 聞いたら、最初は「ちょっと試してみる」って感じだったのに一口たべたら おいしいおいしいってあっという間に完食されたので、私達旅行者だけでなく ローカルのバリのイブのお口にも合うお味なんだー!と太鼓判押された気分です。 とにかくお料理については2人とも「さすが安心と信頼のLocavoreやねー」って絶賛。 そして更に私達にとって印象が良かったのは、客層というかお隣の席のご夫婦が めちゃフレンドリーで食事が楽しかったから・・・というのもあるなー 嬉しそうに見返しておられたのですがあまりにも可愛かったから「可愛い~」って 横から反応したら「でしょ?これも見て、見て!孫へのお土産なのー」って 違う帽子が袋から出てきたので「きゃー可愛い~。写真とっていい?」なーんて 楽しい会話も弾んで、食事時にとてもハッピーな気分になったんです。 そういう お店でのめぐりあわせも含めて Nusantaraで食事ができたことは 私にとってこの秋バリのウブドでの一番の新しい収穫だったように思います。 おつきあいしてくれたSawahSawah姐さんに深ーく感謝です。 インドネシア料理なので私が進んで何度もリピートすることはないというか やっぱりこれからも系列店の中では気軽に行きやすいLocavore To Go 通いに なるんでしょうが、初バリのグルメな友人が来た時には是非連れて行ってあげたい★ それにしてもデウィシタ通りってここの系列4店舗があるってだけでなく、 パスタやピザの気分の時はチッタもあるし、南米料理のPICAも美味しかったし ジュースジャカフェとかトゥトゥマックなどのカフェ利用も安心できる店があるし 眺めこそないけど食にカフェに 高いレベルで困らないストリートやな~ 【追記】'18年10月にディナーでNusantaraへ再訪した記録は⇒ こちら で!※ 【関連で追記】'17年春。ランチタイムにTo Goに行った記録は ⇒こちら で! Nusantara By Locavore ADD: Jl. Dewisita, Ubud PHONE : +62 (0)361 972973 OPEN : 12:00 - 14:30 / 18:00 - 22:00 E-MAIL : 未確認 FBからメッセンジャーで連絡可 URL : http://www.restaurantnusantara.com/ (FB) https://www.facebook.com/NusantaraByLocavore/ ※ 上記はすべて'17年9月の訪問時点での備忘録です ※ Top▲ |
by la_viajera
| 2017-12-17 23:55
| bali & indonesia
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