Sho-Comi ショウコミ 11号 泡恋、21話 感想
※ネタバレ注意です※
諦めていた 箱根の金魚展に来る事ができて、しかも 翌日には賢太郎の部屋に行く事になっていて、幸せ いっぱいの週末――
この時 まだ“十和くん”の正体に気づいていなかった由花が、楽しそうにしていれば いるほど、嫌な予感が 高まっていきました… >_<;
この日の氷高の演技も 途中までは完璧だったけど、ピアスの穴に気づかれたり、香水に気づかれた事を 誤魔化したくて、無理矢理 由花にキスしたのかと思ったのですが、まさか写真を撮られていたとは…。
その上で、由花を好きになってしまった ピュアな男の子、の演技を立て直していた氷高。本当に したたかです @_@;
「今 ここに いない奴よりも、僕のことを見てほしかったんだ…… でも いきなりキスなんて最低だったね… 本当にごめん 今すぐ忘れてください」
十和の正体も、写真に撮られていた事も 気づいていない由花は、仕方ないから 言われたとおり 忘れようとしていたけど、まさか夜になって あんな事になるとは、思いもしませんでしたよね… T_T。
ついに本性を現し、別荘の2階に由花を連れ込んだ氷高は とても怖くて、怯える由花が 震える事しかできない事、見ていて すごくツラかったです…。
豹変して いきなり見せる 氷高の黒い雰囲気。本当に 本当に恐ろしい >_<。
「“氷高十和” オレのフルネーム、七瀬に注意とか されなかった? 急に近づいてくる不審な男に気をつけろ――とか」「あー…でも そっか 七瀬はオレの下の名前 しらねーかも、オレ気に入った奴には絶対に下の名前 呼ばせないことにしてるし」
誰にも心を開かず すべてが投げやりで危なっかしい。そういう賢太郎の事を 気に入っていた氷高は、賢太郎に強いショックを与えて また記憶喪失にさせるため、こんな手の込んだ事を…? よく分からない感情です…。だから余計に 恐ろしいんですよね…。
「オレは七瀬さえ元に戻れば なんでもいーの だったら、被害は最小限にしといたほうが よくね?」
画像を握られ キスマークをつけられ、しかも 由花のスマホから賢太郎へ、勝手に 別れのメッセージ……
(今すぐ取り消したい でも そんなこしたら あの写真を どうされるか…っ、ううん もしかしたら もう賢太郎に見せたのかもしれない…!)
雪の中で 朝までバスを待つしかない由花が、泣きながら 誰かに助けを求めている姿が、あまりにも可哀想で 見ていられません T_T。
だけど、氷高は そんな由花を眺めて、由花の心が折れるのを 待っているんですね…
「ギリギリまで追いつめて 手をさしのべれば、アイツは完全に オレの言いなりだ」
このまま 由花は、氷高の言いなりになるしかないのでしょうか!?! >_<。
車で通りかかった女性が 由花に手を差し伸べてくれている事が、唯一の希望ですね。
そして、由花からの 別れのメッセージを見て、動揺を隠せない賢太郎は どうするのか、次回が気になりすぎます…!!!