令和6年度アイヌ工芸作品コンテスト募集要項が届きました。
【今年の締め切り日】 6月28日(金)必着
【今年度会場】
札幌 かでる2・7 展示ホール(1階)
北海道札幌市中央区北2西7
8月1日(木)~8月5日(月) 10:00~18:00 (最終日は17:00まで)
東京 有楽町朝日ギャラリー (有楽町マリオン11階)
東京都千代田区有楽町2-5-1
8 月30日(金)~9月4日(水) 11:00~18:00 (最終日は16:00まで)
登別 登別観光センター ヌプル
北海道登別市登別港町1丁目4番地9
10月11日(金)~10月14日(月) 11:00~18:00 (最終日は16:00まで)
募集要項で去年と違う事が加わっているのに気が付きました。
①VR展示としてすべての応募作品を今年度内の一定期間ネット上へ掲載します。
②国立アイヌ民族博物館の収蔵資料を参考にした場合は、
確認のため国立アイヌ民族博物館資料情報室にご一報連絡お願いします。 の2点。
VR展示は展示が短期間で会場に足を運べない方たちでも展示を観ることができるのでいいでしょう。
特に優秀賞受賞した作品は前後もよく見せていただきたいです。
でも、②は(・・?。
「確認」とはなんぞや。
もしかして、昨今話題になっている、著作権などの問題かなあ。
2018年、大阪の着物店が「アイヌ文様柄」としての浴衣を企画しネット上で「文化の盗用ではないか」「監修は受けたのか」と指摘を受けた結果、発売が中止になったことがありました。
博物館に展示してあるアミプも昔どなたかがデザインし縫ったもので、
縫い手や子孫に著作権がありそのままコピーしたものを商用するのは問題あるだろう。
でもコンテスト出品はあくまで勉強。商用ではないし・・・。
また、そのままコピーは問題あるので自分でアレンジするとなると、それは「アイヌっぽいけれどなんだか違うもの」になってしまう。
ジレンマ。。
ウポポイの収蔵資料を参考にコンテストに出品するのに「確認」が必要なら、東博はどうなんだろう。。。(◎_◎;)
ちょっとドキドキする。。。
さて、コンテストのは毎年札幌、東京、道内のどこかを会場にすると決まっている。10月が登別ってのがいいなぁ。
登別市郷土資料館にもう一度行きたいと思っていたし、途中で苫小牧とか白老にも寄れる。
今年はルウンペのアミプを出品します。