乐胖代购免代理版

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第４回砂金採り大会　中編

gariさんと私を乗せた車は順調に鯛生へと向かう。
gariさんは、なぜか私が話しかけてもいないのに「うんうん」と頷いている。
カーブに差し掛かるとあっち向いたりこっち向いたり。
「さあ、眠り～なさい。疲れきった体を投げ出して・・・」同士よ。

そういえばＥＶＯさんは朝出発するということだけど今頃どこだろう。そんなことを思っていると「ピロリロリン」。ＥＶＯさんからのメールである。
「今出発するというメールかな？」そう思い、車を停めて確認すると
「鯛生に着いちゃいました。まだ誰もいませ～ん」
当たり前である。まだ、８時１０分。受付までまだまだ時間がある。
「ＥＶＯさん、私はウォーミングアップがてら近くの川で水遊びします。暇だったらきませんか？」と誘う。
そして、しばし、車を走らせると目的の現場へ到着。
「gariさんも、いきませんか？」と誘った。
「Ｓ町さん、私はねむいにゃ。車の中で心静かに瞑想していますから、いってきて下さい。」との返事。
「よし、じゃ行ってきます。」
私は昨晩の疲労で体がだるく、頭の芯はず～んと重いが、それがまた心地よい。
川での装備を整えていたら「パラリラパラリラ、ブォ～、キキー」
（※私にはそう聞こえた。幻聴か？）
ＥＶＯさんが現れた。
「Ｓ町さん、久しぶりです。私も暇なので掘ります。」
そして一緒に川遊びをすることになった。
しばし、それぞれ思い思いの場所を探る。

　　　　　　　　　　　　　　　　川の様子
しばらくして、突然、天から神の声が降り注ぐ・・・。
「採れますか？」
上を見上げたのは何年ぶりだろう。空がまぶしい。あの空のかなたには広大な宇宙が広がり、星々が輝いているのだろう。そんな宇宙を見てみたい・・おおっ神よ・・・。

神様はＮ村先生と山kobaさんだった。
二人とも一緒に掘ることになった。

　　　　　　ＥＶＯさん、Ｎ村先生、山kobaさん

川の水は冷たい。しかし、眠け覚ましにはちょうど良い。
川岸のクラックなどを攻める。小さな砂金だが確実に採れる。

　　　　　　　　　　採取した砂金

　　　　　　　　　　銀色鉱物
私はサンプルも採れたので、あたりを散策。ついでに写真を撮りまくる。
ここで重大なミスを犯す。
掘っている皆さんを見回っている最中に、最短距離を行こうと思い、ツルッ。
足場が不安定で、ゆっくりと体が倒れる。
「あぁあぁ～ん」
ウェーダーの脇からゆっくりと侵入する水が心地よい・・。ズボンを通過し、下着を濡らした後、足元へ・・。
「ジュボッ、ジュボッ」歩くたびに音がする。
完全に戦意喪失。
急いで車に戻り、靴下だけ取り換える。
こんなところでフリチ〇になって着替えるわけにはいかない。通報される。
車に戻ると、gariさんは深い瞑想に入っていた。大会に臨む姿勢なのであろうか？むむっできるなお主。
その後、皆で記念撮影。
そして大会会場へ向かった。