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川の探見と砂金掘り（熊本県）

本日は久しぶりに天気が良く、絶好の砂金日和。
午前中の早いうちに野暮用を済ませ、いざ熊本へ。
今日は久々に熊本へ進撃する予定である。いつも熊本へ行く道中にちょっと気になる場所があり、そこを探見するつもりだ。採れなくても、それはそれでよい。あるか、ないか試してみないと気が済まない。
現場へは２時間ちょっとで着いた。
川へ降りる道がない。いつものようにロープを使うか。否、あまりにも道路から丸見えなので、少々気になってしまう。少し降りられる場所を探してみると、川へ降りられるようなスロープ発見。そこから現場へ川を遡る。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　川の様子①

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　川の様子②
川は凝灰岩と安山岩であろう２種類の岩盤が露出している。まずは、安山岩の岩盤の亀裂などを中心に盤たたきを行なう。亀裂には、凝灰岩の風化粘土が詰まっていたが、何もでない。鉛すら出てこない。暫くして、あきらめ、凝灰岩の岩盤へ。ここはポットホールらしき穴があったが、一苦労しそうなので諦め、川底の亀裂などを中心にメガネ掘りを行なう。・・・が何もない。こりゃだめかな。出なければ諦めもつくので、次の場所へ向かうことにした。市房ダムである。
ある人物がこの付近で砂金が採れるかというような確認をして、その答えが「過去に採れたということは聞かない」とかなんとか・・という情報があったので現場を見にいくことにした。
１時間かけて現場へ到着。
「う～ん。これはやはりダメだな。」現場へ降りる道が無いし、川が深い。少し川に岩盤が見受けられる場所が
あった。ロープを使えばなんとかなりそうだったが、落ちたら最悪死ぬかもしれないのでやめることにした。
「どうしよう」この後を考えていない。そういえば、時間ばかり使って、砂金を見ていないことに気が付く。
よし、移動だ。
そこから〇〇時間かけて、ようやく目的の現場へ。
ここは、え～のさんが夏に灼熱地獄を味わった場所。時間がない。３０分だけ掘ることにする。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　現場の様子
１回のパンニングで小さいものまで合わせて６粒の砂金を採取できた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小さいけど砂金は砂金ですよ

これで何とか、砂金を拝むことができた。ここの現場の砂金は、鹿児島のものと比べ、金の色が鮮やかで、平べったい形をしているのが特徴である。
その後、家に着いたのは夜遅く。
何とか、砂金無しでの砂金掘りは免れた。

by kusanebikiesumati | 2011-11-14 01:24 | H23砂金掘り日誌 | Comments(8)

Commented by ｋｋ at 2011-11-14 18:06 x

新産地探索は難産と同様。
でも発見すれば古今を通して極少数（？）の人のみの知見ですから喜びも一入ですね。

Commented by kusanebikiesumati

at 2011-11-14 21:00

ＫＫさん、こんばんは。
まったくその通りですね。一度ではなく何度も通ってやっと一粒見つけた河川のときは感動ものでした。

Commented by 山koba at 2011-11-15 18:08 x

　新産地発見、おめでとうございます。やはり砂金があるかどうかわからない場所で砂金を見つけたときのうれしさは格別ですね。

Commented by EVO at 2011-11-15 20:55 x

市房ダムの金の話はよく出ますね　例の詐欺っぽい話とか^^;
ダムの下流にある●●方面に向かう橋の下には簡単に降りれましたよ

球磨郡は銅山がかなりの数あったのでもしかすると未開の場所も有るかなと夢を見ています
そろそろ掘り収めに出撃しようかと思ってます

Commented by kusanebikiesumati

at 2011-11-16 18:15

山kobaさん、そうですよね。色々地質の本とか調べて、航空写真で現地の様子を推察し、現地へ赴き砂金を探す。こうした過程を経ての砂金掘りは楽しいものです。

Commented by kusanebikiesumati

at 2011-11-16 18:20

ＥＶＯさん、道すがら途中で降りられるところはありましたが、触手が動きませんでした。（笑）
おっしゃるように、銅山もあったりするので採取できる可能性がある河川が沢山ありそうです。
一緒に掘ったあの河川も、小さいながら砂金を見ることが出来て楽しかったです。また、近いうちにご一緒しましょう。
後、ガマが河川の中に湧いている所がありますが、いつか案内いたします。小さいガマですけど・・。