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2006年 08月 08日
逢魔の時刻に、彼は喪服を纏って登場した。
![]() 先日のKY限定ライヴのMCでは冗談めかして、 「KY追悼ライヴへようこそ!」 と、言っていた。 その言葉を裏書きするかの如き漆黒の衣装。 それまでそこは確かに、真夏の、野外の、酒臭く埃っぽい、野放図な、脳天気な祝祭空間だった筈。 しかし彼の登場によっていちどきに、なにかが色を変えるのが手に取るように。 これだから「吉井和哉」はやめられないんだよ。 人生懸けた遊びだよ、「吉井和哉」は。 思えば2000年の同フェスでは、イモイモしい青ジャージ姿だった。 「おまえは“エレガンス”ってもんをドブに捨てたのかよ」 と、雨に打たれながらちょっと泣いたものさ……。 ご存じのように吉井和哉は、夏を代表するかのような衣装=Tシャツがまるで似合わぬ。若い男だったらたいがいは普通に似合ってしまうその衣服に、事実若かった時分から、彼の体は馴染みませんでした。 それでも着ているのを見ると、 「頼むから襟がついてて袖が長い服を着てください吉井さん」 と言いたくなりました。 だがしかし、そうした日常的な衣服を拒絶する、どこかバランスの悪いその体型が実にどうも「ロックスター」であるというのも事実。 もしもこの人がTシャツとジーンズがこの上無くさまになる体型の持ち主だったら、イエロー・モンキーの音楽も吉井和哉の音楽も、きっと生まれなかっただろう。 そんな体をディオール・オムの黒いスーツに包んで、西に沈みゆく太陽を背に負って、吉井和哉は、少しばかりの陰影を引きずってステージに現れた。 『39108』からの曲、旧譜の曲、取り混ぜたセット。8月6日の太陽は完全に沈み、そしてやはり最後にミラクルは待っている。あんな凄まじい“LOVE LOVE SHOW”、こんな鳥肌立つ思いで聴いた“LOVE LOVE SHOW”、イエロー・モンキー時代にだって知らない。 「ラァブラァブショウ!!!」 の懐かしいコールがその場にいた全員の気持ちのタガを見事に外す。 ものすごい勢いで柵を乗り越え、フィールドをダッシュして、ステージ前のブロックに押し寄せてくる人、人、人。 みんなもれなく野蛮になって、みんなもれなく、頭がおかしくなっている。 ファン冥利に尽きるとは正しくこの瞬間の気分を言う。 こういう血の狂い方こそがロック。 こういうふうに人の血を狂わせる事のできる存在こそがロック。 つまり、今目の前にいるこの男こそロックスターで無くてなんなのだ、と思う。 2ブロック目の柵のすぐ後ろで観ていたら、もう、押される押される。パワステの筋少ちゃん祭りかこれは(笑)。一度挙げた腕が下におろせない。頭ひとつ低いすぐ前の女の子ががんがんジャンプして、彼女の頭が私の顎にがんがんぶつかる。だがみんな顔はへらへら締まり無く笑っていたり、ぼろぼろ涙をこぼしていたり、かく言う自分もいろんなもんがあっちこっちだだ漏れで、だだ漏れのまま奇跡の駄目押し、“バラ色の日々”へと世界は雪崩れ込む。 2月の大阪城ホールで聴いたそれとはまるで違う。 勿論、KY限定ライヴのそれともまるで違う。 なにが違うといえば「歌」の力が、か。 「夏場のフェスならではの祝祭モードによって、「イエロー・モンキーのカバー敢行」に対する一部ファンの嫌悪感・不信感を、まあ悪い言い方をするなら有耶無耶にしちゃいたい、という発想なのか」 とちょっと前に書いたが、だとしたらメガトン級の有耶無耶だろうこれは。いや、それ以前にその夏限りの「祝祭モード」なんてもんに「歌」そのものが遙かに勝利しているんだからもう手がつけられない。 喪の色の服を纏って現れた吉井和哉は、あのステージを一期としてなにかを葬ろうと決意し、そして実際葬り去る事に成功したのかも知れない、とは思うが、それが「吉井和哉」自身なのか、あるいは「過去のイエロー・モンキー」なのか、もっと別のものなのか、私にはよくわからない。 わかる事はただひとつ。 力を花を未来を歓喜を渇望し、誰を蔑ろにしてもなにを踏みにじっても夢を見続けていようとするのはなんのためか? それはただ「歌」のためなのだ。 「歌」そのものは、あのときあの場を共有したすべての人の血の中に、深く沈んで澱のように残る筈だ。 「吉井和哉」でも「イエロー・モンキー」でも無い、純粋な「歌」そのものが、彼を愛するすべての人のDNAに、永劫の傷となって残る筈だ。 これを経て、彼はどこへ向かうか。 12月28日が本当に待ち遠しいね。 (行けないけど・笑)
by red_95_virgo
| 2006-08-08 19:10
| 吉井和哉
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Comments(18)
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素晴らしいステージだったのですね、すごく伝わってきます。その場に居れなかった自分は損をしたような気持です(笑)
限定ライブではredさんを見つけられず残念でしたが、いつかお会いできる日が来ますよね。
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6日はお疲れ様でした&お世話になりました。
沈んでいく夕陽を感じながら、何かが起こるという予感に震えました。そして、そこから一気に狂乱の渦の中にダイブ!まさにそんな感じでした。 今、振り返ってみても、あの時のアタシはアタシじゃなかった・・・いやいや、本性剥き出しの“あれ”こそが本来のアタシなのかもしれない。プライドとか体裁だとか、そうゆうものをかなぐり捨てさせてしまう人ですね、ええ、あの方は(笑)。 ![]()
素晴らしいステージでした。登場した時点でのかっこ良さに腰が抜けそうになりました。
でも私には「なんかすごい、、」としか書けないけど、あの状況を冷静に、でも熱く的確に表現しているredさんの文に感動して、朝の7時に涙ぐんでいる私って、、、。 これからの吉井さんも楽しみです。 私としてはもっと楽に色々(イエローモンキーに限らず)カバーもやったりすればいいのに、、、と思っています。 ![]()
redさん、こんにちは。
レポ、待ってました(笑)。 私も、2ブロックの柵付近にいましたので、近かったのかもしれませんね。 それにしても、体当たりでしたね、ロッキンでの彼。 イエロー・モンキーでもYOSHII LOVINSONでも吉井和哉でも、どれでもいい、「歌」と「彼自身」さえあればいい、という気迫がひしひしと伝わってきましたし、それを証明してくれたステージだったと思います。 これからの追悼フェスライブ、追悼全国ツアー、12/28ひじょーに楽しみです。でも、あのようなステージを年末までずっと続けてたら、壊れてしまうんじゃないかとちょっと心配ですが。。。 でも期待ですね。 ![]()
門外漢ながらきわめてうきうき拝読いたしました。ビート・クルセーダーズの生顔はライブでしか見られないってことで、この前の広島のセッドストックを堪能したのは残念ながらワタクシではなくてムスコでございます。
ええ、もちろん吉井さんも。お友達がいらっしゃるでしょうが、こちらではお盆あたり2週連続で放送があるようです。どうかなら、お声をおかけ下さいまし。 イエモンのCDを持っているというだけのワタシもレッドさんの言葉に煽られつつ上の写真にはかなりしびれました。決定的にやばい佇まいでございます。 今朝TVでクドカン氏が、さすがに暑すぎて(革ジャンじゃなくて)浴衣にしたと仰っていました。 ![]()
6日はおつかれさまでした!楽しかったね~。
前日電話までして散々脅しちゃったけど(笑) 予想外にすんなり会えたし、予想外に激暑でもなかったし、幸いでした。てか脅しすぎた?(笑) ま、あの日が特別だったんでしょうね、すべてにおいて。 「ファン冥利に尽きるとは正しくこの瞬間の気分を言う。」 ああ、ほんとその通りです。こんなに筋肉痛になったライブは人生初めてでした。
>sallyさん
とりわけ吉井和哉については非常に近視眼的な言葉を吐き散らしているなあ、と書いたそばから恥じ入るばかりなのですが、「すごく伝わってきます」というお言葉、本当に嬉しく受け止めさせていただきました。ありがとうございます。 どれほど愛するアーティストであっても、幸福な気持ちで立ち会える場と立ち会えない場が、どうしても出てきてしまうかと思います。それも縁といいますか、巡り合わせだよなあと感じますし、それも含めて、「対象を愛する」という事かなと思います。秋のツアー、どこかの会場でsallyさんとお逢いできる事を祈っております。
>リン
TBありがとうございます。 RIJFは一応「モッシュ・ダイヴ禁止」というルールを設けているので、もしかして“LOVE LOVE SHOW”のあの突発事態にめんくらって、「怖い」と思われた方もいるかもしれないな、とあとで思いましたけど、でも生身の人間の体がぶつかりあう場ってひとつ間違えば命の危険も生ずるわけで、その「死ぬかも知れない」という気分が、そもそもロック(のライヴ)というものの本質じゃないかとも思うのです。 「死ぬかもしれない」という恐怖、 日常ではありえない「自分」と直面する機会を一度でも味わってしまったら、たぶんもう、後戻りがきかなくなるんですよね(笑)。 それこそがたぶん、ロックなんですね。
>tamaさん
コメントありがとうございます。 大トリの永ちゃんは麻の白スーツ(ノータイ)でこれも大変に粋でしたが、その直前にダークスーツにきっちりタイを締めて現れた吉井和哉の、真夏の野外フェスにさりげなくアンチを突きつけるようなエレガンス──本当に私も腰が抜けました(笑)。 ああいう事を平然とかましてくれるから、吉井和哉のファンをずーっと続けているんだな、という気がします。 イエロー・モンキーは素晴らしいバンドでしたし、いまだに、そしてこれからも、吉井和哉にとっての「長い鎖」であり続けるのだろうと思います。 でも、これだけ力のある「歌」がそのイエロー・モンキー時代に生み出されていた事、そしてその「歌」が「イエロー・モンキー」ではない場で演奏されても、ここまで異常に熱い支持を生むのを目の当たりに出来た事、かつてイエロー・モンキーのファンであった者としては、この上無い誇りに感じます。
>ramunolovesongさん
私、吉井とエマの中間ぐらいの位置の、2ブロックほぼ最前におりました。わあ、お近くだったかも知れない! 嬉しい奇遇かも! 直前にセットリスト変えたという話が『39108』公式ブログにも書かれていましたが、関係者のお話によりますと、どうやら当初は“バラ色の日々”は演奏しないで終わる予定が、急遽演奏するという事になったみたいです。 ものすごく正しい選択だと思います。 吉井和哉のロックスターとしての嗅覚の正しさが、あのときあそこに表れていたなあと感じます。 そりゃあ渋谷陽一が「最高だよ」と言うわけですよね(笑)。 この野性の勘を磨きつつ、それが導くままに、ガンガン進んでいってほしいと思いました。ツアー、オニのように楽しみですね(笑)。
>あきらさん
いえいえ、イエロー・モンキーのCDを持っていてくださるという時点でもう、門外漢なんてとんでもないですよ! どうもお買い上げありがとうございます(笑)。 息子さんは、SETSTOCKでヒダカさんのナマ顔と一緒に吉井和哉の“LOVE LOVE SHOW”も経験されたという事なんですね。くそう、なんて贅沢な! 自分も金があったら行きたかったです。いや、夏フェス全部行きたかった。自分の夏はある意味8月6日で終わったような気が(笑)。 吉井さん、だいぶじじいっぽくなりましたが、こうした装いを確信犯的にされる辺りがまだまだ結婚詐欺師現役だなと感じます。一瞬、『時には父のない子のように』の蔵之介さんのビジュアルがかぶったりなんかしました(笑)。
>なぁ
昨日フェスのオフィシャルHP見たら、3日間通して「最高気温32度」だったので、ちょっとびっくり。お電話で脅された限りでは、 「ああ、きっと体温と同じ36度ぐらいあるんだよ現地は。絶対死ぬよ……」 と思って、冷やし関係の準備は怠りなくしようと決意したけど、全然だいじょぶでしたね(笑)。全員つつがなく終わりを迎えられて本当に良かったです。 しかしまさか吉井さんのライヴで筋少状態になるとはなあ。 あれが2時間続いたら結構厳しかった(笑)。でも、すごく嬉しかった。 ![]()
私も、思いました。バラ色は予定外だったと。
リハもしてなかったからだろうか、バラ色の歌いだしのキーが2度くらい低かったように思います。そのせいでエマのギターの音がずっと合ってなかったのですが、かえってその方がハプニング性あって、うれしく、ほほえましく思ってました。っていっても、一緒に騒いで叫んでひどい姿でしたが・・・。 大阪城ホールのバラ色は、実際に聞いてないのでなんともいえないのですが、KY限定のバラ色のときはご褒美的に歌ってくれてる気がしました。(もちろんうれしいんだけど♪) でもでも、RIJF2006では、歌が彼を歌わせたんだと思います。もう、自分の中ではあれを見れただけでミラクルです・・・。「歌の力」のすごさを感じました。ほんとに、あの時は、歌に生命が宿ってましたよね。。。 あ、私も吉井エマの中間あたりの最前列でした。袖振り合ってたかもしれませんね。今度はお会いできるといいですね。
>ramunolovesongさん
ひゃー。おそらく、びっくりするほどお近くだったと思われます(笑)。 昨日もお友達と話していたのですが、吉井和哉って、イベントとかフェスといった、 「周囲は必ずしも自分の味方ばかりではない」 という場所に立たせると、いきなりなにかのスイッチが入る感じしますね。 ひたちなかではビークル終わった途端、潮が引くように客がいなくなり、私も見ていて 「よ、吉井和哉なのにこのスカスカっぷりはなに!?」 と不安になりましたが、そうした逆境であったからこそ、黒スーツで伏し目がちに登場した瞬間のあのオーラだったのでしょう。 やっぱり吉井和哉も、吉井和哉の歌も、イージーな道ではなく、茨しか生えない荒野を血塗れの足で歩いて初めて、幸福になれる類のものなんですね。
うちもK+Yアトリエ追悼イベントでもやろうかしら?
ああ、ひたちなかうらやましいです・・・。
>boro9239さん
ひたちなか、奥様・お子様ご一緒に、ぜひ! スタンディングゾーンでライヴを観るも良し、音楽を聴きながらキャンプ気分でまったりするも良し、小さいお子さん向きのアミューズメント施設もあるし、夏の野外のあの強烈な日差しを防ぐ対策を工夫すれば、一日たっぷり楽しめるところです。 東京から適度な距離があるというのも、行くのめんどくせえなと思いつつ、ちょっとした旅行気分に浸れたり(笑)。 “LOVE LOVE SHOW”では、シートゾーンで座って観ていた矢沢目当てのお客さんも思わずステージ前へダッシュしてしまった、なんて現象もあったそうです。2ブロックで見ていても、スペインの牛追い祭りみたいな状態がいきなり始まってました。本当にすごかったです!
来年は今よりずっとひたちなかに近く行きやすい場所に引っ越す予定なので、今度こそ!と思ってます。もちろん歌を子供にそろそろ仕込んでおきます(笑)
>boro9239さん
来年も、今年みたいに夏フェスいっぱい出てくれるとよいですよね。RIJF出演がまた当分無し、とかいう事になんないよう祈ります。 今年の年末のカウントダウンジャパンには、なんとなーく出てくれそうな気がしないでも無いのですが……口説いてくれ渋谷陽一(笑)。
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