「イーハトーヴの森」その4 芭蕉と中尊寺│ゆっくりと…
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ときには日常を離れて、大自然の中でゆっくりとした時間を過ごしたい。 いつかは「夢の国」でスローライフを‥ 

「イーハトーヴの森」その4 芭蕉と中尊寺

   

「イーハトーヴの森」その4 芭蕉と中尊寺

小岩井農場から 東北自動車道を南下し 中尊寺へ

結局1時間30分近くかかった。

中尊寺は、奥州藤原氏の栄華や 松尾芭蕉の句で

知っているが 駐車場からの参道の坂がとてもキツく

もう来れないと 思った。

世界遺産にもなり 観光客は多かった。

写真撮影が禁止で 写真可のスポットで金色の阿弥陀如来を撮った。

実際はライトの加減か こんなに輝いてはいなかった。

やはり、松尾芭蕉の像があちこちにあった。



「イーハトーヴの森」その4 芭蕉と中尊寺


「イーハトーヴの森」その4 芭蕉と中尊寺

金色堂が建てられたのは1124年。

松尾芭蕉が金色堂に出会ったのは,それから565年後1689年。

「五月雨の降り残してや光堂」


金色堂に雨風や雪が当たらないように 鞘堂がある

そのことを 芭蕉が 降り残してや と読んでいる

と 学校では習うが 

奥州藤原氏の 歴史や 金色堂の美しさを守ってきた

人々の心に 芭蕉が500年の思いを馳せている

そんなことを 語るには 芭蕉の人生の哲学を

深く知らないと 語れないと思った。

中学の国語の教科書に 「奥の細道」が今も載っていて

3年生で習うが 若い国語の中学教師が

芭蕉の世の中の見方や 歴史上の偉人への思いを

どれだけ 熱い思いで語るかで 教え子の心に

残り、「日本人の心」を育てていく事になると思う。



教員になりたいという人が減っていることが問題になっている

自身は 小中学校、高校と 熱い想いで芭蕉や賢治・啄木の、、

そして斎藤茂吉の俳句や短歌、詩歌を語る国語科の教師に出会ってきた。


だからか、 大人になって 山形では山寺や茂吉記念館に

 函館で啄木の記念館に そして やっと今回は縁あって

 ついに 賢治の花巻・盛岡、芭蕉の中尊寺にやってこれた。



まだ、人生の旅はあと20年は 続くのかと思うと

健脚であれば 行きたいところは 他にもある

足腰 健全のお守りを 中尊寺で買った。というか買わされた。


お守りに頼らず 筋トレをと思うが ついつい

ステップの高い階段に不平が出る この頃だ。



高校の時 芭蕉のいた「幻住庵」があり

その坂道が険しく いやいや走って登っていた。

そのツケが 今になって やってきたのか

でも、1日目の宮沢賢治記念館のそばの「山猫軒」に

NANGAの帽子を忘れ、息子さんが長く急な階段を登り

取りに行ってくれた。

ありがとうと 思いながらも

「お父さんは、小さいあなたを抱いて 立木観音の階段を登ったし・・」

と 息子さんに恩を着せていた。



「芭蕉の何がすごいの」と聞かれ

俳諧(俳句)を文化芸術として・・

とか「不易と流行」とか 言っていたが

うまく 説明できなかった。

芭蕉の残した人生哲学なるものを 

もっと深く学びなおさないと・・と思った。

この思いが 熱いうちに 時間を見つけて

本を読んで と思っている。

 

 











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