10年ぶりぐらいにWindowsメイン機を構築したら色々変わっていた。その過程で情報収集しながら記録した内容をポストします。
- マシンの目的
- やらなかったこと
- Remote Desktop
- sshd
- winget
- Git
- Python
- Stable Diffusion web UI
- Visual Studio 2022
- PowerToys
- JoyToKey
- Power Automate
- マシン間のファイル送受信
- 自動ログオンとキオスク端末化
マシンの目的
- Windowsしか対応していないビデオゲームをプレイする
- GPU使ったタスク。機械学習モデルの推論やファインチューニング。画像・テキスト生成AIの実行
- Windowsデスクトップアプリケーションの開発
- VRデバイスや3Dゲームエンジンを使った開発
- WindowsにしかSDKがないデバイス組込ソフトウェア系の開発
やらなかったこと
日本語環境の構築
半分ぐらいサーバー機っぽいのでIMEいらんやろと思ってパスした。
WindowsはサーバーエディションじゃなくてWindows 11 Proを買った。
古いWindowsっぽく振る舞う設定系
老いに逆らってゆきたいので、基本的に差し出された最新のWindows 11環境をなるべく使うようにした。
仮想マシン内にLinux環境を作る系
LinuxベースWeb開発環境っぽいものを構築するのをやめた。デバイスやGPUを直で使いたいので仮想環境じゃない方が都合もよく、既に所持しているmacOS環境でWeb系の作業も足りているので。
.NET系のWeb環境は別で何か入れるかもしれない。
Remote Desktop
手持ちMacBookからログインして作業したいのでRemote Desktopを先に設定した。
apps.apple.comsshd
GUIなしでシェルでガチャガチャ作業するだけならRDP経由じゃなくてSSHでいいので以下を参考にMacからログインできるようにした。
以下まで実行するとログインがPowerShellになる。
winget
aptやbrewみたいなパッケージマネージャコマンド。ツール類をまとめて管理するために利用。
Git
GitHubからツールをダウンロードしてくる時などに使われがち。
公式ページにあるwingetコマンドでインストールした。
Python
どうなんだろう……と思いながらMicrosoft Storeから入れた。
Stable Diffusion系の記事で3.10系にしとけみたいな記述が多かったので様子見で3.10にした。
Stable Diffusion web UI
ここまでセットアップした環境ですんなり起動できて、画像生成もできた。
7860ポートを開放して webui.bat --listen
で起動するとネットワークの他のマシンからアクセスできる。
New-NetFirewallRule -Name 'stable-diffusion-webui' -DisplayName 'stable-diffusion-webui' -Enabled True -Direction Inbound -Protocol TCP -Action Allow -LocalPort 7860
Visual Studio 2022
Windows系のアプリケーション開発に使うIDEとSDK類。
Communityエディションでいいらしい。
Win10以降のことよく知らなかったが最新のデスクトップ向けプラットフォームはUWPというやつらしい。
MAUIっていうのが元Xamarinで、モバイルアプリ作るのはこれらしい。
PowerToys
Caps lockとcontrolどうやってスワップするんだと調べていた時に見付けた今風のやつ。
JoyToKey
Java版のマイクラをパッドでやる用に入れた。
未だJoyToKeyが定番らしい。メンテナンスし続けてくれてありがとうございます。
Power Automate
MacでいうAutomatorっぽいやつらしい。
マシン間のファイル送受信
Remote Desktopの接続先に接続元のディレクトリを指定できるのでファイルの受け渡しができる。
自動ログオンとキオスク端末化
キオスク端末として普段はゲーム用に自動ログインしておき、管理者はRemoteログインするという運用をしたかったので以下を設定した。
Steam設定でBig Picture modeをデフォルトにしておきシステムの起動時に自動で立ち上げるようにしておくと、Xboxのコントローラーのみで操作可能な疑似キオスク端末風にできる。