「トヨタ認定中古車」はどう出来る? 商品化の裏側に潜入して秘密をチェック!【PR】 | くるまのニュース

「トヨタ認定中古車」はどう出来る? 商品化の裏側に潜入して秘密をチェック!【PR】

クルマ選びをしていると、よく耳にする「認定中古車」という言葉ですが、普通の中古車とは何が違うのか、どうやって「認定中古車」が作られるのか、きちんと把握している人は少ないかもしれません。今回はカーライフジャーナリストである、まるも亜希子さんが「トヨタ認定中古車」が商品になるまでの流れを取材しました。

普通は見られない「トヨタ認定中古車」が作られるまでの過程をお届け!

 最近よく耳にするのが「認定中古車」という言葉です。ディーラーで販売している良さそうな中古車のイメージはあっても、一体何が違うのでしょうか?

中古車サイトの掲載風!? にクルマと一緒に映るのは、カーライフジャーナリストのまるも亜希子さん。何気なく見ている「認定中古車」でも、そこにいたるまでの経緯は平坦(へいたん)なものではないのです…!

 今回はトヨタが展開する「トヨタ認定中古車」の秘密をのぞいてみようというシリーズ第2弾です。 

 第1弾では、難関といわれる試験を突破し、個々の中古車の真実を見抜く能力を磨いた検査や、驚きのクリーニングレベルを誇る「まるごとクリーニング」講師たちのプロフェッショナルな目線をリポートしましたが、今回はついに「商品化」されるまでの作業現場に潜入します!

 やってきたのは、埼玉県さいたま市岩槻区にある「ネッツトヨタ東埼玉グループ岩槻センター」。広大な敷地の隅から隅までズラリとクルマが並び、さらに商品化前の車両を積載したキャリアカーが続々とやって駐車場にクルマを並べていきます。

取材中も続々と運ばれてくる”商品化前の中古車”たち
ネッツトヨタ東埼玉U-Car販売G課長の千田光秀さん(左)

 このクルマたちがこの後ご紹介する工場で「トヨタ認定中古車」に変身します。

モニターには各工程の経過時間をはじめ、作業進捗(しんちょく)がひと目で分かるようになっている「まるクリアンドン」

 ネッツトヨタ東埼玉U-Car販売G課長の千田光秀さんが指をさした方向がいよいよ秘密の工場です。

 このラインで「まるクリ」と「車両検査証明書」を作成するための検査が行われます。

千田さん「当社では5工程・各40分で作業にあたり、モレがなく計画的に安全に生産できるよう、進捗は『まるクリアンドン』で管理しています」

まるも「外装の洗車、内装の洗浄、ボディコート、乾燥、品質評価という各工程ですね。

 では早速1工程ずつ、どのような作業なのか見せてください!」

いよいよ「まるクリ」の作業現場に潜入!

 ここからいよいよ、作業現場に潜入します。天井が高く、床がフラットな屋内にやってきました。クルマがそれぞれの工程に入り、スタッフがテキパキと作業をしています。

まるも「なんとなく、1工程ずつ車庫のように壁などで仕切られている場所を想像していましたが、トコロテン式と言いますか、順繰りに進んでいく感じなんですね」

こちらのネッツトヨタ東埼玉グループ岩槻センターの工程は、まるで自動車の生産工場のような形で作業が進められている

千田さん「そうなんです。以前は車庫のような区分けだったのですが、出し入れする時間がかかるなど効率が悪いので、こちらのセンターでは工夫してライン方式になりました」

まるも「なるほど。最初は外装の洗車ですね(※)。高圧洗浄機のほかにも道具を使い分けて、ずいぶん細かいところまで洗っているんですね」

※工程の順序は販売店によって異なります

最初の作業は洗車。高圧洗浄機を使って、車両の隅々まで徹底的に洗われていくクルマたち

千田さん「全体の汚れを落とすのはもちろんですが、ボディとバンパーの隙間やドアの内側など、一般的な洗車ではやらないような細かな部分まで、しっかりときれいにしていきます」

まるも「ボンネットを開けて、エンジンルームまで洗っているのにはビックリ! しかも短い時間でそこまでできるのは、さすがプロの技ですね」

高いところを作業する際にスタッフが使う脚立に注目。作業しやすさや転倒防止のために、手すりや足が追加されている。これも実際にすみずみまで作業をおこなう上での現場の工夫のひとつだそう

【画像】「トヨタ認定中古車」はここまでやる! ”まるクリ”の工程をもっと見る(全28枚)

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