カテゴリ
プロフィール ごあいさつ tv movie 筋肉少女帯 吉井和哉 北村一輝 佐々木蔵之介 北村有起哉 堺雅人 music theatre book art 長唄 らくご アストロ球団 新選組/新選組!/新選組!! 天地人 おでかけ works 石のあとさき。 腰巻横町便 蓬屋日月抄 占い猿 バトン格納庫 お知らせ 最新の記事
以前の記事
最新のコメント
丼の外へGO!
お気に入りブログ様
Step by Step photologななお 男爵の戯言 七織ノ記 爆裂ボケ日記〜ボケてるつもりはないっ! my favorite things. 裏座敷 蛇果 素敵サイト様 ★ぷらぷら歌劇団R★ 群青色 山南敬助 赤心記 流血スタヂアム まだまだ終わらなーい! アストロ球団 Shinsengumi Express!! 新選組!!ロマンチ!!!サイト!!!! 筋肉少女帯大情報局 筋少の大ブログ 猿でも作れ〜る! 『新選組!』サブキャラ占い! 貼っておくと良いらしい! ![]() WRITE ME! レッドへのご連絡は、 lantianjing★gmail.com までどうぞ。 (お手数ですが★を@に変えてください) 検索
ブログパーツ
フォロー中のブログ
記事ランキング
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
2005年 08月 28日
まだまだ「秋」と言い切るには暑過ぎる日々が続いておりますが、朝晩の空気は既に、其処は彼と無く次の季節の到来を感じさせるようです。
今夜は、日比谷野外大音楽堂でZAZEN BOYSのライヴを観てきました。 野音は家から1時間弱、東京のど真ん中で野外フェス気分を楽しめるナイスな会場です。 野音のなにがいいかって、 「音楽を聴く」「酒を飲む」 の2つだけ考えていれば良いという事です。 ビールをしこたま飲んでおしっこに行く。おしっこの最中も、外から音楽はガンガン聞こえてくる。スッキリしたら新しいビールを買って席に戻る。音楽を聴く。しこたま飲む。以下繰り返し。 素晴らしく無駄が無い! さてZAZEN。 私は今日が初です。 考えてみれば野音に来るのも、ナンバーガール以来でした。初ナンバガが野音、初 ZAZENも野音。うーむ、なにか勝手に因縁を感じます。 ZAZEN BOYSは、「向井秀徳情報」によれば、「法被を着たレッド・ツェッペリン」を標榜しているのだとか。 といった事も今調べて仕込んだ情報で、とにかく今日野音に向かった時点では、ファーストアルバムの音とビールしか私の中には入っていなかった。 「変拍子だから乗りにくいよ」という話は同行した向井loverローズさんから聴いていたものの、だいたいそういう変則なバンドを好きになりがちな人間なので、なんの問題もございませんでした。 客の90%が幼稚園のおゆうぎみたいな同じ振りを繰り返すライヴなどよりは、変拍子の釣瓶打ちに為す術も無く立ち尽くすライヴのほうが、どれほどか素敵だろう。 ま、曲名とかなんにもわかんないのですごく大雑把な印象のみに留めますが。 「法被を着たレッド・ツェッペリン」てのは伊達じゃなく、楽器を持つ人ならでは(そうじゃない人も多いけど)の獣的な勘だけがステージを支配する、その見えないテンション込みで、しかも笑いながら楽しめる、とても良いライヴでしたよ。 向井秀徳さんを生で拝見するのは2003年夏、川崎市市民ミュージアムで観た「無戒秀徳アコースティック&エレクトリック」以来。 なんだか向井さん、ナンバーガールの頃に比べて格段と色気が増したような気がするの。 ビジュアルがあれだから(笑)「色気」とかいうものははなから期待してないのに、ライヴで観るこの人はすげえ色っぺえ。 性的なムラムラを感じさせるのです。 特に今夜は、そのムラムラがなんだかナンバーガール時代よりも激しいように見えた。 その大きな要因は、向井さんの左でギターを弾いていた人にあったと思う。あくまで私のビジョンを通して、ですけども。 吉兼聡さん、というらしい。 プロフィールは殆ど不詳。30過ぎだというが、そうは見えない小柄でつるんとした女顔、というか童子顔の青年。ストラップ短めのギターを淡々と、或いは狂おしく掻き鳴らすその右腕には、ビジュアルとはまったく不釣り合いな一面の刺青。 ひどくアンバランスな人である。 そして、ひどくわかりにくい人である。 一挙手一投足がどこか揺らいでいて、不安で、揺らぎがあるという事はつまり色っぽいという事だと私は信じているから、吉兼さんがステージに現れた時から、ちょっと目が離せなくなってしまったのです。 ま、一言で言えば「萌えた」という事なのであるが(笑)。 ライヴの途中で向井さんは吉兼さんに、羞恥プレイと言っても良いような無体をいろいろと強いるのですが、吉兼さんはそれを拒否するでもなく(ギターで拘束されてるから拒否したくても出来ない)諾々と従うばかり。 一見為す術も無く無抵抗に見えて、明らかに向井秀徳を煽っているのだこの人は。 そこに居るだけで向井秀徳の嗜虐心をつつきまくり、結果それがZAZENのライヴになんらかの力をもたらしている、ように思う。 吉兼さん本人は自覚無いかも知れないけれど。 ……なんて印象をライヴ後に漏らしたら、どうやらやっぱり吉兼さんに萌えているファン人口は多いそうなのだ。 ええ、その気持ちすごくわかる(笑)。 ええと、よこしまな話に逸れてしまいましたが。 ともかくもZAZEN BOYS、放たれる熱波の隙間から冷えた三白眼で射殺されるような、凶暴で繊細なパフォーマンスに魅了されました。 そして、そのおおかたを、コンダクターとしての向井秀徳氏の力と才能とチャームに負っているように思いました。 これでも当初に比べればこなれてきたほうだとローズさんはおっしゃいます。 であればこの先、このバンドは何処まで行くのか。 ちょっと空恐ろしいような気さえします。
by red_95_virgo
| 2005-08-28 22:28
| music
|
Comments(6)
![]()
昨日はご一緒できて、そしてやっとレッドさんにZAZENを観てもらえて大変に嬉しかったです。
まあ「こなれた」というよりはやはり夏の野音というスペシャルな場ゆえの和んだムードがあったのだと思います。スタンディングのライヴハウスですともっとグルーヴ地獄の鬼ライヴですから、よろしかったらまたぜひ。 誰もが致命的ダメージと思った前ドラマー脱退からわずか8ヶ月、向井さんの意地と執念とジャイアン魂は結局だれと組もうと変わらないのだなと痛感、その上でなお今のZAZENはバンドとしての必然性があり、バンドとしてのロマンに溢れ、改めて美しいバンドだと思いました。 レッドさん、やはり吉兼さんにキましたか(笑)。ZAZENファンにとってもいまだ謎の多い人ですが、それも含めて彼に萌えまくる人々が集う場所を、じゃあのちほどお教えいたしましょう(笑)。あとセットリストも。
0
>ローズ
このたびはチケ取りから音源その他のレクチュアまで、幅広いケアをどうもありがとうございました。またライヴ行きたいですがスタンディングは自信無いですから後ろでおとなしく観せていただきます(笑)。 向井さん、ビジュアルはリアルのび太だと思っていましたが、実はとてもジャイアンな人で、メカラウロコでございました。堺雅人と同い年(誕生日12日違い)というのもつい最近知りまして。同じ頃、同じ九州の地で彼ら2人は育まれていたのかと思うとなにやらこれまた因縁を感じます(笑)。 向井さんとくるり岸田さんのラジオ対談起こしを読んだら、「吉兼さんは変わった性癖の持ち主」であるとの事。 変わった性癖……変わった性癖……変わった性癖…… ダメだ気になってなにも手に付きやしねえ! 今日仕事無くて良かった(笑)。
前に向井さんと彼のファンを自認する椎名林檎がセッションしている番組を見ましたけど、ほとんど奇跡的なすごい番組でしたねえ。あまりの生々しさに、見てはいけないモノを見てしまったような・・・
>boro9239さん
それは『僕らの音楽』ですね! はい、録画して保存してございます(笑)。 林檎さんも以前から好きなので、二人のデュエットのエロさにはしびれました。開口一番、 「あなた美人やね」 とぶちかます向井さんもすごくいいです。 ![]()
向井LOVERの私ですが「僕らの音楽」、見終えたら両手のひらがじっとり汗ばんでいたほどいろんな意味でスリリングでしたねえ。
椎名さんはやはり幾多の女性アーティストとは全てが決定的に“違う”。他人の曲でも刃物を突き立てるように切り込んでくる歌の説得力、対談中の表情、仕草、一挙手一投足が。あの佇まいで「夢は再婚」「2人目は女の子が欲しい」「女ですから」って、熱烈なアプローチだな(笑)。それを受けるでもかわすでもない微妙な距離感でもって会話を進める向井さんも素敵。「左様か」ってのにもシビれた(笑)。まあ、サービストークってのもあるんでしょうが、地上波であれだけやってくれればもう満腹です。 今まで聴いたこともないようなムードのデュエットだったし、やっぱ二人とも圧倒的に普通じゃない!と思いました。
>ローズ
『僕らの音楽』における林檎さんのアプローチ、ある意味向井ロックオン、完璧に落としにかかってるような感じすらございましたね。 林檎さん&むったん、結婚しちゃえばいいのに……って他人事だから気軽に書いちゃいますけど。そしたら2人目の女の子はむったん生き写し(笑)。 JAPANフェス特集号のZAZENのお写真ご覧になりました? むったん&カシオにも萌えたけど、ヒストリーのページの吉井さん(グラサン&青ジャージ)が最強でした。あああ……。
|
ファン申請 |
||