1億3000万円超えの伝統的スポーツカー出現! 米で落札されたド迫力顔のアメ車とは
世界的なオークションの「バレットジャクソン」にシボレー「コルベット(2023年型)」が出品され、1億3000万円を超える金額で落札されました。どのようなクルマなのでしょうか。
億超えで落札されたアメリカンスポーツカーとは
アメリカでおこなわれる世界的なオークションの「バレットジャクソン」では、カスタムカーやクラシックカー、特殊車両などさまざまなコレクターズカーが出品されています。
2022年4月にパームビーチで開催されたオークションでは、シボレー「コルベット(2023年型)」が出品され、日本円にして1億3000万円を超える価格で落札されました。
シボレーはアメリカに本拠を置く、ゼネラルモーターズの乗用車ブランドです。
コルベットは1953年にデビューした、アメリカを代表するハイパフォーマンス・スポーツカー。現行型となる8代目コルベットは、2019年7月に発表。従来の駆動方式であるFRから、MRに変更されたこともあり、これまでのロングノーズ/ショートデッキだったボディデザインから、ドライバーを中央に配したミッドシップのスーパーカーのようなスタイリングになっているのが特徴です。
日本では、2021年5月から納車が開始されていて、販売価格は1400万円からとなっています(2022年8月現在)。
通常モデルでは、6.2リッターV型8気筒エンジンが搭載、これに8速DCTが組み合わされ、最高出力490馬力を発揮します。サイズは全長4630mm×全幅1934mm×全高1234mmです。
今回出品されたコルベットは、コルベットのハイパフォーマンスグレードである「Z06」の電動オープントップモデルで、その初回生産モデルです。
新開発の5.5リッターV型8気筒エンジンLT6を搭載し、最高出力670馬力/8400rpm・最大トルク623Nm/6300rpmを発生します。このエンジンには新開発のフラットプレーンクランクシャフトが採用され、回転数を8600rpmまで上昇させることができます。
またこのエンジンは米国ケンタッキー州ボウリンググリーン工場内のパフォーマンスビルドセンターで、マスターエンジンビルダーによって手作業で組み立てられます。各エンジンのインテークマニホールドには、そのエンジンを作り上げたビルダーの署名が入ります。
組み合わされるトランスミッションは8速DCTです。
通常のグレードと比較してブレーキも強化。前370mm/後380mm径のローターを備えたブレンボのブレーキシステムを装備。有り余るパワーを路面へと伝えるタイヤは、前275/30ZR20、後345/25R21という大径・幅広のタイヤが設定されています。また、フロントで30mm、リアで40mm広いトレッドとなるため、フロントとリアのフェンダーを引き出しています。
その結果、ボディサイズは全長4688mm×全幅2025mm×全高1235mm、ホイールベース2722mm、トレッドは前1685mm/後1678mmとなりました。
このクルマの落札額は学生を支援するThurgood Marshall College Fundに寄付されます。
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今回チャリティーとして出品されたコルベットZ06 コンバーチブルは、100万ドル(約1億3400万円)で落札されました。
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