シボレー「カマロ」6代目の生産終了を発表! 2023年夏にファイナル仕様導入へ GMでは「カマロは終わらない」と明言
2023年3月22日、米国・ゼネラルモーターズはシボレー「カマロ」を2024年1月に生産終了すると発表しました。カマロは、現行型で6代目モデルとなるスポーツクーペ/コンバーチブルです。
ファイナル版の2024年モデルの詳細は今夏に正式発表
米国・ゼネラルモーターズ(以下、GM)は2023年3月22日、シボレーブランドで販売するスポーツクーペ/コンバーチブル「カマロ」2024年モデルを、2024年1月に生産終了すると発表しました。
なおGMでは、今回の生産終了をもって、ただちにカマロの名が終わるわけではないと明言しています。
カマロは、1967年に初代が誕生した後輪駆動のスポーツクーペ/コンバーチブルモデル。アメリカ車(アメ車)では同年代に登場したライバルのフォード「マスタング」などと並び、根強い支持を集め続けてきました。
2015年に誕生した現行型で6世代目となり、日本市場でも販売が行われています。
6.2リッター V型8気筒OHVエンジンや3.6リッター V型6気筒エンジンに加え、2リッター 直列4気筒ターボエンジンなど、多彩なラインナップを用意しています。
もっとも高性能なV8モデル「クーペSS」は、最高出力333kW、最大トルク617Nmを発揮します(日本仕様)。
米国ではさらにハイパフォーマンスな「ZL1 1LE」を設定。6.2リッター V型8気筒OHVにスーパーチャージャーを追加し、最高出力650hp、最大トルク650lb-ftを発揮する最速マシンとなっています。
なおGMでは、最終モデルとなるカマロ2024年モデルのうち、「カマロRS」および「カマロSS」に「コレクターズ エディション パッケージ」を設定します。
今回は、シルエットが確認できるティザー画像を数枚だけ先行発表。詳細については、2023年夏頃にカマロ2024年モデルと、同コレクターズ エディション パッケージの正式注文が近付いた頃、改めて発表される予定です。
※ ※ ※
GMでは6代目カマロの生産終了に際し、次のコメントを発表しています。
「現行型カマロに別れを告げるにあたり、すべてのカマロユーザーや、生産ラインの従業員、そしてシボレーのレースファンに対し、感謝してもし尽くせません。
後継モデルについてはまだ明かせませんが、これでカマロのストーリーは終わりではありませんので、安心してください」
GMでは、カマロのパフォーマンスの高さはシボレーブランドのDNAに欠かせない要素だとし、今後もEVなどを含め、爽快な走りを様々なモデルで提供していくとしています。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。