「京都より日本を元気にする!」をスローガンに、京都平安大使実行委員会が発足。2021年10月6日、市川海老蔵さんが「京都平安大使」に就任しました。
同実行委員会の高橋博光さんは「歌舞伎発祥の地・京都で、日本の文化芸術界のリーダー的存在である海老蔵さんにぜひ」と依頼をしたといいます。
京都から文化の力で元気と希望を世界に
記者会見では、市川海老蔵さん、京都市長・門川大作さん、平安神宮宮司・本多和夫さん、延暦寺執行・水尾寂芳さんが登壇。
海老蔵さんは「大変光栄な役をいただきまして。少々荷が重いかと思いますが、日本文化の中心である京都が盛り上がるように、わたしに出来ることをしっかりやらせていただいて、少しでも多くの人に京都に足を運んでもらいたい。日本の文化を世界中の人々に見ていただくお力添えができればと思っています」と語りました。
門川市長からは「コロナ禍で京都も経験したことのない痛手を負っています。海老蔵さんの志は非常に心強い」と。さらに「比叡山延暦寺の灯が1200年以上続いているのは、常に新しい芯を入れ、新しい油を注いでいるから。海老蔵さんには、これからの1200年も(京都平安大使を)続けていっていただきたい」との呼びかけに、海老蔵さんは「成田屋として、代々繋いでいければ」と笑顔で応えていました。
平安神宮特別記念公演が11月6日(土)に
11月6日(土)には、記念イベントを開催
第一部は「平安神宮&比叡山延暦寺合同『世界平和祈願』」平安神宮ライトアップ「きぼうのあかり」点灯式。
「1200年以上前に桓武天皇が京都に都を移し、国の安寧を願うために最澄が比叡山に。この願いは世界安寧の原点。また、明治維新で都が東京に移り、衰退する京都を復興させようと市民の力で建立されたのが平安神宮です。この二つの思いと考えを世界に届けたい」と同実行委員会の高橋さん。
第二部は「京都平安大使就任記念 市川海老蔵 平安神宮特別記念公演」
演目は、五穀豊穣を寿ぐ「三番叟(さんばそう)」をはじめ、「一調一管」「藤娘」「橋弁慶」。「藤娘」を市川ぼたんさん、「橋弁慶」の牛若丸を堀越勘玄さん、弁慶を海老蔵さんが演じます。人間国宝の藤舎名生さん、特別出演。
チケットに関する情報は
https://kyoto-heian.jp/
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